SSブログ

Gファンタジー・4月号感想 [スクエニ]

本日はGファンタジーの感想を書きました。

ここ最近、漫画やアニメ関連の訃報が相次いでいて、いろいろ残念だしショックだなぁ……とは思っていたのですが、改めてここで語るほど深く知っているわけではないし、私より思い入れの強い人は世の中たくさんいるから、その方々が語ってくれればそれでいい、というスタンスでした。
でも、いのまたむつみさんが亡くなったというのは個人的にかなりのショックで、これはもう触れないわけにはいかない感じになってしまいました。

このブログで公開時からずっとアクセスが続いている「宇宙皇子」「風の大陸」はどちらもイラストがいのまたむつみさんですし、なんやかんやでいのまたさんがイラストを担当しているから読んでみた、という本は多かったです。
小説「ドラゴンクエスト」の画集は生まれて初めて買った画集でしたし、特に「ドラゴンクエスト5」はイラストも小説もどちらもすごく好きで、Gファンタジーに表紙ポスターが付録でついてきたときは、普段は雑誌付録のポスターを部屋に飾るってことはしなかったのですが、これは飾りましたし。
テイルズシリーズは基本的に藤島康介さんがキャラデザの作品をプレイしていたものの、割と最近になって「グレイセスf」と「ベルセリア」をプレイしたりもしたので、今でも結構身近な存在でした。

改めて、ご冥福をお祈りいたします。

では、Gファンタジーの総評です。
面白かったのは、黒執事、四百四鬼、地縛少年花子くん、など。
全体的にページ数の少なめな作品が多かったのは、少し残念でした。

今月からの新連載1作目「ツイステ4コマbyもち」。
「DISNEY TWISTED-WONDERLAND」の日常を描いたスピンオフ4コマ。
これを「四百四鬼」を連載中のもちさんが描くということで、結構ビックリしました。
現在連載されている本編のコミカライズ版はわりと枢やなさんの画風に寄せていますが、こちらはもちさんの画風そのままでやっている感じでした。
話的にはコミカライズ版で登場済みの寮の話をメインでやってくれていたので、ゲームを知らない身としては結構ありがたかったです。
おそらくそこまで長い連載にはならないと思われるので、長くてもコミックス全3巻くらいなのだろうな、と思います。

新連載2作目「アベルと魔界の王」。
「紅い霧の中から」を連載していた野原もさえさんによる新連載です。
第一王子の横暴に耐えている第二王子・アベルが誘拐された母親を助けるために魔物と契約して魔界に行くことになる、という話でした。
「紅い霧の中から」に比べると、話は結構王道な感じでした。
連載初回では魔界に足を踏み入れたところまでしか描かれていなかったので、母親を助けるために魔界でどういう行動を取るのか、という今後の方向性が見えてくるまではまだ何とも言えないかな、と思いました。
ただ、割と序盤から伏線を張ってからの回収を上手くやっていたので、今後に期待が持てそうな感じはありました。
絵は前作の方が上手かったような感じがしてしまったのですが……こちらももう少し様子を見ようかと思います。

もうすぐ2巻が発売される「最高の推しの見つけ方」。
2巻に帯がつくのかどうか、そもそも近所の本屋で入荷されるレベルで刷られるのか、という心配があるのですが、表紙はなかなかいい感じで、ちょっと安心しました。
今月のカラーもかわいくてよかったです。
ただ、ここ最近の作画で目の下を結構濃く描いていて、これが隈みたいに見えてしまうのがちょっと気になっています。以前はそこまで気にならなかったのですが……

では、ここから全作品感想です。
新連載

ツイステ4コマbyもち
「DISNEY TWISTED-WONDERLAND」の日常スピンオフ4コマ漫画を「四百四鬼」を連載中のもちさんが描く、という企画。
連載中のコミカライズ版と違って、絵はキャラデザに寄せるというよりもちさんが持っているテイスト寄り。
既にコミカライズされているされている寮の話が多めになっている配慮はよかった。
ゲームを知らなくてもそれなりに読める話ではあったが、いくらもちさんが描いているとはいえ、ゲームを知らないとハマれるまでは行かないかな、と感じた。
スピンオフ企画なので、コミックス1~2巻くらいで終わる感じになると思う。

アベルと魔界の王
「紅い霧の中から」を連載していた野原もさえさんによる新連載。
第一王子の横暴に耐えている第二王子・アベルが誘拐された母親を助けるために魔物と契約して魔界に行くことになる、という話。
話は割と王道的で、連載初回では魔界に入ったところまでしか描かれていなかったので、もう少し様子を見ないと何とも言えない感じ。
ただ、伏線の使い方とかは上手かったので、今後に期待は持てそう。
絵は前作のときの方が上手かったように感じてしまった。

レギュラー連載

黒執事
今月は地下道を逃げる子供達の話で、スネーク+1~2名が何とか逃げ切れるのかな、くらいの感じに見えた。血液採集組織をつぶすことは失敗しそうだが、その辺りどうなるかにも注目したい。
次回にも期待している。

妖怪学校の先生はじめました!
終盤間際までまとめに入っている感じがしたので、もうそろそろ過去編が終わるだろうな……と思っていたら、最後に動きがあった。
これが過去編の最後の盛り上がり部分になりそうなので、盛り上がりに期待したい。

地縛少年 花子くん
今月は時計守の力で過去が改変されて、七不思議とは関係ない世界になってしまった、という展開だった。
何やかんやで元の世界に戻るとは思うので、そこをどう描いて来るかに注目したい。
変わってしまった世界での話が長く続きすぎないことを願いたい。

アラフォー男の異世界通販生活
魔法使いとドラゴンにサクッと勝って終わりかと思いきや、ここから大暴れする展開になりそうで、ちょっとビックリした。
この後、国王がどういう反応をするのか、どうやって事態が収まるのか、注目したい。
割と次回が楽しみ。

メイデーア転生物語 この世で一番悪い魔女
アイリの気持ちがいろいろ吹っ切れたように見えた今月。
初めてトールの内面が描かれたりもしていて、話が一歩先に進んだ感じがしたのはよかった。
次回にも期待したい。

魔法科高校の劣等生 師族会議編
戦闘場所が砂浜に移動して、一条と十文字の戦いがメインだった。
少しずつ敵を追い詰めていっている感じなので、まだ戦闘シーンメインの展開が続きそう。
全体的に理屈っぽい戦いになっているので、あまり爽快感がない。

東京エイリアンズ
今月は晃救出後のエピローグのような感じ。
天空橋とのやり取りがメインだったが、いろんなところに今後に向けた伏線がいろいろ張ってあるな、と感じた。
次回辺りから新展開に入りそう。

めざせ豪華客船!!~船召喚スキルで異世界リッチライフを手に入れろ~
今月はページ数が少なめで、敵を圧倒して勝った、というのがわかったくらいで、話としてはあまり進まなかった。
次回辺りでそろそろ戦争関連の話が完結してほしいのだが……もう少し続きそうではある。

竜の花嫁お断り
謎解きがガンガン進んでいる感じだった今月。
玉姫の転生者は桜の姉だったということで、これはもうあと2~3回で終わる流れのような気がする。
話としてはきれいに終わりそうなので、最後の盛り上がりに期待したいところ。

ログインサバイバル
竣たちが生活拠点にしている島にヒトツヅキが攻めてくるという展開になっていて、この辺りはお約束かな、と思う。いつまでも安全な場所にいられるような設定ではないので。
とりあえず話は大きく動きそうなので、ここからどうなるのか、見守りたい。

雅血の陰陽師
文月の戦いが続いていて、どうやらここから文月の過去の話に入る様子。
ここのところ、因縁がありそうな敵と戦う→過去話→決着、みたいな流れが続いているので、ちょっとワンパターンな感じに見えてしまった。

ミルクチョコレート
今月は休載。

四百四鬼
猿彦が桃太郎に出会う以前の話もありつつ、九重主が完全な力を取り戻してしまうという展開で、そうはならないと思っていただけに、ちょっとビックリした。
猿彦奪還→九重主逃げる、という展開になるとベタになってしまうが……果たしてどうなるか。

美しいばけもの
掲載位置が一番最後になり、掲載ページ数も少ないので、続きの話を考えあぐねているのかな……というのを今月も感じた。まだ話として破たんはしていないし、謎解きっぽい話も出てきてはいるのだが。
今後が結構心配。

傷の特異種
アレスの話が進んでいて、この問題が解決したら最終回になるのでは?、という気がしないでもない。
立て続けにメインキャラたちの過去の掘り下げが進んでいるというのもあり。
一通り解決した後、新展開があるのかどうかが分岐点かも。

REVENGER
阿片や清国の話が入ってきて、話が進んできているな、と感じた。
あまり話を急いでいる感じがないので、コミックスは2巻完結ではなく、全3巻で終わるくらいのペースなのかな、という気がする。

銀の麦畑
ベルの体が奪われるという展開になって、これは最終回が近いのか?、とちょっと感じた。
コミックス次巻でまとめる感じの話になるように見えたが……果たしてどうなるか。

魔法科高校の劣等生 孤立編
今月は深雪サイドの話がメイン。
設定を説明するための話のように見えて、話としてあまり進まなかったのは残念。

ゴーレムさん、崩れてます!
ゴーレムが封印されてしまったものの、そこまで心配するようなこともないようで、そこはちょっと肩透かしのように感じた。
シーレの働くコンビニで偶然魔術師と再会する、というのはちょっと都合よすぎるように感じた。

最高の推しの見つけ方
今月はルイと薺のデート。
薺が黒系の服しか持っていないからルイがコーディネートしてあげる、という流れはかなり自然でよかった。
ちょっといい感じのことを言われただけで揺らぐルイのチョロいところもよかった。
ただ、ここ最近の作画で、目の下の部分がかなり濃く描かれているので、そこがちょっと隈みたいに見えて違和感がある。

結合男子-Commitments to Dawn-
今月も何やかんやでご飯を食べる展開が入っているなぁ、とまず感じた。
ちょっとご飯を食べる場面を入れ過ぎでは?、と思う。
そのせいで、あまり本編が進んでいる感じがしない。

DISNEY TWISTED-WONDERLAND THE COMIC ~EPISODE of OCTAVINELLE~
目的の博物館に行ったもののあっさり追い返されてしまう展開で、一周まわって下手に成功するよりこういう展開でよかったな、と感じた。
素直に博物館から目的のものを盗む展開でもなくなるようなので、ちょっと面白くなりそうな感じがした。
次回に期待したい。

神獣サマの下僕になりまして~就職先はあやかし専門不動産!?~
祟り神になってしまった神様を祓うのではなく、説得して元通りの土地神に戻す的な展開になって、ちょっと意外でよかった。
話がいい感じに捻られていていい感じ。
次回にも期待したい。

地底界奇談
ビルに潜入してあっさり見つかってしまうのはいいのだが、逃げるために通気口に入ったらとんでもないものを見つけてしまった、というのはちょっと展開的にベタすぎるな、と思ってしまった。
また、普通にエレベーターの概念を知っているのっておかしくないか?、とも思ってしまった。

狼くんの隠しゴト
校内に毛とか羽が多く落ちているとか、無属性だからこそ美化委員に誘われる、という部分はよかった。
ただ、空き缶が多く落ちているのは単純に民度の問題だと思うし、名門校の生徒がそんなに民度が低いのか?、と思うと、そこは違う気がして、ちょっと気になってしまった。

隔月連載作品

DISNEY TWISTED-WONDERLAND THE COMIC ~EPISODE of SAVANACLAW~
大会が始まったものの、ページ数少なめだったのもあって、話があまり進まなくて残念。
ここからいろんなトラブルが発生するイベントもありそうなので、大会が終わるまで時間がかかる気がする。

来月の期待
連載陣に期待したい。
nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。