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キャサリン・フルボディ・クリア [ゲーム]

このソフトは元々2011年発売で、それが2017年にリメイクされているのですが、オリジナル版発売のときからプレイしてみたいなぁ、とは思っていました。
ただ、ストーリーは面白いけどパズルがかなり難しい、というのを聞いて、エンディングが見られないのだったら意味はないなぁ……と思ってずっと躊躇っていました。
でも、今なら攻略サイトも充実しているし、クリアできないことはないだろう、と思って手を出してみることにしました。

本作のストーリーは、5年来の恋人に結婚を迫られている主人公がたまたまバーで知り合った超絶自分好みの女の子に言い寄られて浮気をしてしまい、そのときから悪夢にうなされるようになる、というもの。
この悪夢の中でひたすら上を目指すブロックパズルを解いていくことになるわけですが、これが噂通りなかなか難しかったです。
初見難易度ノーマルで始めたのですが、チュートリアルステージがクリアできませんでした。
時間経過とともに足元が下から崩れてくる、という時間制限があって、考えられる時間が限られるというのがネックとなり、プレイ開始早々難易度をイージーに変更しました。
イージーだと時間制限がなく、なんならオートプレイを選択すれば自動でゴールに辿り着いてくれるので、ストーリーを見たいだけならこれで大丈夫、という超親切設計となっていました。オートプレイを選択してもストーリー進行には何の影響もない、というのもよかったです。

慣れてくるとそれなりに進めるようになり、ノーマルでもストーリーをクリアできるくらいにはなりました。
ストーリーの中で進み方のセオリーを解説してくれるので、それでどうにかなりました。

システムとしては、初回からムービースキップが出来たり、随所でポーズがかけられる仕様だったのはよかったのですが、ムービー以外の通常会話シーンで〇ボタンを押さなくても会話が進行してしまったり、コンフィグでそれを止められるように変更できなかったり、そもそも通常会話シーンではポーズが使えない、というのが残念でした。

全13種類あるエンディングは8種類見ました。
1周目は一切攻略サイトを見ないで最終セーブポイントでセーブしてしまったのでやり直しが出来ず、その後2周して全ヒロインのトゥルーエンドを見て、そのデータで取れる別エンディングを見て、ここまでやればいいかな、と思って終わりにしました。
エンディングを制覇するにはあと2周は必要で、1周に約10時間かかるので、もういいかな、と。
トータル30時間くらいプレイしました。

ストーリーは伏線が結構しっかりしていて、1周プレイするだけならかなりよかったと感じた反面、エンディング以外のストーリーがほぼ一緒で変化に乏しかったので、周回プレイはちょっと苦痛でした。
全てのパズルが終わった時点でエンディングに必要なパラメータを参照してエンディングが決定するシステムなので、エンディングまでの過程でどんな選択肢を選んでもストーリー上ほぼ変化がない、という。
フルボディ版で追加された第3のキャサリンのストーリーはトータルストーリーの3割くらいを占めていて、よくこれほどの量を追加したものだな、と感心したというのはあるのですが。

では、ここからネタバレありの感想です。

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ゼロサム・1月号感想 [スクエニ]

本日はゼロサムの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、ボクラノキセキ、神作家・紫式部のありえない日々、ふつつかな悪女ではございますが、など。
今月はそこまで休載も多くなかったので、割と楽しめました。

来月で「金色のコルダ スターライトオーケストラ-COMIC-」が最終回とのことで、結構ビックリしました。
原作のスマホゲーが続いている限り連載も続くと思っていただけに、ここで終わるのか、と。
元々ここまでの話だと決められていたのか、コミックスが売れていないのか、実はもうスマホゲーのサービス終了が決まっていたのか、その辺りはわかりませんが、俺たちの戦いはこれからだENDみたいになりそうなのがちょっと残念です。

また、今月号で「魔法使いの約束」のアニメ化プロジェクトが始動していると告知がありましたが、漫画連載の方はしばらく休載が続いていて、アニメ放送時期に連載が止まってしまったとすると作品的によくないな、と感じます。
似たようなメディアミックス作品としては、「ツキウタ」のときには作画を変更して改めてやり直すみたいになりましたが、こちらもそうなってしまうのかどうなのか。
一応来月の掲載ラインナップ内に作品名はありますが……

では、ここから全作品感想です。

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ガンガンJOKER・12月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンJOKERの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、龍とカメレオン、ヴァニタスの手記、微熱な私の気になる執事、など。
今月は読み切り多め&雑誌も厚めで、読み応えがありました。

来月での最終回作品1作目「サキュバスとはじめる真剣交際」。
もう何ヶ月も前から終わるための展開に入っていたので、終わることに対して驚きはありませんでした。
それに、最序盤以降はとにかく話が作り辛そうだったので、ここで終わるのが正解だろうな、とも思いました。今月の終わり方は不穏でしたが、ハッピーエンドで終わる気がします。

最終回作品2作目「ミツドモエ▽生徒会長ズ」。
掲載位置が後ろのことが多いなぁ……くらいには思っていましたが、ここで終わるとは思っていなかったので、結構ビックリしました。
今月は最終回に向けた話っぽくなってはいましたが、最終的に生徒会長を1人に決めて終わる、という結末にはならないのでは?、という気がしています。
これからも現状維持でドタバタが続いていくENDになるのではないかな、と。

今月からの新連載作品「高森君くんを黙らせたいっ!!」。
読み切りからの連載昇格作品で、人の心が読める女の子が隣の男子が自分を好きだと心の中で言い続けているのをどうにかしようとする話です。
連載初回は読み切りの焼き直しだったので、次回からが本番かな、という気がします。
絵は安定して上手いので、ここから伸びていってくれればな、と思います。

今月掲載されていた読み切り「微熱な私の気になる執事」は個人的にかなり好きな話でした。
お嬢様と執事の年の差恋愛ものなのですが、2人の距離感が絶妙で、キュンキュンきました。
ただ、これはこの読み切りとして置いておきたい話で、設定を広げると、そもそもお嬢様と執事で結ばれるってまずありえないし、執事がお嬢様に手を出したらただでは済まないし……となるので、この読み切り版の2人だけの世界で置いておきたいな、と。
あとは、掲載誌的に本誌というよりGファンタジー掲載の方がアンケートもいいんじゃないかな、という気がしました。

また、今月号では「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」のアニメ化が発表されていて、ものすごくビックリしました。
近年のアニメ化に関しては原作の販促を兼ねていることが多々ありますが、この作品に関しては作者急逝で未完となっているので全く販促にはならないですし、ものすごく中途半端な部分で終わってしまっている上に原作が実質2巻半分しかなく、更には1巻の厚さも薄めなので、原作をすべて集めても厚めのコミックス1巻分くらいしかないというのもあり、アニメにするにしたって原作不足にも程がある状態。
それでもなおアニメ化するってすごいな、と素直に思いました。
ただ、この作品が連載されていた当時は完全に看板作品という扱いでしたし、CDブックが出たりもしていて、確実にアニメ化するだろうな、という流れは確かにありました。
実際、本当にアニメ化企画は進行していたけれど、作者急逝で一旦白紙になったと今回のアニメ化発表時に言及されていて、その時の心残りから今回ちゃんとアニメ化しようという話になったとのことで、本当によく実現したなぁ、と感じました。
本誌ではずっと作者の全作品告知ページが掲載され、LINEスタンプの販売が続いていたりとかもありましたから、続けている理由はこういうことだったのかな、と思ったりもしました。
アニメでちゃんとした結末が描かれることに期待したいです。

では、ここから全作品感想です。

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Gファンタジー・12月号感想 [スクエニ]

本日はGファンタジーの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、黒執事、メイデーア転生物語、四百四鬼、など。
今月は雑誌が厚くて読み応えがありました。

TVアニメ「放課後少年花子くん」が全4話だったというのを5話目の放送がなかったときに初めて知って、4話のみっていう作り方をするアニメがあるんだ、とちょっとビックリしました。
出来がいいのに4話のみっていうのも残念だな……と思っていたら、2期決定とのことで、やはり1期と2期をつなぐ作品という扱いだったのだな、と感じました。
もともと1期がかなり丁寧にストーリーを追った作りで再放送もしていたりしたので、2期があるのは確実だろうとは思っていましたが、それなりに期間が開いていたので、ちょっと心配だったりもしました。
今から楽しみです。

「最高の推しの見つけ方。」は宣言通りちゃんとコミックスを買いました。
内容を知っている身としては、やっぱりこれは表紙で損をしていると思うと同時に、帯も完全に失敗してるでしょう……と思ってしまいました。
この帯で誰が初見で買うんだよ、と。書いてある内容よりデザインが悪いな、と。
せめて1話試し読みとか一緒に置いてあったりすれば買う人も増えるかとは思うのですが、こういうのって既に実績のある作家さんとか看板作品にまで伸し上がっている作品しかやらないですし……1話読めば買いたいって人はいると思うのに。
ただ、コミックスのあとがきで、作者が元々フルカラーで作画をしていて白黒の方が勝手がわからないと書いていて、白黒の方が断然上手いのに、と思っていただけに、ちょっとビックリしました。
本誌のコミックス宣伝ページは白黒イラストになっていて、こっちの方がずっといいよ、と改めて思いました。

では、ここから全作品感想です。

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ガンガン・12月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、黄泉のツガイ、無能なナナ、裏世界ピクニック、など。
全体的に悪くなかったかな、という感じでした。

今月からの新連載「ひねくれ騎士とふわふわ姫様」。
「エルフと狩猟士のアイテム工房」を連載していた葵梅太郎さんによる新連載です。
妖精を見ることのできる王女と騎士が妖精のためにミニチュア家具を作る、という話となっていました。
主人公がエルフと狩猟士ではなく王女と騎士、作る物がアイテムではなくミニチュア家具、という設定に変わっただけで、やっていることは前作とほぼ同じでした。
続編というわけではなく、読み切りの焼き直しというわけでもなく、ここまで似た設定で再び連載をするというパターンはなかなか珍しいのではないかな、と感じました。
同じ作家さんなら作風は似てくるものですが、ここまで近いのか、と。
ただ、癒し系として一定の需要はあると思うので、冒険せずに安定した固定層を狙って行こうというやり方は間違っていないとは思います。少なくとも、前作より話を広げやすそうではありますし。
逆に全く違うジャンルを描いて即行打ち切りで結局最初に成功したジャンルに戻ってくるというパターンの方が多いですから、よくよく考えると、これが正解だったのかな、と思えたりも。
しばらくは様子見な感じです。

では、ここから全作品感想です。

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void tRrLM();//ボイド・テラリウム・クリア [ゲーム]

何か面白そうなゲームはないかな……と探していた中で、ストーリーがいいという評価を見てプレイしてみることにしました。

ゲームジャンルも何も知らず始めてみたらローグライクゲームで、これ系のゲームをプレイするのは「チョコボの不思議なダンジョン」以来ではないかな、と思い至りました。嫌いなタイプのシステムではないのですが、気が付けばしばらくプレイしていなかった、という。

ストーリーは、機械の暴走によって人類が絶滅した世界で、1体のロボットが偶然生存している人類の少女を見つけ、人類を滅ぼした張本人のファクトリーAIと共に少女のお世話をする、というものでした。
なぜダンジョンを探索する必要があるのか、なぜダンジョンがランダム生成なのか、なぜダンジョン探索後にロボットのレベルが1に戻るのか、その辺りの説明はキッチリしていて、上手くシステムと融合していてよかったです。

ダンジョン探索後にロボットのレベルは1に戻るものの、少女・トリコをお世話するための空間・テラリウムのオブジェクトを作成するとロボットの基礎能力が底上げされ、死亡も含めたダンジョン脱出時に持っていたアイテムは全てオブジェクト制作に必要なエネルギーに変換されるので、結果的に探索が丸々損になるような場面がなかったのは結構ありがたかったです。

最終的にトリコが死ぬとゲームオーバーなので、ダンジョン探索中にトリコがお腹を減らしてしまったり、病気にかかってしまったりすると基本的に直帰で、今回もうちょっと潜れたのになぁ、という場面が中盤までは結構ありました。
その辺りのジレンマを楽しむのがこの作品のゲーム性ではあるのですが。

難易度は中盤ちょっときつめで、中ボスのいる汚染源では10時間くらい足止めを食らいました。
15階にボスがいるのに、どうしても10階くらいで死んでしまう、ということが何度も起きて、ここで少し心が折れそうになりました。
とりあえず序盤のダンジョンに潜ってオブジェクトのレシピを集めて基礎能力を底上げしつつ、探索中に吸収系のスキルを習得することを願い、やっと突破できそうになったらトリコの空腹がギリギリになってしまったのですが、この機会を逃したらもう潜れない、と思って中ボスまで強行突破してなんとか中盤の山場を突破しました。

ただ、この汚染源を越えると難易度がグッと下がり、各ダンジョンを1回で踏破出来てしまうようになっていました。
汚染源を越えるとレベルアップで習得できるスキルについて如実にいいものが出るようになっていましたし、アイテムもいいものが落ちていることが多くなりましたし。
また、トリコのお世話もオブジェクトを作成することでどんどん手間がかからなくなるので、いきなりサクサク進めるようになってしまってちょっと肩透かしな感じがしてしまいました。
ラスダンも1回潜っただけでエンディングまで到達しましたし、ラスボスにも苦労しなかったです。

クリアまでおおよそ40時間くらいでしたが、中盤詰まったところとかを除くと早い人ではクリアまで20時間かからないとかもあるようで、ボリューム的にはちょっと物足りなかったです。
トリコがいい感じに育ってきたらもうラスダン、みたいな感じでしたし。

なお、ダンジョン探索中、フロア切り替えや帰還のタイミングでソフトがエラー落ちすることが10回はありました。一応、新フロアに入ったときにオートセーブされているので、やり直すのはせいぜい1フロア分だったのは救いですが、処理落ちでロボの動きが異様に遅くなる(状態異常が付与されているのではなく)こともあり、全体的にちょっと調整不足だったのかな、とは感じました。

続編もあって、評価的には続編の方が高いようなので、いつかプレイするかもしれません。

では、ここからネタバレありの感想です。

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LOOP8・クリア [ゲーム]

ゲームデザインを「ガンパレードマーチ」の芝村裕吏さん、音楽が「逆転裁判」の岩垂徳行さん、プロデューサーが「グランディア」の宮路洋一さんが担当しているとのことだったので、これは面白いゲームになるかもしれない、と思って買ってみました。
日常パートで各キャラとの好感度が上下し、非日常パートでは日常パートの結果が反映されたステータスで敵と戦うことになる、というシステムも割と面白そうだな、と感じたというのもあり。
感覚的には「サクラ大戦」のRPG版みたいになるのかな、と。
それでふたを開けてみたら……全編通してとにかく説明不足で、話があまり頭に入ってきませんでした。
システム周りもいろいろ微妙でした。

この世界は1983年8月の1ヶ月をずっとループし続けている、という設定で、1回目のループが発生するまでがチュートリアルとなっていました。
そこで一通りゲームシステムの説明は行われるものの、ループが発生して8月1日に戻って、じゃあ自由に行動してね、と言われた後にとにかく何をしていいのかまずわからない状態に放り出され、かなり困惑しました。
とりあえず住人たちに話しかけて好感度を上げていけばいいのかな、と思うわけですが、どの程度の頻度で話しかけていいのか、話しかけ続けてもいいのか、好感度は数値で表されているけどどの程度まで上がるのか、全くわからなかったです。
主人公含めた各キャラのステータスも同様ですし、会話を続けていると「加護」というループしても保持されるステータスの+値がもらえたりするわけですが、やみくもに貰っていいものなのか、とにかく全てが手探りで、開始3時間程度でもうゲームが止めたくなりました。
何をやればいいのかわからないし、やったことが正解なのかどうかもわからない、ゲームを進めていく上で不安しかなかったです。

それで数日経過すると、主人公たちと敵対する化け物・ケガイが住人の誰かに憑依するので、誰に憑依したのかを突き止めて、戦闘を行うために非日常パート・黄泉比良坂へと入っていくのですが、この黄泉比良坂に連れて行けるキャラは全12キャラ中5人しかいない、というのもまた混乱の元となるシステムでした。
チュートリアルでイチカとベニが戦闘に参加できるというのはわかっていたのですが、他の3人は実際に黄泉比良坂に連れて行けるかどうか試さないとわからない、という。戦闘に参加できないキャラを連れて行こうとすると黄泉比良坂の手前でパーティから離脱するので、あぁ連れて行けないんだ、とその時初めて気付かされる状態となっていました。
これが時間制限がある中でやらないといけないので、間違えたときに取り返しのつかなさには結構なものがありました。
主人公は朝6時~夜3時まで行動できるのですが、時間はかなり超速で進むので、ちょっと移動して戻って来るだけで3時間とか普通に経過したりするというのもあり、夕方5時を過ぎてから黄泉比良坂に入ろうとしたら連れて行けないキャラだった、となるともう時間が足りないですし。連れて行けるキャラだったとしても移動中に途中離脱したりするので、また話しかけて同行させないといけないとか、時間との戦いがありました。
ボスが確定してから日数が経過すると、その分ボスが強化されてしまうので、とにかく早くポスト戦わないといけないというのもありましたし。
ちなみに、戦闘に連れて行けるのはパッケージデザインの中にいる人たちなので、そこで気付けってことなのかな、と思ったりもしました。

そうやってなんとか仲間を連れて黄泉比良坂でボスと戦うことになるわけですが、戦闘パートはかなり動きがもっさり仕様で、RPGなのになんでこんなに戦闘に時間がかかる作りにしたんだ?、という疑問がまず浮かびました。
設定で演出カットしてもまだ長いと感じるレベルで、とにかく敵も味方も1モーションにかかる時間が長すぎました。
ただ、全編通して戦闘するのはせいぜい10回程度なので、耐えられない演出ではありませんでした。
ジャンルとしてはRPGなのですが、ADVっぽい要素の方が強かったです。
RPG:ADV=2:8くらいでした。

それでボスを倒して再び日常パートに帰ってくるわけですが、エンディングまでこれをただひたすら6回繰り返すだけで、ちょっと単純すぎではないのかな、と感じました。
各キャラとの会話はかなり膨大な数が用意されているのですが、重要な会話のみボイスありだったり、なぜか主人公のセリフがなく相手が一方的にしゃべりまくるという仕様で(ドラクエの主人公と話すような感じ)、主人公にはちゃんと声優がついていて独白という形でしゃべるのに、各キャラとの会話で掛け合いがないというのはいかがなものなのかな、と感じました。

各キャラの個性はそれなりにあるのですが、システムを理解してくるとただひたすら会話を連打していればいいということに気付くので、会話はどうしてみ流し読みになりがちで、多分システムとシナリオの相性が悪いのだろうな、と感じました。
各キャラとの会話に失敗して好感度が下がってしまう、という状態はゲームの最序盤だけ発生する状態で、主人公のステータスがある程度上がってしまえば(ゲーム内で3日くらい)会話に失敗することはほぼなくなり、基本的にただ会話を連打するようになってしまうのです。
どのセリフで話しかけようかな……みたいに思うのは本当に序盤だけで、途中からずっと盲目的に「仲良くしよう」を選び続けていました。

そんな感じで各キャラとの好感度は途中からほぼ作業的な感じで上げていくことになり、ボス戦も楽々……となるはずなのですが、ボスと戦闘参加キャラの「嫌悪」ステータスが高いとボスが強すぎて勝てない状態に陥り、私は4体目のボスで1回ループをかけました。
戦闘参加キャラはその時の気分で適当に決めるのではなく、ボスとなったキャラとの嫌悪がなるべく低くなおかつ戦闘に参加する仲間同士の嫌悪も低くないと、敵も味方も戦闘でボスを強化させるような行動ばかりするようになってしまう、という落とし穴がありました。
ボスキャラが確定した時点でボスが他の全キャラに対して嫌悪を爆上げしてくるという仕様もあったりして、日常パートで予め嫌悪を低くしておかないといけないのです。
この辺り本当にノーヒントで、ループする前提だから繰り返すことでシステムを理解しろということなのかもしれませんが、不親切すぎるよ、と感じました。

肝心のループシステムはというと、ループするとステータスは初期値に戻るけど加護で獲得したステータスは下駄をはいた状態で既にプラス補正されていて、訓練で上昇した分も前回ループの状態までは倍のスピードで上がるということで、周回しやすい作りにはなっていました。
でも、ループすると同じ会話をまた繰り返し見ないといけなかったりして、これが流し読みを助長する原因にもなっていると感じました。

ゲーム中でただひとつ良かったのは、音楽。
主題歌はなかなか良かったです。

グラフィックもパッケージイラストは一昔前のちょっと古臭い感じですが、ゲーム中では割と現代に合った感じの絵になっていて、3Dも頑張っている感じでした。
ただ、視点変更できない、ダッシュできないなど、ちょいちょいストレスがかかる部分はありました。
ロードもかなり頻繁に入るのですが、1回1回がさほど長くないので、そこまでストレスにはなりませんでした。

では、ここからネタバレありの感想です。

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ゼロサム・12月号感想 [スクエニ]

本日はゼロサムの感想を書きました。

前回の更新でTVアニメ「ラグナクリムゾン」の感想を書き忘れてしまったのですが、ちゃんと毎週視聴していて、結構出来がいいので楽しく見られています。
かなりの割合でOP・EDにもストーリーを入れ込んでくる作りになっているのですが、かなり丁寧にストーリーを追っているので、これなら最終回まで安心して見ていられるな、と感じています。
声もキャラによく合っていますし、作画も結構頑張っているのでは、と。
今期のアニメは割と当たりが多くていい感じです。

では、ゼロサムの総評です。
面白かったのは、神作家・紫式部のありえない日々、ふつつかな悪女ではございますが、悪の華道を行きましょう、など。
今月は休載が多く、雑誌もかなり薄くて残念でした。

TVアニメ「ヒプノシスマイク」は一応視聴しています。
元々3人組×4チームのところに2チーム追加されたことで人数がかなり増えたことがプラスになるのかどうなのか、現時点ではまだ何とも言えない感じです。
序盤はそれぞれのチームにスポットが当たる話なので、話の本番はそれが終わった後ということもありますし、コミカライズ版がかなり中途半端に終わっている中でアニメ版はどうなるのか心配だったりもします。
ただ、全員で歌っているОPは圧巻の出来で、この出来は素晴らしいな、と感じました。

では、ここから全作品感想です。

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ガンガンJOKER・11月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンJOKERの感想を書きました。

今月号のガンガンJOKERは久しぶりに難民になりかけました。
たまたまいつも使っている本屋さんとは別の本屋さん買うことになって、以前そのお店で買ったこともあるし大丈夫だろう、と思っていたら売っていなくて(しかも2店舗)、結局ターミナル駅の大型書店に行くことになってしまいました。
使える本屋さんがどんどん減っていっています。

では、ガンガンJOKERの総評です。
面白かったのは、龍とカメレオン、賭ケグルイ、魔王様はあいまで知りたい、など。
休載多めでしたが、読み切り多めだったので割と読み応えがありました。

今月からの新連載「魔王様はあいまで知りたい。」。
読み切りからの連載昇格作品で、両想いなのにお互いビジネスライクでしかやり取りの出来ない魔王と秘書の話で、いい感じに読み切りのときと同じノリで楽しめました。
読み切り版では勇者たちが城に攻めてくる直前でしたが、連載版は当分攻めてくることもないような感じだったので、しばらくは初回と同じような感じの話が続きそうですが、これはこれでそれを楽しみたいのだから全く問題ない、と思っています。
魔王のデュフデュフいう脳内思考が漏れ出すところとか、心の中で愛を告白しているところとか、素直に楽しめましたから、今後にも期待できそうです。

では、ここから全作品感想です。

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Gファンタジー・11月号感想 [スクエニ]

本日はGファンタジーの感想を書きました。

インフルエンザから回復して数日が過ぎましたが、すぐに息切れしてしまうレベルでやたらに疲れやすいとか、咳が続いているとか、それなりに後遺症がまだある感じです。
3日間まともに食事がとれなかったせいで、普通の食事に戻したら毎食後にお腹を壊すとかもありましたし。
そんな中、クリアファイルで右手のひらをガッツリ切ってしまうという事故があり、傷はそこまで深くないものの右掌が使えないというのは結構大変なことで、何だかここ最近踏んだり蹴ったりな日々になっています。

では、Gファンタジーの総評です。
面白かったのは、黒執事、地縛少年花子くん、四百四鬼、など。
全体的に割と面白く読めました。

今月からの新連載「地底界奇談」。
立ち入り禁止の山に鉱山を開いたことで化物が出現するようになり、自警団として村を守る2人の少年の物語、となっていました。
最近の話としては珍しく、なぜ山が立ち入り禁止になっていたのか、なぜ化け物が人を襲うのか、などの謎は謎として提示されるだけで、主人公も村人から迫害されながら村を守っているという、とにかくマイナス方向の感情しか出て来ない作りになっていました。
ジャンプ作品などは、第1話の序盤で主人公が迫害されていても、終盤で特殊能力を発揮してとりあえず敵に一矢報いる、みたいな感じで、最終的にプラス感情が残る場合が多いのですが、この作品はもう本当にマイナス方向に胸糞悪い展開のオンパレードで、第1話でこれって大丈夫なのかな?、と思ってしまいました。
絵もあまり上手くなく、背景を描き込んでいるところと白いところの差が結構激しくて読んでいるとちょっと違和感が出たりもしたので、何となく連載に踏み切るのが早かったのではないかな、という気がしました。

今月号では「最高の推しの見つけ方」がコミックス発売記念でセンターカラーとなっていたのですが……カラーの塗りがちょっと下手すぎではないかな、と思ってしまいました。
白黒だと結構いい感じに見られるだけに、このカラーは残念過ぎるな、と。特にコミックスの表紙が残念でした。
とりあえず表紙詐欺だろうが何だろうが手に取ってもらわないといけないのに、そのチャンスがかなり低くなってしまったのではないかと思いましたし、内容は割と好きなだけにもったいないなぁ、と。
……せめて私が買って応援する方向で考えています。

TVアニメ「放課後少年花子くん」は割と面白く見られています。
少し短めな15分アニメですが、話のテンポはいいですし、本編と違ってすごく軽いノリなので、気軽に見られていい感じです。絵も割といい感じですし。
いずれ放送されるだろう2期の前に軽く楽しめてなかなか良いです。

では、ここから全作品感想です。

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