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ガンガン・2月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンの感想を書きました。

娘の中学受験の本番がスタートして、結構バタバタしています。
ひとまず1校合格が出て進学先は確保できたので、ちょっとホッとしているところではあるのですが。
2月の半ばくらいまでは更新が遅れ気味になるかもしれません。

では、ガンガンの総評です。
面白かったのは、無能なナナ、裏世界ピクニック、黄泉のツガイ、など。
全体的に割と面白く読めました。

今月号で「異世界チートブレイカーズ」が最終回となっていて、ビックリしました。
ただ、先月の段階で予告は出ていなかったものの、あまりに展開が雑に見えたのは打ち切りが決まっていたからなのか、とちょっと納得出来る部分もありました。打ち切り直前になるとたまに作者がいろいろぶん投げてくる場合があるので、この作品もそうだったのか、と。
この作品の打ち切り原因は割と明確で、異世界転生してきた転生者が世界を無茶苦茶にしてしまったから元の世界の人たちが立ち上がる、という設定をほぼ活かせなかったからだろうな、と思っています。無法者たちと戦うファンタジーバトル漫画と区別がつかなくて、個性がなかったな、と。敵が転生者である理由も意味も読んでいてあまり感じなかったです。
とりあえず、同じコンビによる連載はもうないだろうと思います。

今月号からの新連載「鬼殺しの我道再演」。
特殊能力が一般的になった世界で、悲劇を回避するために記憶を保持したまま過去に戻って人生をやり直す青年の物語、となっていました。
私が知っている作品の中では「ラグナクリムゾン」「貧乏令嬢の勘違い聖女伝」辺りと同じ、悲劇を回避するために2周目の人生を頑張る系の話でした。なろう系の話でもこういう設定は多いのではないかと思うので、その辺りにあまり個性は感じませんでした。
ただ、絵がものすごく上手いな、とは感じました。アクションシーンは迫力がありましたし、かなり描き込んでいるけどゴチャゴチャして見えないのは凄い技術だな、と。
絵の力でもしかしたら化けることもあるかもな、と感じましたが、しばらくは様子見な感じです。

では、ここから全作品感想です。

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秋アニメ・ドラマ 総評 [日常]

今期は全体的に小粒だった印象でした。

アニメ

ラグナクリムゾン
始まる前から個人的期待値高めの作品で、結果としてもかなりいい出来になっているな、と感じています。
あまり話題になっていないのが寂しいところですが、原作に忠実で、話としていいペースで進んでいると思います。
声は全キャラ合っているのですが、中でもスライム先輩は素晴らしいな、と感じました。原作を読んだとき以上にスライム先輩が好きになってしまいました。
他にも、アルテマティアとウォルテカムイは想像通りのキャラまんまという感じでよかったです。
2クール目にも期待しています。

アンデッドアンラック
ジャンプ系の作品はアニメになるとすごく面白くなる場合があるので、コミックスは買っていないものの、見るだけ見てみようと思って見てみました。
悪くはないけれど……そこまで面白いと思えなかったのは原作同様でした。
絵は割と動いていましたし、声も割と合っていたので、原作が好きな人なら楽しめるのかな、と感じました。

鴨乃橋ロンの禁断推理
これもやはりジャンプ系の作品であることと、推理物は基本的に好きということがあったので、見てみることにしました。
頭が切れるけれど犯人を死に追いやってしまう悪癖と過去の罪のせいで推理を禁じられた探偵と、バカ正直系のへっぼこ刑事のバディもので、推理がメインというよりキャラ同士のやり取りを楽しむ系の話かな、と感じました。
推理は結構大味な感じでしたし、シャーロックホームズとモリアーティ教授の因縁を話に絡めてくるのはちょっとベタすぎるなぁ、と思うところもあって、つまらなくはないけれどそこまでハマれませんでした。

カミエラビ
ヨコオタロウさんが原案のオリジナルアニメということで見てみました。
ニーアシリーズが割と好きだというのもあり。
選ばれた神候補に特殊能力が与えられ、お互いに協力し合ったり殺し合ったりする流れは「プラチナエンド」みたいだな、と思ったものの、候補者の持つ特殊能力に結構個性があったり、序盤で死ぬと思っていなかったキャラが死ぬなど、ヨコオタロウさんらしい、いい意味での胸糞悪い展開はそれなりにありました。
ただ、アニメだけで話は完結せず、どうもゲームにつながる展開のようです。
「.hack//」シリーズみたいなことをやろうとしているのかどうなのか。
アニメだけで話が完結しないなら、見なくてもよかったかな……というのが正直なところでした。

薬屋のひとりごと
原作やコミカライズ版がかなり人気だと聞いたので、見てみることにしました。
中華風後宮物語ではあるのですが、出てくる単語が平安時代の宮中っぽいものが多く、その混ざり具合がちょっと肌に合いませんでした。
毒物に関連する一連の推理に関しても、白粉に鉛が入っているとか、乳児にはちみつを与えていけないとか、それなりに一般的な知識を作中でどや顔で語られてもな……と感じることが多く、あまりハマれませんでした。
話のテンポは割といいのですが……

葬送のフリーレン
アニメ放送前からかなり話題になっていたので、見てみることにしました。
話自体は面白いのですが、思っていた以上に話の起伏が少ないので、アニメとして大丈夫なのかな?、と思うこともありました。
タイトルの意味が出てきたときなどは、素直にすごいなぁ、とも思いましたが。
面白い、面白いんだけど言われるほどかなぁ……という感じで、期待値が高過ぎになってしまったようにも感じました。

放課後少年花子くん
15分アニメで全4話と短かったですが、作品自体は結構楽しめました。
本編を知っていることが前提ではありますが、気楽に見ていられましたし、楽しめました。
本編の続編制作が決まったとのことで、その告知のための作品だった感じがしないでもなく。

SPY×FAMILY 2期
超人気作品の安定の2期目ということで、安心して見ていられました。
話のテンポがいいのに加え、絵も非常によく動くので、見ていて楽しかったです。

東京リベンジャーズ 天竺編
もっと話題になってもいいはずなのに、あまり話題に出て来ない第3期。
天竺との決戦に向かうときにОPが流れたところは、ものすごくいい演出で鳥肌が立ちました。
最後が非常に中途半端なところで終わってしまっているのはいつも通りなのに、続編予告がなかったのがちょっと怖かったです。
なんやかんやで今期1番面白かったのに、あまり話題にならず残念でした。

Dr.STONE 3期
大型船で旅立った先の島で石化装置の奪い合いを制するところまでが描かれていました。
話の進むペースなどなどいい感じで、この作品も安心して見ていられました。
第4期の制作も発表されているので、今から楽しみです。

ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 2期
一応1期を見ていたことと、コミカライズ版の連載が終わったことで話として完結するのかどうかを確かめるために見てみました。
1期のディビジョンにナゴヤとオオサカが加わったので、序盤は各ディビジョンの掘り下げと新ディビジョンの紹介のような感じで、話が動いたのは後半になってからでした。
今期はディビジョン同士のバトルというより共通の敵を全員で倒しに行こうという感じで、その辺り目先が変わっていたのはよかったのですが……話としては完結していませんでした。話としてキリよくはなっていましたが、続編はまだいくらでも作れる終わり方でした。
ファンでないなら見なくてもよかったな……というのが正直なところでした。
全員で歌うОPは素晴らしかったです。

魔法使いの嫁 2期
そこまで期待していなかったものの、フィロメラ編は結構楽しく見られました。
最終盤でバックに歌が流れながらチセが戦うシーンの出来はものすごくよかったです。
この作品、普段は話が平坦なのですが、最高潮で盛り上がる時の演出が神がかっているので、ついつい見てしまいます。

るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-
原作を余すところなく京都編直前までアニメ化していたところは素晴らしかったです。
まさか読み切り版の話までアニメ化するとは、と。
ただ、作画の出来があまりよろしくなく、剣心の顔おかしくない?、と思う個所が結構ありました。
まぁ、この作品の本番は京都編からだと思うので、ここからに期待しています。


ドラマ

ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~
クリスマスイヴの1日に起こった出来事を3つの視点で見ていく話ということで、ゲームの「街」「428」みたいなのをドラマでやるのかな、と思って見てみました。
……やりたいことはわかるのだけど、大して面白くないなぁ、と思いつつ一応完走はしました。
記憶喪失の男編は主人公が記憶喪失なだけあって話がつかみにくく、ニュースキャスター編はよくある特大スクープ狙いのキャスターの話で面白みがなく、レストラン編はシチュエーションコメディ的なものを狙っているのかもしれないけどいろいろ空回りしているな、という感じで、3つの視点でどれも惹かれる部分がないというのが致命的でした。
3つの話の登場人物が所々でニアミスしたり関連性が出てくるのも定番演出なのですが、それがもう都合のいい偶然に見えてしまいました。
いまひとつでした。

トクメイ! 警視庁特別会計係
とある警察署で月20%経費削減を実行するために派遣された会計係の話。
経費という面から警察を描くという切り口が非常に面白かったです。
捜査で使ったタクシー代などは普通に経費になるとわかるのですが、いかがわしい情報屋との交際費とかキャバクラ代も経費請求してくるところなど、素直に面白くて笑えました。
全体的に作品のノリも軽くて、気楽に楽しめる刑事ドラマでした。
最後の最後まで経費に関する話で通してきましたし、意外なところに黒幕がいたりもして、続編作られないかな、と思うレベルで好きでした。
また、JPさんの演技が結構上手いな、ということにもちょっとビックリしました。

パリピ孔明
アニメ版は見ていないですし、原作も知らないのですが、孔明を向井理さんが演じることが面白そう、と思って見てみました。
実際、向井理さんの振り切った演技が最初から最後まで面白かったです。
他のキャスト陣もバカバカしいことを全力で演じていてよかったです。
登場するアーティストも本職の方々を連れてきていて楽しめましたし、登場人物同士の掛け合いとか、いろいろ楽しかったです。

コタツがない家
ウェディングプランナー会社の社長としてバリバリ働く女性の家族は、11年新作を描いていない漫画家の夫、別の大学に行きたいからと指定校推薦の面接で暴言を吐いて不合格になった高校生の息子、詐欺に騙されて家と全財産を失ったという父、というダメ男だらけ。その中で紆余曲折ありつつ家族というものを考えていくホームドラマ。
とにかく主演の小池栄子さんの演技が上手いのと、周りのダメ男たちも憎たらしいけど憎み切れないギリギリのラインを保っていて、どこがおもしろいのかわからないけど毎週見てしまう、という不思議な魅力がありました。
いい意味で話の着地点が見えなかったのもよかったです。

ブラックファミリア~新堂家の復讐~
芸能界を目指してとある有名オーディションで特別賞を獲った少女が、自分の誕生日に自らが通う高校の屋上から投身自殺してしまう。絶対に自殺ではないと思った家族は、とあるお金持ち一家が娘の自殺に関与していたのではないかと感じ、一家に潜入して自殺の謎を解き明かそうとする。
序盤は「パラサイト 半地下の家族」みたいだな、と思ったものの、少しずつ自殺の謎に迫っていく流れは素直に引き付けられました。
話の終わり方もちょっと特殊で、最後まで目が離せなかったです。

ゼイチョー~ 払えない にはワケがある~
とある市の税務課に勤める人たちの物語で、様々な理由で滞納している人たちから税金を徴収していく話。
話の構造としては「シッコウ!!~犬と私と執行官~」と似ていて、税金を滞納しすぎて強制執行で差し押さえに入るけれど、なんやかんやで滞納者が拒否して困る。でも、最終的にどうにかなる、という感じでした。
ただ、最終的に話は別方向に向かって行くので、これはこれで楽しめました。
主演の菊池風磨さんは自分の演技があまり上手くないとわかっているからなのか、必要以上にキャラに緩急をつけている感じではあったのですが、これはこれで悪くないかな、とは思えました。
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ゼロサム・2月号感想 [スクエニ]

本日はゼロサムの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、ボクラノキセキ、神作家・紫式部のありえない日々、悪の華道を行きましょう、など。
全体的に悪くない感じでした。

今月号で最終回だった「金色のコルダ スターライトオーケストラ-COMIC-」。
ゲームをプレイしていないので知らなかったのですが、現時点でメインキャラの半分も出てきていなかったというのを終盤の6Pで初めて知って、あぁこれもう完全な打ち切りだったんだ、と改めて感じました。先月の段階では、今やっている話の新キャラ2人を加えてメインキャラが揃う感じなのだとばかり思っていました。
ゲームのサービス終了でこんな中途半端なところで終わるというのは、コミカライズ担当的には結構きつそうな気がします。
ただ、連載自体はかなり安定していたので、コミカライズ担当の八橋さんは別作品のコミカライズ担当とか原作付きとかで再登場はあるかもな、という気がします。

今月号で「魔法使いの約束」の作画担当が変更になる、という告知がありました。
アニメ化企画があるのにコミカライズ版がずっと休載していることに対して、かなり早めに手が打たれた感じがしました。
これまでのコミカライズ担当だったシノノメウタさんのバージョンは今月号で終わり、5月号に新担当の仲村柴太郎さんバージョンのプロローグが掲載されるそうです。
ここでよくわからないのが、話を引き継ぐのか仕切り直すのか、という部分。
5月号に掲載されるというプロローグでシノノメウタさんが描いた部分のダイジェストが描かれて、6月号から話として今月号の続きから描かれる……というのが順当なところだとは思うのですが、最初から仕切り直すというのもあり得ると言えばあり得るのかなぁ、と。

それにしても、連載途中で作画が変更になるっていうのはこれまで見たことがなかったので、ビックリしました。超特殊事例の「キャタピラー」で作画の方が亡くなって作画交代になった、という例があったくらいではないか、と。
「ひぐらしのなく頃に」「魔法科高校の劣等生」など、並行連載するために各章で作画が違うとか、「博多豚骨ラーメンズ」みたいに、一旦コミカライズが終わったと思ったらアニメ化で復活するに当たって作画が変わるとかはありましたが、連載途中で変わるっていうパターンはなかったなぁ、と。
「ツキウタ」などは最初のコミカライズが連載継続不可能で打ち切り扱いとなって、作画を変えて改めて連載となったときに作画が変わったというのがありましたが、このときは仕切り直しの連載だったので、この形式に近いのなら「魔法使いの約束」も仕切り直しの連載なのかな、と思ったりも。
とりあえず、5月号を待ちます。

では、ここから全作品感想です。

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ガンガンJOKER・1月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンJOKERの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、龍とカメレオン、ヴァニタスの手記、虎とお団子、など。
今月は雑誌が厚くて読み応えがありました。

今月での最終回作品1作目「サキュバスとはじめる真剣交際」。
ハッピーエンドではあったのですが、義起は人間のまま&心は悪魔のままで、種族の違いについてはおいおい考えていけばいいみたいな問題を先送りにしただけENDに見えてしまって、いまひとつ終わり方には納得できませんでした。
最終回でキッチリやることやってたのは作品的によかったと思うのですが……
とりあえず、次回作があるなら原作は確実について来るだろうな、と思います。

最終回作品2作目「ミツドモエ▽生徒会長ズ」。
打ち切りで何かはっちゃけてしまったのか、3人の生徒会長候補の誰に白星が投票したのか明かされない&1年後白星が生徒会長になっている、という超展開でした。
オチもギャグマンガとしてなら許されるのかもしれないけど、こういう終わり方なのか……という急遽用意された感じで、いまひとつでした。
2作品連続打ち切りとなったので、次回作があるとしても原作付きとか読み切りからとかになる気がします。

今月からの新連載「ごっどくん」。
親の意向で子役をやらされていた女の子・リリアンが不慮の事故で死んでしまうものの、神の力で不老不死となって生き返り、自分を不幸にした大人たちに復讐していく話、となっていました。
神・ごっどくんがなぜリリアンの命令通りに力を行使するのか、という理由付けがちょっと弱いかな、とは思ったものの、可愛い絵柄でダークな内容というのもあり、割と話に引き付けられました。復讐系でのスカッとする感じもよかったです。
今後の展開としては、最終的にリリアンにしっぺ返しが来る展開になりそうなので、その辺りどうなるかも見守りたいです。

今月掲載されていた読み切り「虎とお団子」はなかなか面白かったです。
「繰繰れ!コックリさん」を連載していた遠藤みどりさんの読み切りなのですが、世界観の説明が一切なく、人の言葉を話して二足歩行する虎と両腕のない女の子の日常から戦いまで、いろいろな部分を察して理解しろ、という最近ではあまり見ない作りの話となっていました。
読み切りや連載の第1話の冒頭では大抵ザックリとした世界観の説明とキャラ紹介があるものですし、それが現代の話ではないならなおさらなのですが、この作品に関しては、もう本当に断片的な情報から理解してついて来い、という尖った作りで。話の系統は違うものの、高河ゆんさんの作品に近いものがあるかな、と感じました。
ただ、それでもちゃんと読ませてくれるところが作者の凄いところで、これはこのまま連載しても面白いだろうなぁ、と思いました。

今月号で「賭ケグルイ」がしばらく休載に入る、と告知がありました。
今月号で完結した過去編までが予定されていた話で、ここから先は話を練り直すようです。
なので、会長との戦いがどうなるのかとか、そこで最終回になるのか新展開になるのか、その辺りもまだ決まっていないようです。
休載後に新章に入る、とは書かれていましたが、最終章に入るとは書いていなかったので、最終回になるというより第2部に入るとかで話が続いていく可能性の方が高いのかな、という気がします。
個人的には、スパッと終わっておいた方がいいような気はするのですが……

では、ここから全作品感想です。

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Gファンタジー・1月号感想 [スクエニ]

本日はGファンタジーの感想を書きました。

以前にエッセイで、コミックスに帯がなくなったらそれはもう打ち切りカウントダウンの最終段階に近い、と書いたのですが、ここ最近そうでもないぞ……という状況が出てきています。
例えば「オウルナイト」の3巻とか「めざせ豪華客船!!~船召喚スキルで異世界リッチライフを手に入れろ~」の3巻には帯がなく、これもう打ち切りが近いのだろうなぁ……と思っていたら、「オウルナイト」は4巻で帯が復活、「めざせ豪華客船!!~船召喚スキルで異世界リッチライフを手に入れろ~」は今月巻頭カラーだったので、どうも打ち切りの雰囲気はないなぁ、と。
ただ、そもそもこの例に挙げた2作品は店売りでコミックスが見つけられなくて通販で買ったら帯がなかったので、通販だと帯がつかないとかあるのかどうなのか。
初版と重版で帯が変わるのはよくありますが、初版で帯付とそうでないのとを分けることもないよなぁ、とも思ったり。
その辺りちょっとわからなくなってきました。

では、Gファンタジーの総評です。

面白かったのは、黒執事、地縛少年花子くん、四百四鬼、など。
今月も割と読み応えがあってよかったです。

今月号で「妖怪学校の先生はじめました!」のアニメ化が発表されていました。
コミックスがもう16巻になろうかというくらいの長期連載になっているので、ここまで続いたのにアニメ化がないならもうアニメ化はしないのかな……と思っていたところでの発表だったので、結構ビックリしました。なんなら、「東京エイリアンズ」の方が先にアニメ化するのではないかと思っていたくらいで。
アニメ化前にグッズが出たりはしていましたが、最近は表紙になる機会も減っていましたし、企画はあっただろうけど流れたのかな……くらいに思っていました。
「ホリミヤ」のときもそうでしたが、最近は原作が溜まってからアニメ化する作品がそれなりにあるな、と感じます。

では、ここから全作品感想です。

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ガンガン・1月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンの感想を書きました。

年末が近づいてくると毎年好きなアニメとか漫画の壁掛けカレンダーを探すのですが、年々その数が減りつつあるように感じます。
昔は年末にアニメイトに行こうものなら1ブロック丸ごとカレンダーコーナーがありましたし、スクエニも人気作のカレンダーを販売していましたが、今となってはアニメイトでも隅の方に数作品あるだけとか、スクエニも公式でカレンダーを出さなくなって、世の中から需要が消えつつあるのかな、と感じています。
また、卓上カレンダーなら今でもそれなりにあるのですが、壁掛けカレンダーは特になくなっているな、と感じます。本当に有名な作品しかカレンダー化しないですし。カレンダー化している作品はアニメ化している作品より少ないのではないのかな、と。
我が家ではキッチン・トイレ・自分の部屋それぞれに壁掛けカレンダーをかける習慣があるので、年々カレンダー選びに苦労するようになりました。
結局、今年は何やかんや通販で揃えました。

では、ガンガンの総評です。
面白かったのは、黄泉のツガイ、裏世界ピクニック、無能なナナ、龍神の娘、など。
全体的に面白く読めました。

今月からの新連載「龍神の娘」。
約2年前の読み切りを前日譚として、その10数年後の物語となっていました。
このスパンで読み切りが連載化するんだ、ということにちょっとビックリしました。読み切りからの連載化作品はおおよそ半年から1年くらいが一般的なので。
読み切り版は知らなくても連載版は読めるけど、読んでおいた方が話は分かりやすい、という作りの作品も久しぶりに見た気がしました。読み切り版は読み切り版で置いておいて連載版は仕切り直すか、読み切り版がもう連載1話目の扱いになるかのどちらかのパターンがほとんどですし。
それで内容はというと、すごくよかったです。
読み切り版では最後の展開がちょっと都合よく見えたのですが、連載版ではそうなるべくしてなったという感じの設定になっていましたし、いきなり掲載ページ数70という通常の2倍以上のページ数で作画の乱れが全くない上にストーリーもしっかりしていて、文句の付け所がないな、と。
また、今後どうなるかわからない部分もありますが、化け物との戦いがメインではない純和風ファンタジーも久しぶりに見たかな、と。Gファンタジーの「美しいばいけもの」とか「雅血の陰陽師」も最初は和風ファンタジーだったのですが、回が進むと西洋・現代風の建物とか服装が出てきたりして、そこまで純和風ではなくなったりしたので。
個人的には、戦いメインの展開にはならないでほしいなぁ、と思います。
今後にも期待しています。

では、ここから全作品感想です。

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キャサリン・フルボディ・クリア [ゲーム]

このソフトは元々2011年発売で、それが2017年にリメイクされているのですが、オリジナル版発売のときからプレイしてみたいなぁ、とは思っていました。
ただ、ストーリーは面白いけどパズルがかなり難しい、というのを聞いて、エンディングが見られないのだったら意味はないなぁ……と思ってずっと躊躇っていました。
でも、今なら攻略サイトも充実しているし、クリアできないことはないだろう、と思って手を出してみることにしました。

本作のストーリーは、5年来の恋人に結婚を迫られている主人公がたまたまバーで知り合った超絶自分好みの女の子に言い寄られて浮気をしてしまい、そのときから悪夢にうなされるようになる、というもの。
この悪夢の中でひたすら上を目指すブロックパズルを解いていくことになるわけですが、これが噂通りなかなか難しかったです。
初見難易度ノーマルで始めたのですが、チュートリアルステージがクリアできませんでした。
時間経過とともに足元が下から崩れてくる、という時間制限があって、考えられる時間が限られるというのがネックとなり、プレイ開始早々難易度をイージーに変更しました。
イージーだと時間制限がなく、なんならオートプレイを選択すれば自動でゴールに辿り着いてくれるので、ストーリーを見たいだけならこれで大丈夫、という超親切設計となっていました。オートプレイを選択してもストーリー進行には何の影響もない、というのもよかったです。

慣れてくるとそれなりに進めるようになり、ノーマルでもストーリーをクリアできるくらいにはなりました。
ストーリーの中で進み方のセオリーを解説してくれるので、それでどうにかなりました。

システムとしては、初回からムービースキップが出来たり、随所でポーズがかけられる仕様だったのはよかったのですが、ムービー以外の通常会話シーンで〇ボタンを押さなくても会話が進行してしまったり、コンフィグでそれを止められるように変更できなかったり、そもそも通常会話シーンではポーズが使えない、というのが残念でした。

全13種類あるエンディングは8種類見ました。
1周目は一切攻略サイトを見ないで最終セーブポイントでセーブしてしまったのでやり直しが出来ず、その後2周して全ヒロインのトゥルーエンドを見て、そのデータで取れる別エンディングを見て、ここまでやればいいかな、と思って終わりにしました。
エンディングを制覇するにはあと2周は必要で、1周に約10時間かかるので、もういいかな、と。
トータル30時間くらいプレイしました。

ストーリーは伏線が結構しっかりしていて、1周プレイするだけならかなりよかったと感じた反面、エンディング以外のストーリーがほぼ一緒で変化に乏しかったので、周回プレイはちょっと苦痛でした。
全てのパズルが終わった時点でエンディングに必要なパラメータを参照してエンディングが決定するシステムなので、エンディングまでの過程でどんな選択肢を選んでもストーリー上ほぼ変化がない、という。
フルボディ版で追加された第3のキャサリンのストーリーはトータルストーリーの3割くらいを占めていて、よくこれほどの量を追加したものだな、と感心したというのはあるのですが。

では、ここからネタバレありの感想です。

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ゼロサム・1月号感想 [スクエニ]

本日はゼロサムの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、ボクラノキセキ、神作家・紫式部のありえない日々、ふつつかな悪女ではございますが、など。
今月はそこまで休載も多くなかったので、割と楽しめました。

来月で「金色のコルダ スターライトオーケストラ-COMIC-」が最終回とのことで、結構ビックリしました。
原作のスマホゲーが続いている限り連載も続くと思っていただけに、ここで終わるのか、と。
元々ここまでの話だと決められていたのか、コミックスが売れていないのか、実はもうスマホゲーのサービス終了が決まっていたのか、その辺りはわかりませんが、俺たちの戦いはこれからだENDみたいになりそうなのがちょっと残念です。

また、今月号で「魔法使いの約束」のアニメ化プロジェクトが始動していると告知がありましたが、漫画連載の方はしばらく休載が続いていて、アニメ放送時期に連載が止まってしまったとすると作品的によくないな、と感じます。
似たようなメディアミックス作品としては、「ツキウタ」のときには作画を変更して改めてやり直すみたいになりましたが、こちらもそうなってしまうのかどうなのか。
一応来月の掲載ラインナップ内に作品名はありますが……

では、ここから全作品感想です。

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ガンガンJOKER・12月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンJOKERの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、龍とカメレオン、ヴァニタスの手記、微熱な私の気になる執事、など。
今月は読み切り多め&雑誌も厚めで、読み応えがありました。

来月での最終回作品1作目「サキュバスとはじめる真剣交際」。
もう何ヶ月も前から終わるための展開に入っていたので、終わることに対して驚きはありませんでした。
それに、最序盤以降はとにかく話が作り辛そうだったので、ここで終わるのが正解だろうな、とも思いました。今月の終わり方は不穏でしたが、ハッピーエンドで終わる気がします。

最終回作品2作目「ミツドモエ▽生徒会長ズ」。
掲載位置が後ろのことが多いなぁ……くらいには思っていましたが、ここで終わるとは思っていなかったので、結構ビックリしました。
今月は最終回に向けた話っぽくなってはいましたが、最終的に生徒会長を1人に決めて終わる、という結末にはならないのでは?、という気がしています。
これからも現状維持でドタバタが続いていくENDになるのではないかな、と。

今月からの新連載作品「高森君くんを黙らせたいっ!!」。
読み切りからの連載昇格作品で、人の心が読める女の子が隣の男子が自分を好きだと心の中で言い続けているのをどうにかしようとする話です。
連載初回は読み切りの焼き直しだったので、次回からが本番かな、という気がします。
絵は安定して上手いので、ここから伸びていってくれればな、と思います。

今月掲載されていた読み切り「微熱な私の気になる執事」は個人的にかなり好きな話でした。
お嬢様と執事の年の差恋愛ものなのですが、2人の距離感が絶妙で、キュンキュンきました。
ただ、これはこの読み切りとして置いておきたい話で、設定を広げると、そもそもお嬢様と執事で結ばれるってまずありえないし、執事がお嬢様に手を出したらただでは済まないし……となるので、この読み切り版の2人だけの世界で置いておきたいな、と。
あとは、掲載誌的に本誌というよりGファンタジー掲載の方がアンケートもいいんじゃないかな、という気がしました。

また、今月号では「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」のアニメ化が発表されていて、ものすごくビックリしました。
近年のアニメ化に関しては原作の販促を兼ねていることが多々ありますが、この作品に関しては作者急逝で未完となっているので全く販促にはならないですし、ものすごく中途半端な部分で終わってしまっている上に原作が実質2巻半分しかなく、更には1巻の厚さも薄めなので、原作をすべて集めても厚めのコミックス1巻分くらいしかないというのもあり、アニメにするにしたって原作不足にも程がある状態。
それでもなおアニメ化するってすごいな、と素直に思いました。
ただ、この作品が連載されていた当時は完全に看板作品という扱いでしたし、CDブックが出たりもしていて、確実にアニメ化するだろうな、という流れは確かにありました。
実際、本当にアニメ化企画は進行していたけれど、作者急逝で一旦白紙になったと今回のアニメ化発表時に言及されていて、その時の心残りから今回ちゃんとアニメ化しようという話になったとのことで、本当によく実現したなぁ、と感じました。
本誌ではずっと作者の全作品告知ページが掲載され、LINEスタンプの販売が続いていたりとかもありましたから、続けている理由はこういうことだったのかな、と思ったりもしました。
アニメでちゃんとした結末が描かれることに期待したいです。

では、ここから全作品感想です。

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Gファンタジー・12月号感想 [スクエニ]

本日はGファンタジーの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、黒執事、メイデーア転生物語、四百四鬼、など。
今月は雑誌が厚くて読み応えがありました。

TVアニメ「放課後少年花子くん」が全4話だったというのを5話目の放送がなかったときに初めて知って、4話のみっていう作り方をするアニメがあるんだ、とちょっとビックリしました。
出来がいいのに4話のみっていうのも残念だな……と思っていたら、2期決定とのことで、やはり1期と2期をつなぐ作品という扱いだったのだな、と感じました。
もともと1期がかなり丁寧にストーリーを追った作りで再放送もしていたりしたので、2期があるのは確実だろうとは思っていましたが、それなりに期間が開いていたので、ちょっと心配だったりもしました。
今から楽しみです。

「最高の推しの見つけ方。」は宣言通りちゃんとコミックスを買いました。
内容を知っている身としては、やっぱりこれは表紙で損をしていると思うと同時に、帯も完全に失敗してるでしょう……と思ってしまいました。
この帯で誰が初見で買うんだよ、と。書いてある内容よりデザインが悪いな、と。
せめて1話試し読みとか一緒に置いてあったりすれば買う人も増えるかとは思うのですが、こういうのって既に実績のある作家さんとか看板作品にまで伸し上がっている作品しかやらないですし……1話読めば買いたいって人はいると思うのに。
ただ、コミックスのあとがきで、作者が元々フルカラーで作画をしていて白黒の方が勝手がわからないと書いていて、白黒の方が断然上手いのに、と思っていただけに、ちょっとビックリしました。
本誌のコミックス宣伝ページは白黒イラストになっていて、こっちの方がずっといいよ、と改めて思いました。

では、ここから全作品感想です。

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