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ガンガン・5月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンの感想を書きました。

娘の入学式も終わり、ようやく生活が落ち着いてきました。
ただ、自宅からちょっと遠い学校に通っている&弁当を作らないといけない、という生活になったので、毎朝5時起きでないと間に合わないということもあり、そこはまだ体が慣れていません。
生活時間がこれまでよりも全て1時間前倒しになった感じです。
1ヶ月もすれば、多分慣れるはず……

では、ガンガンの総評です。
面白かったのは、無能なナナ、黄泉のツガイ、おじさまと猫、など。
全体的に割と面白く読めました。

今月からの新連載「切崎花梨は殺させない」。
「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」の作者と「この勇者、元魔王につき」の作画コンビによる作品で、原作は小説があるわけではなく書き下ろしのようです。
少女漫画に感動して殺し屋をやめて同人作家になった少女と、その少女を殺しに来た暗殺者の少年が同じく少女漫画に感動して暗殺者をやめるが、また別の暗殺者が送り込まれるもののついうっかり殺してしまって……という話で、全体的にギャグ寄りな話に見えました。
殺し屋の組織を抜ける流れとか実際に人を殺すところとか、結構アッサリしていましたし。
細かいところは気にせず、勢いで話を楽しむ感じになるのかな、という気がしました。
話の設定は現代ということで、絵の説得力は「この勇者、元魔王につき」のときよりもあるかな、と感じました。「この勇者、元魔王につき」のときは、この話と設定ならもっと万人受けする絵でシリアスっぽいものでないとダメだと思っていたのですが、こちらは元々ギャグっぽいので、これでもいけるなぁ、と。
ただ、悪くはないけど特段魅力があるわけではなかったので、しばらくは様子見な感じです。

アニメ「ワンルーム、日当たり普通、天使つき。」は2話まで見ました。
全体的に悪くない感じで、ベタだけどこれはこれで見ていられるなぁ、という。
「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」のときよりはいいかな、と。
ただ、やっていることは王道中の王道なので、キャラが好きとか雰囲気に癒されるとか、そういうのをどこかで感じられる人でないと最終話まで完走するのは難しいかな、という気もします。

では、ここから全作品感想です。

新連載

切崎花梨は殺させない
「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」の作者と「この勇者、元魔王につき」の作画コンビによる新連載。原作は小説があるわけではなく、書き下ろし。
少女漫画に感動して殺し屋をやめて同人作家になった少女と、その少女を殺しに来た暗殺者の少年が同じく少女漫画に感動して暗殺者をやめるが、また別の暗殺者が送り込まれるもののついうっかり殺してしまって……という話。
話的にはギャグ寄りで、殺し屋を辞める流れがすごく軽かったり、人を殺すのもかなりアッサリ風味で、細かい設定を気にしないで勢いで読むタイプの話かな、と思った。
設定が現代だからなのか、「この勇者、元魔王につき」のときよりも絵には説得力があるな、と感じた。
初回は悪くない感じだったが、特段魅力は感じなかったので、しばらくは様子見。

レギュラー連載

ながされて藍蘭島
今月はすずが金色のウナギを獲りに行く話。
ウナギが出てくるなら服の中に紛れ込むのはお約束だよなぁ……というのはあったが、見つかりにくいものを探すというわけでもなく、獲りに行ったらうじゃうじゃいるウナギの中から探すことになった、という部分はよかったと思う。

とある魔術の禁書目録
今月は休載。

無能なナナ
今月もリンの過去。もしかしたら今月で過去編は終わりかも。
過去編が終わった後で最終章に入る気がするが……果たしてどうなるか。
次回にも期待したい。

英雄教室
今月はクレアがメインの話。
クレアのカシムへの思いは恋愛感情なのかどうかを確認するためにブレイドとデートする、という流れはちょっとよくわからないな、と思ったものの、最終的にカシムを弟みたいに思っている、というところに着地したのは悪くないな、と思えた。何でもかんでも恋愛にならなかったので。

不徳のギルド
今月もシリアス多めな展開。
犯人が分かったので一気に解決する流れかと思いきや、まだ続きそうな感じ。
キクルがほぼ出て来ない展開だったので、終わる流れになるにはキクルが再登場してからかなぁ、という気がする。

FINAL FANTASY LOST STRANGER
今月は算術の戦い方がメインで、結構楽しく読めた。
算術にも安全地帯があるとか、降嫁範囲が狭い方が威力が高いとか、理に適っているな、と思える話が多かった。
次回にも期待したい。

裏世界ピクニック
空魚の部屋が安全な場所ではなくなってしまったことで、とりあえず茜理の家に泊まることになる、という話だった。
なんやかんやで茜理の家に泊まることになるのだろうなぁ、とは思っていたが、そこに行くまでの葛藤などなどは空魚らしいな、と思えてよかった。
次回にも期待したい。

金装のヴェルメイユ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~
敵の目的が自身が悪魔になることだと判明し、アルトが悪魔になりかけているという展開と上手く絡めてきたな、と感じた。
ただ、敵の計画に悪魔があと3体必要とのことで、最終決戦までにはまだ時間がかかりそう。
サクサク進んでほしいところではあるが……

おじさまと猫
おじさまの師匠の性格は結構個性的でなかなかいいな、と思えた。
やっぱり猫好きというのはちょっと都合がいいようにも感じたが、これは作品的に仕方ないかも。
新たなピアニストの名前が出てきたので、いずれ話に絡んできそう。

社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。
今月は日常回で、これはこのままエンドレス連載になるのではないかな、と感じる話だった。
少し前まで最終回になりそうな展開だったし、話として畳み始めるなら今だと思うのだが……

ワンルーム、日当たり普通、天使つき。
TVアニメ放送開始月ということで、2話掲載。
とわがメインの話を持ってくるのも、アニメを意識しているのだろうな、と感じた。
アニメは悪くない感じなので、読者は結構増えるかも。

戦隊レッド異世界で冒険者になる
今月でティルティナの過去編が完結。
過去は過去で置いておいて、それが現在において何のわだかまりにもならない、というのはちょっと都合のいい感じに見えてしまった。最終的にこの方とになるとは思うが……
レッドの異世界転送について、少しだけ理論的なものが出てきたので、話をまとめる方向に向かっている感じが強くなった気がした。

オウルナイト
今月は逃げた猫を捕まえに夜の街に出る話。
猫がアッサリ捕まえられている、というのはちょっと都合がいいと思ってしまったものの、夜の街に様子とかおかしな人がいるとか、その辺りはこの作品らしいと思えてよかった。

僕の呪いの吸血鬼
本当にウズメが出てきたのかと思いきや、緒坂が演じていただけとのことで、この辺りの演出は上手いな、と思えた。
また緒坂がボロボロになる展開か……となってしまったのはちょっと残念。

黄泉のツガイ
今月は影森の家のこととかアキオの裏切りについてとか、周りを固めている感じの話だった。
アキオが痛みを感じない体質だというのは、言われてみればそういう描写があったな、と思わせてくれてよかった。切られても何も反応しないのは、単純に我慢しているからとか、そういうものだと思っていた。

千万社異世界通商部
神を集める理由にはまだ裏があるようで、その辺りの謎解きはまだ先になる様子。
最後に新キャラが出てきたので、とりあえずコミックス2巻で打ち切りになる流れはなくなったのかな、という気がした。
最終話で新キャラが出るような作品もあるにはあるが……

ひねくれ騎士とふわふわ姫様
今月は姫の姉が登場。
妹を愛するあまりに口調が強くなってしまうタイプということで、ツンデレに近い感じ。現時点でデレていないものの、次回辺りデレそう。
話的に妖精の家作りとは違った方向になったのはよかった。

龍神の姫
怨念の鏡を持っているらしい人物が出てきて、ようやく本編が進んだな、と感じた。
どうやって鏡の欠片を手に入れるのか、に注目したい。

鬼殺しの我道再演
過去を改変する重要な情報を手に入れる話だったが、ちょっと敵がペラペラと重要なことをしゃべりすぎではないかな、と思ってしまった。敵が話す情報をもう少し少なくして推測部分を多くするとかにしてほしかった。

アナスタシアの生きた9日間
勇者を餌付けするというのが話のメインかな、と感じた今月。
何かの食べ物に執着させるというのはお約束すぎてちょっと微妙だった。
敵は全部で13人いるようなので、どのくらいのペースで倒していくかに注目したい。

VTuberのエンディング、買い取ります
連載2回目。
推していたVTuberが炎上して実質引退に追い込まれ、主人公がVTuberの炎上ネタを集める配信者になるところまでしか描かれなかったので、まだタイトルの意味まで到達しなかった。
いろいろ伏線を張っている感じもあったので、タイトルの意味に到達するまであと2~3回かかるかも。
コミックス1巻でタイトルの意味が分かるくらいのペースか。

読み切り作品

ひみつのバレリーノ
バレエに打ち込んでいることを周りにひた隠しにしている男子高校生が、周りに打ち明ける決心をするまでの話。
終盤のバレエシーンが出てくるまでは、テーマがバレエでなくてもフィギュアスケートとか他のスポーツでも成立するな、と思っていたので、バレエシーンを多めに入れていたのはよかった。
下手に主人公とヒロインが恋愛関係にならなかったのはよかったのだが、その分ヒロインの存在感がちょっと薄かったように思う。なぜ主人公に関わろうとしたのかというきっかけが弱い気がした。
バレエシーンは結構しっかり描けていて、連載してもいいかもな、と思えた。

次号の期待

新連載に期待したい。
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