Ｇファンタジー・１２月号感想 [スクエニ]
本日はＧファンタジーの感想を書きました。
では、さっそく総評です。
面白かったのは、黒執事、メイデーア転生物語、四百四鬼、など。
今月は雑誌が厚くて読み応えがありました。
ＴＶアニメ「放課後少年花子くん」が全４話だったというのを５話目の放送がなかったときに初めて知って、４話のみっていう作り方をするアニメがあるんだ、とちょっとビックリしました。
出来がいいのに４話のみっていうのも残念だな……と思っていたら、２期決定とのことで、やはり１期と２期をつなぐ作品という扱いだったのだな、と感じました。
もともと１期がかなり丁寧にストーリーを追った作りで再放送もしていたりしたので、２期があるのは確実だろうとは思っていましたが、それなりに期間が開いていたので、ちょっと心配だったりもしました。
今から楽しみです。
「最高の推しの見つけ方。」は宣言通りちゃんとコミックスを買いました。
内容を知っている身としては、やっぱりこれは表紙で損をしていると思うと同時に、帯も完全に失敗してるでしょう……と思ってしまいました。
この帯で誰が初見で買うんだよ、と。書いてある内容よりデザインが悪いな、と。
せめて１話試し読みとか一緒に置いてあったりすれば買う人も増えるかとは思うのですが、こういうのって既に実績のある作家さんとか看板作品にまで伸し上がっている作品しかやらないですし……１話読めば買いたいって人はいると思うのに。
ただ、コミックスのあとがきで、作者が元々フルカラーで作画をしていて白黒の方が勝手がわからないと書いていて、白黒の方が断然上手いのに、と思っていただけに、ちょっとビックリしました。
本誌のコミックス宣伝ページは白黒イラストになっていて、こっちの方がずっといいよ、と改めて思いました。
では、ここから全作品感想です。
レギュラー連載
黒執事
スネークがフィルとドールの間で板挟みになる展開だった。
フィルもドールも自分の正当性を主張するというより相手の悪さを主張していたので、この切り口で責めるのはちょっと珍しくていいな、と思った。
スネークがこのまま死ぬというのもあり得そうなので、その辺りどうなるのか、次回に注目したい。
妖怪学校の先生はじめました！
飯綱が茨棘を諦めないと決意するまでの話で、結構引き込まれた。
飯綱と晴明のケンカは熱い展開で、素直に楽しむことができた。
いい感じに盛り上がっているので、次回に期待したい。
地縛少年 花子くん
花子くんと寧々が合流するまでの流れは自然だったのだが、最後全員が法廷に呼ばれる展開はちょっと唐突過ぎたように見えてしまった。
次回の冒頭で説明してくれるとは思うのだが……
アラフォー男の異世界通販生活
王都の謁見前にいろいろこれまでのイベントを処理している感じだったのだが、このまま素直に謁見に臨む展開ではないようで、まだ足踏み展開は続きそう。
掲載ページ数も少なめなので、なかなか話が進まなくてもどかしい。
メイデーア転生物語 この世で一番悪い魔女
マキナとトールは２回転生しているという設定が出てきて、これは結構上手い設定だな、と感じた。なぜ今の世界に転生したのかという理由付けとして、すごくしっくり来た。
今回の正妃のメッセージイベントもマキナにそれなりに関係があることのようで、完全な寄り道ではない、とわかったのもよかった。
次回にも期待したい。
魔法科高校の劣等生 師族会議編
今月は次の展開に向けていろいろ設定を固めている感じだった。
次回以降盛り上がりそうな感じになってきたので、期待したいところ。
東京エイリアンズ
オークションがやっと始まったと思ったら速攻で制圧してしまう展開で、予想外の展開でよかったと思う反面、前振りが長かった割にアッサリ終わってしまったな、とも思ってしまった。
晃関連の話でまだ掘り下げはありそうだが。
めざせ豪華客船！！～船召喚スキルで異世界リッチライフを手に入れろ～
今月は新たなフェリーを堪能する話。
現代の服があったり大浴場があったり、前のフェリーと差別化されていたのはよかったと思う。
次号巻頭カラーとのことで、思っていたよりも人気があったことにちょっとビックリした。
竜の花嫁お断り
桜が玉姫の生まれ変わりというのは事実のようで、それを隠すためにいろいろ家系図がいじくられていたという話になっていた。この辺りちょっとゴチャゴチャしそうなので、キッチリ説明してほしいところ。
話としてはもう大詰めの感じなので、残り３～４話で終わりそう。
ログインサバイバル
今月は悠斗がメインの話で、紲菜をも取り戻すために自分もヒトツヅキになる、という展開だった。
ちょっと思考が短絡的すぎではないかなと感じたし、最後にアッサリとヒトツヅキになってしまう展開もどうかと思った。
いろいろ迷走しているように思う。
雅血の陰陽師
今月で文月と白露の過去が完結。
白露の過去での仲間が全滅しているという展開はちょっと意外でよかったと感じた半面、現代での白露の敵の倒し方にはちょっと無理があったように感じた。まだ息のある敵を抱きしめるとかバカじゃん、と思ってしまった。
この辺りがもっと自然だったら……
ミルクチョコレート
椋を避けまくっている穂乃花をどうにか椋が捕まえるまでの話で、これで１話費やすのか、というほど展開が遅かったように思う。
楓も含めて全員まともな恋愛をしていなくて対応方法がわからない、という部分はよかったのだが。
マジックユーザー ＴＲＰＧで育てた魔法使いは異世界でも最強だった。
捉えたダークエルフを解呪したら服従するようになりました、という展開で、ちょっと展開がいろいろ強引だったように見えてしまった。人気のない作品でよくあるテコ入れのように感じてしまった。
四百四鬼
海斗のハッタリはいろいろ強引だったようにも見えたが、それを承知でやっているというのもわかったので、これはこれでアリだな、と思えた。
次回にも期待したい。
美しいばけもの
掲載ページ数が少なめで、話が作り辛そうだな……という印象があった。
最後に新キャラが出てきたので、それなりにまとまる展開になればいいのだが。
傷の特異種
本部での追いかけっこが始まって、普通に考えると、誰か１人が捕まって他の２人が一応逃げるけど、捕まった人を処刑するとかの告示が出て助けに行くとかの展開になりそう。
そうならないことを願いたい。
ＲＥＶＥＮＧＥＲ
久しぶりの掲載だったものの、ページ数は割と多めでホッとした。
話は結構駆け足展開に入った感じで、もしかしたらコミックス２巻完結になるのかも。
銀の麦畑
ベネルがなぜ２人になっていたのか、という説明には納得がいったが、じゃあこれから３人で暮らしましょう、という結末はちょっと強引すぎるように思ってしまった。
ハッピーエンドではあるのだが……
魔法科高校の劣等生 孤立編
達也の身柄を差し出さねばならない状況の中で緊急の師族会議が行われるという展開になって、思っていたよりも話が大きくなっているんだな、と感じた。
次回に期待したい。
ゴーレムさん、崩れてます！
今月はシーレがメインの話で、ページ数も少なく、番外編のような感じだった。
ちゃんとバイトでお金を稼いでいるというのがわかったのはよかった。
最高の推しの見つけ方
女装男子と男の娘の違いを薺が力説するところはなかなかよかった。
新キャラの千伽が即行でルイの正体を見抜いたところは、これまでそういうキャラがいなかっただけに、いいと思えた。
相変わらず推しは推し、三峯は三峯、で分けている薺はよかった。
結合男子-Commitments to Dawn-
昇位試験後の初任務で何もできなかった、という展開だった。
敵に怖気づいたところで先輩があっさり倒してしまうというのではなく、もっと絶望感のある展開でもよかったのではないかな、とちょっと思った。
DISNEY TWISTED-WONDERLAND THE COMIC ～EPISODE of OCTAVINELLE～
イソギンチャクを外すために呪いをかけた諜報人に交渉に行くという話となっていて、ストレートな展開だけれど、巡り巡ってなかなかない展開だな、と思えてわりとよかった。
神獣サマの下僕になりまして～就職先はあやかし専門不動産！？～
今月も割と不動産関係の話が多めの展開で、なかなかよかった。
ぬいぐるみの下僕が出来るまでの流れも自然で、これは化ける可能性あるかも、と思えてきた。
地底界奇談
連載２回目。
化物を倒して村人から感謝される展開があって、ここまでの話が第１話に入っていればな、と思えた。全体的にちょっといろんなエピソードにページを割きすぎているように思う。
隔月連載作品
DISNEY TWISTED-WONDERLAND THE COMIC ～EPISODE of SAVANACLAW～
久しぶりの掲載だったが、掲載ページ数は多めで話も結構進んでいた。
特に絵が乱れているということもなく、ちょっと長期休載に入るのではと心配していたが、杞憂だったらしい。
読み切り作品
コスモニーカ・ロマンティカ
公園で偶然見つけた女の子の宇宙人と一緒に暮らすことになる、という話。
設定は宇宙人なのだが、あまりに地球人と近しい見た目と習慣なので、宇宙人設定ではなくても異世界人だって地底人だって成立しちゃうじゃん、と思ってしまった。
もっとヒロインが宇宙人である意義があればよかったのだが……
「東京エイリアンズ」が連載されている誌面に載せる話ではないとも思う。
絵は読みやすかった。
いろはにほれろ
誰でも見られる幽霊の少女が盲目の妖怪専門医師と出会う話。
導入部はわりとよかったのだが、盲目の医師が治療した妖怪は恋煩いで、描くべきはそこじゃないよね、と思ってしまった。盲目の医師が普段どうやって治療をしているのか、が見たいのに。
設定周りがいろいろ雑過ぎて微妙だった。
絵も読みにくくはなかったが、ちょっとつたない感じがした。
フクロウと少年
母親の形見のペンダントをフクロウに奪われた少年が、ひたすらフクロウを追いかける話。
何度読み直してみても、話の意味がわからなかった。
フクロウが母親の生まれ変わりなのか？、とは思うのだが、とにかく全編通して説明不足。
アーチェリーの催しがあるという話にしては、アーチェリー用の弓でも矢でもないようなデザインだし、そもそもフクロウって夜行性だし、とツッコミどころが多かった。
絵は上手いのに……
来月の期待
連載陣に期待したい。
では、さっそく総評です。
面白かったのは、黒執事、メイデーア転生物語、四百四鬼、など。
今月は雑誌が厚くて読み応えがありました。
ＴＶアニメ「放課後少年花子くん」が全４話だったというのを５話目の放送がなかったときに初めて知って、４話のみっていう作り方をするアニメがあるんだ、とちょっとビックリしました。
出来がいいのに４話のみっていうのも残念だな……と思っていたら、２期決定とのことで、やはり１期と２期をつなぐ作品という扱いだったのだな、と感じました。
もともと１期がかなり丁寧にストーリーを追った作りで再放送もしていたりしたので、２期があるのは確実だろうとは思っていましたが、それなりに期間が開いていたので、ちょっと心配だったりもしました。
今から楽しみです。
「最高の推しの見つけ方。」は宣言通りちゃんとコミックスを買いました。
内容を知っている身としては、やっぱりこれは表紙で損をしていると思うと同時に、帯も完全に失敗してるでしょう……と思ってしまいました。
この帯で誰が初見で買うんだよ、と。書いてある内容よりデザインが悪いな、と。
せめて１話試し読みとか一緒に置いてあったりすれば買う人も増えるかとは思うのですが、こういうのって既に実績のある作家さんとか看板作品にまで伸し上がっている作品しかやらないですし……１話読めば買いたいって人はいると思うのに。
ただ、コミックスのあとがきで、作者が元々フルカラーで作画をしていて白黒の方が勝手がわからないと書いていて、白黒の方が断然上手いのに、と思っていただけに、ちょっとビックリしました。
本誌のコミックス宣伝ページは白黒イラストになっていて、こっちの方がずっといいよ、と改めて思いました。
では、ここから全作品感想です。
レギュラー連載
黒執事
スネークがフィルとドールの間で板挟みになる展開だった。
フィルもドールも自分の正当性を主張するというより相手の悪さを主張していたので、この切り口で責めるのはちょっと珍しくていいな、と思った。
スネークがこのまま死ぬというのもあり得そうなので、その辺りどうなるのか、次回に注目したい。
妖怪学校の先生はじめました！
飯綱が茨棘を諦めないと決意するまでの話で、結構引き込まれた。
飯綱と晴明のケンカは熱い展開で、素直に楽しむことができた。
いい感じに盛り上がっているので、次回に期待したい。
地縛少年 花子くん
花子くんと寧々が合流するまでの流れは自然だったのだが、最後全員が法廷に呼ばれる展開はちょっと唐突過ぎたように見えてしまった。
次回の冒頭で説明してくれるとは思うのだが……
アラフォー男の異世界通販生活
王都の謁見前にいろいろこれまでのイベントを処理している感じだったのだが、このまま素直に謁見に臨む展開ではないようで、まだ足踏み展開は続きそう。
掲載ページ数も少なめなので、なかなか話が進まなくてもどかしい。
メイデーア転生物語 この世で一番悪い魔女
マキナとトールは２回転生しているという設定が出てきて、これは結構上手い設定だな、と感じた。なぜ今の世界に転生したのかという理由付けとして、すごくしっくり来た。
今回の正妃のメッセージイベントもマキナにそれなりに関係があることのようで、完全な寄り道ではない、とわかったのもよかった。
次回にも期待したい。
魔法科高校の劣等生 師族会議編
今月は次の展開に向けていろいろ設定を固めている感じだった。
次回以降盛り上がりそうな感じになってきたので、期待したいところ。
東京エイリアンズ
オークションがやっと始まったと思ったら速攻で制圧してしまう展開で、予想外の展開でよかったと思う反面、前振りが長かった割にアッサリ終わってしまったな、とも思ってしまった。
晃関連の話でまだ掘り下げはありそうだが。
めざせ豪華客船！！～船召喚スキルで異世界リッチライフを手に入れろ～
今月は新たなフェリーを堪能する話。
現代の服があったり大浴場があったり、前のフェリーと差別化されていたのはよかったと思う。
次号巻頭カラーとのことで、思っていたよりも人気があったことにちょっとビックリした。
竜の花嫁お断り
桜が玉姫の生まれ変わりというのは事実のようで、それを隠すためにいろいろ家系図がいじくられていたという話になっていた。この辺りちょっとゴチャゴチャしそうなので、キッチリ説明してほしいところ。
話としてはもう大詰めの感じなので、残り３～４話で終わりそう。
ログインサバイバル
今月は悠斗がメインの話で、紲菜をも取り戻すために自分もヒトツヅキになる、という展開だった。
ちょっと思考が短絡的すぎではないかなと感じたし、最後にアッサリとヒトツヅキになってしまう展開もどうかと思った。
いろいろ迷走しているように思う。
雅血の陰陽師
今月で文月と白露の過去が完結。
白露の過去での仲間が全滅しているという展開はちょっと意外でよかったと感じた半面、現代での白露の敵の倒し方にはちょっと無理があったように感じた。まだ息のある敵を抱きしめるとかバカじゃん、と思ってしまった。
この辺りがもっと自然だったら……
ミルクチョコレート
椋を避けまくっている穂乃花をどうにか椋が捕まえるまでの話で、これで１話費やすのか、というほど展開が遅かったように思う。
楓も含めて全員まともな恋愛をしていなくて対応方法がわからない、という部分はよかったのだが。
マジックユーザー ＴＲＰＧで育てた魔法使いは異世界でも最強だった。
捉えたダークエルフを解呪したら服従するようになりました、という展開で、ちょっと展開がいろいろ強引だったように見えてしまった。人気のない作品でよくあるテコ入れのように感じてしまった。
四百四鬼
海斗のハッタリはいろいろ強引だったようにも見えたが、それを承知でやっているというのもわかったので、これはこれでアリだな、と思えた。
次回にも期待したい。
美しいばけもの
掲載ページ数が少なめで、話が作り辛そうだな……という印象があった。
最後に新キャラが出てきたので、それなりにまとまる展開になればいいのだが。
傷の特異種
本部での追いかけっこが始まって、普通に考えると、誰か１人が捕まって他の２人が一応逃げるけど、捕まった人を処刑するとかの告示が出て助けに行くとかの展開になりそう。
そうならないことを願いたい。
ＲＥＶＥＮＧＥＲ
久しぶりの掲載だったものの、ページ数は割と多めでホッとした。
話は結構駆け足展開に入った感じで、もしかしたらコミックス２巻完結になるのかも。
銀の麦畑
ベネルがなぜ２人になっていたのか、という説明には納得がいったが、じゃあこれから３人で暮らしましょう、という結末はちょっと強引すぎるように思ってしまった。
ハッピーエンドではあるのだが……
魔法科高校の劣等生 孤立編
達也の身柄を差し出さねばならない状況の中で緊急の師族会議が行われるという展開になって、思っていたよりも話が大きくなっているんだな、と感じた。
次回に期待したい。
ゴーレムさん、崩れてます！
今月はシーレがメインの話で、ページ数も少なく、番外編のような感じだった。
ちゃんとバイトでお金を稼いでいるというのがわかったのはよかった。
最高の推しの見つけ方
女装男子と男の娘の違いを薺が力説するところはなかなかよかった。
新キャラの千伽が即行でルイの正体を見抜いたところは、これまでそういうキャラがいなかっただけに、いいと思えた。
相変わらず推しは推し、三峯は三峯、で分けている薺はよかった。
結合男子-Commitments to Dawn-
昇位試験後の初任務で何もできなかった、という展開だった。
敵に怖気づいたところで先輩があっさり倒してしまうというのではなく、もっと絶望感のある展開でもよかったのではないかな、とちょっと思った。
DISNEY TWISTED-WONDERLAND THE COMIC ～EPISODE of OCTAVINELLE～
イソギンチャクを外すために呪いをかけた諜報人に交渉に行くという話となっていて、ストレートな展開だけれど、巡り巡ってなかなかない展開だな、と思えてわりとよかった。
神獣サマの下僕になりまして～就職先はあやかし専門不動産！？～
今月も割と不動産関係の話が多めの展開で、なかなかよかった。
ぬいぐるみの下僕が出来るまでの流れも自然で、これは化ける可能性あるかも、と思えてきた。
地底界奇談
連載２回目。
化物を倒して村人から感謝される展開があって、ここまでの話が第１話に入っていればな、と思えた。全体的にちょっといろんなエピソードにページを割きすぎているように思う。
隔月連載作品
DISNEY TWISTED-WONDERLAND THE COMIC ～EPISODE of SAVANACLAW～
久しぶりの掲載だったが、掲載ページ数は多めで話も結構進んでいた。
特に絵が乱れているということもなく、ちょっと長期休載に入るのではと心配していたが、杞憂だったらしい。
読み切り作品
コスモニーカ・ロマンティカ
公園で偶然見つけた女の子の宇宙人と一緒に暮らすことになる、という話。
設定は宇宙人なのだが、あまりに地球人と近しい見た目と習慣なので、宇宙人設定ではなくても異世界人だって地底人だって成立しちゃうじゃん、と思ってしまった。
もっとヒロインが宇宙人である意義があればよかったのだが……
「東京エイリアンズ」が連載されている誌面に載せる話ではないとも思う。
絵は読みやすかった。
いろはにほれろ
誰でも見られる幽霊の少女が盲目の妖怪専門医師と出会う話。
導入部はわりとよかったのだが、盲目の医師が治療した妖怪は恋煩いで、描くべきはそこじゃないよね、と思ってしまった。盲目の医師が普段どうやって治療をしているのか、が見たいのに。
設定周りがいろいろ雑過ぎて微妙だった。
絵も読みにくくはなかったが、ちょっとつたない感じがした。
フクロウと少年
母親の形見のペンダントをフクロウに奪われた少年が、ひたすらフクロウを追いかける話。
何度読み直してみても、話の意味がわからなかった。
フクロウが母親の生まれ変わりなのか？、とは思うのだが、とにかく全編通して説明不足。
アーチェリーの催しがあるという話にしては、アーチェリー用の弓でも矢でもないようなデザインだし、そもそもフクロウって夜行性だし、とツッコミどころが多かった。
絵は上手いのに……
来月の期待
連載陣に期待したい。
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