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ゼロサム・5月号感想 [スクエニ]

本日はゼロサムの感想を書きました。

娘の卒業式が無事に終わったと思ったら、直後に娘のインフルエンザ感染が判明し、いろいろバタバタしていました。
昨年10月に罹ったのはインフルエンザA型で、今回罹ったのはB型でした。
卒業式当日に、クラスメイトがインフルエンザAB同時感染していた、という話があったり、そもそも卒業式直前まで6年生で学級閉鎖になっているクラスがあったりしたので、娘が熱を出したとわかった瞬間、これもうインフルエンザだろうなぁ……と思っていました。
ただ、症状自体は凄く軽くて、高熱が出たのは2日間だけ、熱以外の体調不良がほぼないという感じだったので、そこは不幸中の幸いでした。
なんやかんやで卒業式が終わった後でよかったです。

では、ゼロサムの総評です。
面白かったのは、ボクラノキセキ、神作家・紫式部のありえない日々、ふつつかな悪女ではございますが、など。
全体的に割と面白く読めました。

今月からの新連載作品1作目「祝福のチェスカ」。
世界中の言語を理解して話すことのできる少女が王族の集まる多国籍な生徒会の通訳を務めることになる、という話でした。
序盤の展開を見たとき、これは王族逆ハーレムものになるのかな?、と思っていました。
でも、終盤で魔法が使えなくなる代わりに言語認識が統一されるという展開になって、今後がいい意味でも悪い意味でも読めなくなっていました。
単純に逆ハーレムものではないだろうと思えたのはよかったところ、1話にして主人公の存在意義が失われたように見えたのが悪かったところです。
絵は割と読みやすかったです。
話の方向性が見えるまで、しばらくは様子見な感じでしょうか。

新連載2作目「魔法使いの約束 COMIC」。
今月はプロローグということで4Pのみの掲載でしたが、どうやらストーリー的には前作を引き継いだ形で始まりそうな感じでした。
絵は結構輪郭線を太く描くタイプだったので、雰囲気は前作とちょっと違う感じがしました。
来月から本格連載開始とのことです。

では、ここから全作品感想です。

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ガンガンJOKER・4月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンJOKERの感想を書きました。

先日、冷凍庫の中から結構前に入れただろうシーフードミックスが出てきました。
入れたのは夫で、入れたことも忘れ去っていたので、
「カケスかよ。」
と言ったら、
「カケスって何?」
と返ってきました。
ドングリなどのエサを地面の埋めて隠してそのまま忘れる鳥・カケスのことで、春になるとドングリの芽が出てくるということがよくあることから、何かをしまい込んでそのまま忘れてしまうのを実家でカケスと言っていたのですが、ものすごーくローカルな話だったようです。ネットで検索しても似たような話が何も出てきませんでした。
小学生の頃、机の奥深くからものすごく古い何かが出てきたときとかに親からよく言われていたのですが、言われてみれば家の外でカケスの話が出たことはありませんでした。
ちなみに、本来カケスは地面にエサを埋めたことをほぼ忘れていないそうで、30年以上前の迷信が元のようです。
同じ言い回しをしてた人とかいないのかなぁ……

では、ガンガンJOKERの総評です。
面白かったのは、龍とカメレオン、京兼家の花嫁、ごっどくん、など。
全体的に割と読み応えがあってよかったです。

今月で最終回だった「嘘の子供」。
いろいろ手続きを終えて、正式に人の子供として暮らして行きます、というほぼ想像通りの終わり方でした。
無難に終わったかな、という印象です。
今更ながら、柚子の掘り下げがほとんどなかったというのが残念でしたが、最初からあえて描かない予定だったのかな、とも思いました。
今後は「事情を知らない転校生がグイグイくる」の1本に絞っていくのだと思います。

今月からの新連載「エンドロールの後には最高の旅を」。
魔王を討伐した剣士と魔術師の2人が、魔王を倒したらやりたいことリストに書いた願いを1つ1つこなしながら旅をしていく、という話でした。
ただ、剣士は魔王によって既に殺されていて、中途半端な蘇生術で辛うじて現世に留まっているとのことだったので、いつでも連載を閉じられるようにしているのかな、とまず感じました。もしかしたら、もう最終回の内容は決まっているのかも、とも。
読み始めたときは「葬送のフリーレン」を意識しているのかな?、という雰囲気があったのですが、読み進めていくとそうでもなくなっていたので、その辺りは大丈夫そうです。
絵は割と上手かったので、しばらくは様子見です。

では、ここから全作品感想です。

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Gファンタジー・4月号感想 [スクエニ]

本日はGファンタジーの感想を書きました。

ここ最近、漫画やアニメ関連の訃報が相次いでいて、いろいろ残念だしショックだなぁ……とは思っていたのですが、改めてここで語るほど深く知っているわけではないし、私より思い入れの強い人は世の中たくさんいるから、その方々が語ってくれればそれでいい、というスタンスでした。
でも、いのまたむつみさんが亡くなったというのは個人的にかなりのショックで、これはもう触れないわけにはいかない感じになってしまいました。

このブログで公開時からずっとアクセスが続いている「宇宙皇子」「風の大陸」はどちらもイラストがいのまたむつみさんですし、なんやかんやでいのまたさんがイラストを担当しているから読んでみた、という本は多かったです。
小説「ドラゴンクエスト」の画集は生まれて初めて買った画集でしたし、特に「ドラゴンクエスト5」はイラストも小説もどちらもすごく好きで、Gファンタジーに表紙ポスターが付録でついてきたときは、普段は雑誌付録のポスターを部屋に飾るってことはしなかったのですが、これは飾りましたし。
テイルズシリーズは基本的に藤島康介さんがキャラデザの作品をプレイしていたものの、割と最近になって「グレイセスf」と「ベルセリア」をプレイしたりもしたので、今でも結構身近な存在でした。

改めて、ご冥福をお祈りいたします。

では、Gファンタジーの総評です。
面白かったのは、黒執事、四百四鬼、地縛少年花子くん、など。
全体的にページ数の少なめな作品が多かったのは、少し残念でした。

今月からの新連載1作目「ツイステ4コマbyもち」。
「DISNEY TWISTED-WONDERLAND」の日常を描いたスピンオフ4コマ。
これを「四百四鬼」を連載中のもちさんが描くということで、結構ビックリしました。
現在連載されている本編のコミカライズ版はわりと枢やなさんの画風に寄せていますが、こちらはもちさんの画風そのままでやっている感じでした。
話的にはコミカライズ版で登場済みの寮の話をメインでやってくれていたので、ゲームを知らない身としては結構ありがたかったです。
おそらくそこまで長い連載にはならないと思われるので、長くてもコミックス全3巻くらいなのだろうな、と思います。

新連載2作目「アベルと魔界の王」。
「紅い霧の中から」を連載していた野原もさえさんによる新連載です。
第一王子の横暴に耐えている第二王子・アベルが誘拐された母親を助けるために魔物と契約して魔界に行くことになる、という話でした。
「紅い霧の中から」に比べると、話は結構王道な感じでした。
連載初回では魔界に足を踏み入れたところまでしか描かれていなかったので、母親を助けるために魔界でどういう行動を取るのか、という今後の方向性が見えてくるまではまだ何とも言えないかな、と思いました。
ただ、割と序盤から伏線を張ってからの回収を上手くやっていたので、今後に期待が持てそうな感じはありました。
絵は前作の方が上手かったような感じがしてしまったのですが……こちらももう少し様子を見ようかと思います。

もうすぐ2巻が発売される「最高の推しの見つけ方」。
2巻に帯がつくのかどうか、そもそも近所の本屋で入荷されるレベルで刷られるのか、という心配があるのですが、表紙はなかなかいい感じで、ちょっと安心しました。
今月のカラーもかわいくてよかったです。
ただ、ここ最近の作画で目の下を結構濃く描いていて、これが隈みたいに見えてしまうのがちょっと気になっています。以前はそこまで気にならなかったのですが……

では、ここから全作品感想です。

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ガンガン・4月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンの感想を書きました。

娘が「おおかみこどもの雨と雪」が見たいというので、かなり久しぶりにレンタルショップに行ったのですが、配信が主流になってきている現在、レンタルDVDの市場規模がかなり縮小していて、1件目では目的のDVDを見つけられませんでした。
結構な有名作なのにレンタルで置いていないという衝撃。
既に何度もテレビ放送されている昔の作品っていうのは、見たければ配信でってことなのかもしれません。
それなりに昔のジブリ作品とかもなかったです。
一応2件目でレンタルは出来たのですが、紙のコミックスもアニメ化するような作品であっても数年で絶版になってWebでしか見られないとかもう普通ですから、これが時代なのかもしれません。

では、ガンガンの総評です。
面白かったのは、黄泉のツガイ、無能なナナ、鬼殺しの我道再演、など。
今月は王道展開のものが多めで、全体的にちょっと残念でした。

今月からの新連載「VTuberのエンディング、買い取ります」。
小説が原作のコミカライズ作品と言えば、最近はなろう系が主流となっていますが、この作品はライトノベルが原作ということで、割と久しぶりにこういう作品が来たな、と感じました。
連載初回は推しのVTuberが炎上したところまでしか描かれていなかったので、とりあえずタイトルの意味が分かるまでは様子見な感じです。
いろいろ伏線を張っている感じはあったので、それが上手くまとまってタイトルに結びついたら化けることもあるのかな、という気がしないでもなく。
絵はかわいらしくて、読みやすかったです。

今月号では「とある魔術の禁書目録」の掲載位置が実質最後となっていて、ここ最近どうしてしまったの?、と感じています。
一昔前だったら「とある魔術の禁書目録」がセンターカラーなら巻頭カラーの次が定位置で、掲載位置も最初から3番以内であることがほとんどでしたし、表紙になることも度々あったのに、ここのところ掲載位置はどんどん後ろになっていっていますし、センターカラーも1番後ろなことが多くて、これはもう連載終わるのかな?、と思わないでもなく。
アニメ3期をかなり駆け足でやってしまって評判が散々だった辺りから様子が変わってきたかな……とは感じているのですが。
一応、アニメで描いた部分はコミカライズもされるとは思うのですが、新の方は連載しないのかもな、という気がしています。

今月号に掲載されていた読み切り「いとこのねねねぇ」。
田舎の日常を描いた作品で、話の起伏がほとんどない系の話でした。
個人的にこういう系統の話は割と好きなのですが、どういうわけだかこの作品にはハマれませんでした。
「あの山越えて」とか、ただただ田舎の日常を描く話は結構好きで、話に起伏がなくても、むしろそういうところがいいんだよ、という感じなのですが……
「いとこのねねねぇ」は背景をキッチリ描き込んでいますし、押さえるところは押さえていると思うのですが、何か違うなぁ、という。
ハマれる・ハマれないは最終的に感覚的なものになるので、その辺りはやっぱり難しいなぁ、と思います。
狙ってヒット作が描けたら、打ち切り作品なんて出てきませんし。

では、ここから全作品感想です。

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中学受験日記①~あれから2年~ [日常]

「中学受験カルチャーショック」(前編)(後編)で3年生の2月に入塾してから約1年後までの話は書いていたのですが、5年生以降は受験が終わってからまとめて書こうと思っていたので、今になっての公開となりました。

4年生の2月から5年生のカリキュラムに入るわけですが、ここから受験で必要になる勉強が本格的にスタートします。4年生まではあくまで助走、ここからが本番で、中学受験をするなら遅くともこのタイミングから塾に通い始めないとダメだというのは受験が終わった今だからこそ言えますが、本当の話でした。
もう、中学受験で必要な知識のレベルが公立の高校受験で必要なレベルより遥かに上でした。
例えば、算数(数学)では連立方程式とか二次関数とかそもそも中学生にならないと学ばない分野の問題は出ませんが、面積や体積、図形の切断、水溶液、食塩水などの問題は、高校受験でもこのレベルの問題は出題されなかったよ、くらいの問題がゴロゴロありました。社会の日本史や理科の生物は高校で習ったレベルの問題でした。
これを6年生の夏前までに詰め込まないといけないのであれば、確かに4年生の2月からでギリだな、と。余裕を持つならやっぱり3年生の2月、となります。

たまに受験期になるとネット記事で、6年生の9月でいきなり受験したいと子供が言い出して、やらせてみたら合格できました、みたいな記事が出たりしますが、まず無理です。ものすごく勘のいい子が中堅校に合格するくらいなら可能かもしれませんが、それ以上は本当に不可能だと断言していいです。それだけ本当に覚えなければいけないことが多すぎました。

では、4年生の2月から始めれば間に合うのかというと、これもまた難しいと感じました。
5年生カリキュラムになった途端に宿題量がほぼ倍になるので、4年生の段階でそれなりの宿題量をこなすこと、毎日2~3時間は机に向かって勉強することが習慣化されていないと、いきなり大量の宿題を出されて心が折れます。
なぜ中学受験をするなら4年生からなのか、先人たちの経験が活かされた結果の言葉なのだと実感しました。

そして、受験勉強が頑張れない子は5年生の夏で脱落する、というのも実際にそういう子がいて、本当にあるんだ、とそれなりにビックリしました。
親の立場として、5年生の夏までには子供がちゃんと中学受験をするんだという意欲を持たせないといけない、意義を見出させないといけない、理由は何だっていい、例えば制服がかわいいとか、部活に入りたいとか、何なら公立中学に行きたくないでもいい、とにかく中学受験を自ら望んでするんだと思わないといけない、と言われたのをすごく覚えているのですが、受験を止めてしまった子は確かに受験の意義を見出せなかった、という理由で止めていっていました。

今だから言えますが、娘の小学校でのクラスは4年生のときから半ば学級崩壊していて、まともに勉強できる環境にありませんでした。公立の小中は動物園だという極端なたとえ話があったりしますが、事実娘の小学校はそんな感じでした。5年生のときから緊急保護者会が数回開催されるレベルで荒れていました。
そんな環境にいたので、娘は志望校が決定する前までは、静かにちゃんと勉強できる環境で勉強したい、ということを受験勉強へのモチベーションにしていました。
受験勉強でくじけそうになった時、偏差値が高い学校であればあるほど授業中は静かだし、もし受験に失敗して公立に行くことになったら他の小学校と合流するにしても受験組が抜けた状態のクラスになるから環境はもっと悪くなる、それだけは避けようだから頑張ろう、というのを事ある毎に言っていました。

そうして進級した6年生。ここまでくると、もう休みなく勉強する毎日でした。
10月にインフルエンザに罹ってしまったとき以外、丸1日勉強しなかった、という日はなかったです。
7月までに全カリキュラムを終了し、夏休みで最後の基礎固めを行い、9月からは過去問演習と模試の日々でした。

そんな中学受験に向けた3年間を過ごしてきたということで、次回からはいろんな角度から中学受験を振り返ってみようと思います。
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グノーシア・クリア [ゲーム]

「レイジングループ」をクリアした後で新しいソフトを捜していたとき、人狼ゲームをベースにしたADVであれば「レイジングループ」と同等かそれ以上に「グノーシア」が面白い、という話をいくつか見かけて、これはいつかプレイしてみたい、と思っていました。
ただ、プラットフォームがPCかSWITCH版しかなく、空き容量の関係でプレイするならPS4がいいのになんで発売されないんだろう……とずっと思っていました。
そうしたら2023年12月にPS4版が出るというので、早速買ってプレイしてみました。

とある宇宙船内で人を殺すグノーシアに感染した人がいることが判明し、乗員たちが話し合いを行い、グノーシアに感染したと思われる人をコールドスリープしていくことになる、というのが導入部。
このグノーシアが役割的に人狼で、他にも占い師=エンジニア、霊媒師=ドクターなどなど人狼ゲームと同様の役割が乗員たちに割り振られていきます。

そして、主人公は人狼を全員コールドスリープする、乗員が人狼と同数になる、などの終了条件が満たされると時間がループして再び新たな役割が割り振られたゲームを繰り返していくことになります。
主人公はグノーシア側でプレイすることもでき、偽エンジニアとして名乗り出ることも出来ますし、乗員側で本物のエンジニアだけど名乗り出ないなど、かなり自由な立ち回りができるようになっていました。
「レイジングループ」が人狼ゲームの1セットを長くじっくり見せるのとは逆に、何10回というループを繰り返して乗員たちの情報を探っていく形となっていて、また別の角度で人狼ゲームを楽しめる感じでよかったです。

また、このソフトにはキャラボイスがないのですが、同じセリフを何10回と繰り返して見ることになるので、キャラボイスなしで正解だったと思います。
イベントのみキャラボイスありでもいいかとは思うのですが、絶対にフルボイス化はしないでほしいところです。サクサク進められるところが非常にテンポが良くて好きでした。

ストーリーは〇〇が乗員のときに最後まで生存、△△をグノーシアとしてコールドスリープさせたうえで××と最後まで生存、などの条件を満たした時に進行していくのですが、序盤は手探りでも割とストーリーが進みますし、中盤以降はイベントサーチ機能が解放されて、イベントが発生する役職の組み合わせを提案してくれるので、基本的に攻略ページなしでも進められました。
ただ、最後の最後で1ヶ所だけ進め方がわからなくて、攻略ページを見た部分はありました。

では、ここからネタバレありの感想です。

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ゼロサム・4月号感想 [スクエニ]

本日はゼロサムの感想を書きました。

もう20年以上、昼は髪をゴムで縛る、お風呂から出て寝るまではバレッタで止める、というのを繰り返していたのですが、このルーティーンを始めた時から使っていたバレッタがついに壊れたので買い直すことにしました。
それでまず、シンプルなものなら薬局に売っているよね、と思って薬局に行ったのですが、ヘアゴム・クリップ・ヘアピンはあるのにバレッタはありませんでした。
単純に売り切れてるのかなぁ……と思って、若い子が利用するようなファンシーショップのヘアアクセサリーコーナーに行ってみたのですが、どこを探してもバレッタがありませんでした。
そこで初めて、髪をまとめるのにバレッタを使う文化がなくなっていたことに気付きました。
考えてみれば、街中でバレッタで髪をまとめている人をここしばらく見ていません。
多分、代わりにヘアクリップを使う文化に入れ替わっていて、バレッタが淘汰されてしまったようでした。
仕方ないのでネット通販を調べてみたら、まだわずかにバレッタが売られてはいたのですが、数としてはかなり少なくて、いつの間にかこんなことになっていたんだ、という現実にしばらく打ちのめされていました。

では、ここからゼロサムの総評です。
面白かったのは、ふつつかな悪女ではございますが、神作家・紫式部のありえない日々、など。
全体的に休載多めで読み切りもなかったので、ちょっと寂しかったです。

今月で最終回だった「闇メイドが支配する!」。
最終回はとにかく駆け足な展開で、3話分くらい、ひょっとするとコミックス1巻分くらいの内容を詰め込んで、想定していたラストシーンまでギリギリ描き切った、という感じでした。
打ち切り展開としてはそれなりに悪い部類の終わり方だったのではないかな、という感じでした。
ここまでアッサリ打ち切りになると、同じコンビによる次回作はないと考えるのが普通なのですが、「人外さんの嫁」がアニメ化まで行った実績があるので、あと1回くらいは同じコンビによる連載があるのではないかな、という気がします。
ただ、ゼロサム本誌ではなくゼロサムオンラインの方になる可能性は十分あるとは思うのですが。

今月からの新連載「夢なら醒めてよ」。
推しキャラの夢小説執筆に青春を費やした結果独身アラサーとなってしまった女性の前に、夢小説の主人公が現れて共同生活することになる、という話でした。
なろう系の設定としてありそうだな……と感じたのですが、原作なしのオリジナル作品でした。
仕事のできるアラサー独身女性が主人公だったので、読んだ感じは30代女性をターゲットにしている集英社とか秋田書店の女性向け漫画誌の作品みたいでした。あまりゼロサムっぽくないなぁ、という。ただ、次回以降、二次元キャラの割合が増えれば、また違った見え方になるかもしれません。
絵は万人受けではなく、そこまで上手いわけではなかったのですが、読んでいてそれなりに共感できる部分はあったりしたので、今後の展開次第では伸びるかもな、と感じました。

では、ここから全作品感想です。

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