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劇場版シティーハンター 天使の涙・観てきました [映画]

原作ファンならば1番映像化してほしいと思っているだろう、原作での実質ラスボスである海原神とのエピソードが描かれるということで、これは観に行かなければ!、と思って観に行きました。
海原神関連のエピソードはパチンコとかスロットで一部映像化されていたりはするのですが、そこはやっぱり最初から最後まで通して観てみたいですし、作品としてもこれが最終章だと告知されていたので、最後はちゃんと見届けたいなぁ、という思いもありました。

一通り見て感じたのは、作品のターゲットは、原作を知っている&アニメを一通り見ている&劇場版前作を観ている、というかなり狭い範囲の人向けだったな、ということ。
前作もそうだったのですが、若い人とか新規ファンを取り込むつもりなど更々なく、シティーハンターのファンで作品の最後をちゃんと見届けたいという人だけ観てくれればいい、というかなり尖った作りでした。
実際客層も私と同世代の人ばかりで若い人は皆無でしたから、ファンもファンで分かっているのだろうな、と感じました。
男女比は半々くらいでした。

声優さんたちもオリジナルの人たちを連れてきていて、香の兄である槇村秀幸(アニメでは最序盤の5話までしか出てない)ですらキャスト変更していない辺り、わかってるなぁ、と感じました。
全体的に声の衰えはあるにはありましたが、全キャスト前作よりも声が出ている印象でした。

では、ここからネタバレありの感想です。

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すずめの戸締り・観てきました [映画]

公開から12日程経過した勤労感謝の日に観てきました。
祝日とはいっても公開から10日程度経過しているならさほど混んでいないだろう、と思っていたら、満席でした。上映回数が10程度設定されている映画館で満席ってすごいな、と素直に感心しました。
最終的な興行収入がどの程度になるかはまだわかりませんが、100億行くのではないかな、という気がしました。

客席は8割くらいが女性、子連れも3割くらいいる感じでした。
私も私で娘と一緒に行きましたが、後ろの席の子が幼稚園年少&年長くらいの親子連れで、上映途中に怖いと泣き出してしまっていて、さすがに幼稚園生には内容的にもまだ早いのではないかな、と感じました。
せめて小学校中学年くらいいってないと楽しめないのではないかな、と。

ネタバレなしの感想としては、新海監督らしい話だったなぁ、と。
ボーイミーツガール的な設定で、背景がすごくきれいで、ファンタジー設定はザックリふわっとしていて、最終盤に盛り上がってハッピーエンド、という。
ただ、他の作品よりも序盤から終盤にかけての盛り上がりがそれなりに用意されていて、いつもより緩急のついた展開だったな、と感じました。
「君の名は。」には及ばなかったけど、少なくとも「天気の子」よりは面白かった、という感じでした。

では、ここからネタバレありの感想です。

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シン・エヴァンゲリオン・観てきました [映画]

何度かの延期を経て公開された本作。
いつもならネタバレ回避のため公開初日に観に行くのですが、今回はいろいろ予定が合わなくて公開から10日くらいしてから観に行きました。
そこまでに一切ネタバレに触れることがなかったので、新鮮な気持ちで観られました。

観に行ったのは平日の午前中だったのですが、感染対策で1席おきとはいえほぼ満席で、しかも同じシネコンで3スクリーン体制で上映しているのにこれだけ埋まるとは、とちょっとビックリしました。
わりと大学生みたいな若い年代の人が多めで、最初のテレビシリーズから見ているよっていう感じの人はそこまで多くなかったように感じました。

※ここからネタバレありです。

それで観始めたわけですが……これはもう観た人の大多数が言っていることでもあるのですが、序盤の村のシーンが長すぎでした。
Qでボロボロになったシンジが立ち直るために必要な時間だったとは思うのですが、それだって半分くらいだってよかったよね、と。
なお、このときのシンジは失語症になっていたというのをパンフレットで見て、あえてしゃべらないんだと思って観ていたというのもあって、そこはちょっと意外でした。

その後は怒涛の戦闘シーンラッシュだったので、画面に引き込まれることも多くて、楽しく観られました。
すごく重要な単語なのだろうけど1回しか言わないからよくわからない、ということも何度かありましたが(イスカリオテのマリアとか)、勢いもあるし後でパンフレットを読んだり後々考察サイトとかBlu-rayで確認すればいいかな、くらいの感覚だったので、そこまで考える暇もなく場面が切り替わっていくのはよかったと思います。

Qのときはなんでこんなにシンジが苦しむ展開ばかりなんだろう、と思っていたのですが、その裏にあった思いやりみたいなのがわかることも何度かあって、作品としてそれでもなんやかんやQが必要だったんだ、と思えたのは個人的には救いでした。

ゲンドウの思惑とかは基本的に旧劇場版と同じでしたが、今作ではちゃんと親子で会話をしてゲンドウの気持ちがきちんとシンジに伝わりましたし、アスカも学校に通っていた時はシンジのことが好きだったと思うとちゃんと言ったり、それぞれがいろんな気持ちと向き合っている、と思えたのもよかったです。

それでシンジが周りの人たちの心を補完していくわけですが……渚指令は本気で意味が分からないと思ったり、アスカがケンスケとくっつくのかとか、シンジがまさかのマリENDになるのかとか、最終盤の意外性は結構ありました。
それでも、ちゃんとハッピーエンドだったので、最後まで見られて本当によかったな、と感じました。
変に次回作を匂わすようなこともありませんでしたし、本当に終わったんだな、という締め方でしたし。

ただ、前述のように聞き取れなかった重要単語とか劇場版を1回見ただけでは理解できないことは多々あったので、その辺りは考察サイトでひとまず補完しました。
加持さんがサードインパクトを止めたって言ってるけど、ニアサードインパクトはカヲルが止めたんじゃなかったっけ?と思っていたら、ニアサードインパクトで人類の大半が死んだ事件に関してはカヲルが止めたけど、その後でまたサードインパクトが起ころうとしていたところを加治さんが止めたということらしく。
他にも、マリENDになることの必然性、渚指令ってどういうことなのかなどなど、そういう解釈をするのかぁ、と新しく見えた部分が結構ありました。

ということで、これを踏まえて次はBlu-rayでもう1回見てみたいな、という気持ちになっています。
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天気の子・観てきました [映画]

公開初日の初回上映、このタイミングでしかおそらく観に行けないと思って観に行ってきました。
8歳の娘が楽しめる内容なのかどうか未知数故に映画館に連れて行けないなら、夏休み前で娘が学校に行っているなら行ける、ということで。

平日の午前中という集客の難しい時間帯にもかかわらず、座席の半分くらいは埋まっていて、さすがに「君の名は。」効果だな、と感じました。普段から日曜でそこそこの話題作でも座席の半分埋まることは少ない映画館というのもあり、よくここまで集まったな、と感じました。
「君の名は。」で女性ファンも増えたかと思うのですが、客層の8割は男性でした。

まずは、ネタバレのないところから感想を。
映像の美しさについては従来通りで、この辺りは期待を裏切りませんでした。
新宿とか池袋とか、見知った風景もかなりあって、楽しめました。

声については、観る前までは正直なところ本田翼さんは地雷ではないかな、と思っていました。
ドラマの「ラジエーションハウス」を観ていましたが、ちょっと演技が……と感じていたのもあり、結構不安だったのですが、ふたを開けてみれば全く問題はありませんでした。
小栗旬さんもレイトンの時よりもずっと上手くなっていて、出る人みんな上手かったな、と感じました。

ストーリーに関しては、賛否両論とはいかないまでも、批判的な意見は「君の名は。」より出るのではないかな、と感じました。エンターテイメントとしてはいいけど、コンプライアンス的にちょっと……みたいな。
あくまでこれはフィクションなんだとはっきり割り切れる人向きではありました。

では、ここからネタバレありの感想です。

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劇場版シティーハンター 新宿PRIVATE EYES・観てきました [映画]

劇場版シティーハンターの新作が制作されると発表されたときから、観に行こうかどうかずっと迷っていた作品だったのですが、新たな情報が出る度に観に行きたい熱が高まっていって、キャッツ・アイの来生三姉妹が出るという情報が出たときに、これはもう劇場に行かなければ、と決心を固めました。
キャストは可能な限りオリジナルのまま(唯一亡くなっている藤田俶子さんのみ代役)、エンディングは「Get Wild」、敵役は山寺宏一さん、監督はテレビシリーズを手掛けていたこだま兼嗣さん、とこれだけ揃っていたらもうアニメをリアルタイムで見ていた世代としては、観て絶望することもないんじゃないかとも思って。

まずは、ネタバレのないところから感想を。
客層は私と同世代が9割。若い人は少ないな、という印象でした。同世代ホイホイ作品ではあるよな、と最初から思っていたので、予想通りな感じでした。
男女比は7:3くらいで、やはり元がジャンプ作品だけに男性が多いな、と感じました。
ただ、思っていた以上に集客できている感じで、想像以上に席は埋まっていました。パンフレットも売り切れていたりしたので、興行収入は結構いいとこ行くんじゃないかな、と思います。

内容としては、完全にアニメを見ている人のための映画でした。
初見の人だけでなく、原作は知っているけどアニメを観ていないという人もちょっと入りにくいんじゃないかと感じました。
というのも、各所でアニメの主題歌がかかり、声優さんもオリジナルキャスト故にやっぱり年齢からの衰えを感じる部分はあって(でも、アニメを知ってる身としてはキャスト変更してたら観に行っていないのですが)、この作品を全て楽しむに当たっては、ハードルが高いのではないかな、と。
でも、原作とアニメを知っている人なら確実に楽しめる内容でした。
エンディングの入りかたとか、わかってはいてもやっぱり鳥肌モノでしたし。
アニメを知っているなら観て確実に損はしない作品でした。


では、ここからネタバレありの感想です。

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君の名は。・観てきました [映画]

新海誠作品の長年のファンとしては観に行かなければ!、ということで、公開初日に観に行ってきました。
これまでの作品は全国公開といってもそこまで多くの映画館では上映していなくて、「秒速5センチメートル」までは渋谷、ようやく前作の「言の葉の庭」で池袋上映まで広がってきて、今回も池袋でやってくれればいいなぁ、くらいに思っていました。(「星を追う子ども」は娘出産直後で行けなかったのですが)
そうしたら、今回は近所の映画館でも上映するというのがわかって、調べたら全国300スクリーン公開になっていて、そんなに全国区の作品だっけ?、と少しビックリしました。

そして、当日。
夏休み期間中とはいえ、平日の昼間にも関わらず、300人以上はいる大きめの劇場で半分は席が埋まっていたことに、今度はビックリしました。
今までの作品は公開場所がかなり限られていたためにほぼ満席状態でしたが、全国300スクリーン公開になってなおこれだけ人が入るのは、近所の映画館では希少なことです。下手な邦画よりよっぽど人がいました。
男女比としては、7割男性3割女性、アニメ映画でもやはり子供の姿はなかったです。
以前よりも女性比率が上がったな、と感じました。

では、まずはネタバレのないところかなの感想を。

単純に、すごくよい映画でした。
序盤の入れ替わりの話から途中で別方向に話が向かうのですが、その流れも自然で無理矢理な感じはしませんでした。
というのも、いろんな場所にさりげなく伏線が張ってあって、あれはそういう意味だったんだ、と後々思い返すことで、全ては1本の線の上に乗っていたんだな、とわかるからです。
観終わった後、少なくともこれで作品的にコケることはない、というのは強く感じました。

音楽に関しては、新海誠作品と言えば天門さんの音楽、そうでなくても穏やかで切ない感じの音楽が定番だったのですが、今回は一転してRADWIMPSの割と激しい音楽が主体となっていました。
でも、これがまた上手く映像と噛み合っていて、これはこれでいいなぁ、と感じました。
今までの作品でもそうでしたが、音楽に映像を合わせるのが本当に上手いです。

映像に関しては言わずもがな。
実写取り込みからのCG変換技術は素晴らしいの一言で、東京の景色はかなりリアリティがありました。
この辺りは「言の葉の庭」と似たような感じで。
田舎の風景もやっばりきれいで、一瞬しか映らないような、蜘蛛の巣に雨粒がかかっているところとかもすごいですし、景色を見るためだけでももう1回観てもいいかな、くらいに思います。
キャラデザも回を重ねるごとによくなっていっていますし、映像に関しては文句の付け所がなかったです。


それでは、ここからネタバレありです。

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予告犯・観てきました [映画]

原作が好きで、映像化してもそこまで地雷にはならないだろうと思われたので、観に行ってきました。
原作が好きで観に行った映画としては、「映画 黒執事」のときなど、舞台変更やらキャラの性別変更やらいろいろあって、そこにはもう地雷原しかない雰囲気だっったのですが、この作品に関しては真逆でした。
原作がコミックス全3巻という程よい長さであり、現代劇であり、主役級のヒロインが存在することで性別変更などの改変がないというのもあり、そこまでおかしな映画になっていることはないのではないかな、と。

娘を幼稚園に預けている間に観に行かないといけないというのがあり、平日午前中に観に行ってきました。
丁度割引が利く日だったというのもあってか、公開3週目に入った平日でも20人くらいはお客さんがいて、意外と人がいるな、という印象でした。
土日でもここまで入らない作品もありましたし。


内容に触れるとネタバレを含んでしまうので、ここからは隠します。
なお、原作のネタバレも含みます。

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イン・ザ・ヒーロー・観てきました [映画]

公開日が「ルパン三世」と同じなため、あまり話題に上っていないように感じる本作品。
私自身、旦那が観に行きたいと言い出すまでこの作品の存在を全く知りませんでした。

これはスーツアクター(戦隊物などの変身後の中の人)の話で、主演の唐沢寿明さんもかつてはスーツアクターで、仮面ライダー好きの旦那は唐沢寿明さんが売れる前にライダーマンの中の人だったというところから知っているため、どうしても観に行きたい、でも1人では行きにくいというのでついて行きました。

そこまで話題になっていない映画ということで、劇場も150人くらいしか入れない小さいところで、公開初日の初回上映で観客が13人とかなり少なめでした。
でも、最初からそこまで動員が見込めないと考えられているせいか、「R100」のときみたいに大きな劇場で観客が少ないという大爆死状態は避けられていたのではないかな、と思います。

そんな感じで、興味もなかった映画&話題になっていなくて観客も少なめ、ということであまり期待していなかったのですが、いざ観てみるとかなり面白かったです。
スーツアクターって特撮の中の人以外にどんな仕事してるの?、特撮の撮影現場ってどんな感じ?、というのがわかるのが楽しかったりして、140分という長めの上映時間でも全く飽きることなく観られました。
映画の中だけの戦隊物「神龍戦士ドラゴンフォー」の主題歌を串田アキラさんがちゃんと歌っているとか、モーションキャプチャーを利用したゲーム画面が出てくるとか、細かいところもしっかり作られていてよかったです。
スーツアクターの経験があるということもあって、唐沢寿明さん本人がスタントをあまり使わずアクションしているとかも凄いですし、とにかく唐沢寿明さんが50代とは思えない肉体をしているところも素晴らしかったです。

脇役陣にしても、寺島進さんが女性であるピンクのスーツアクターを演じていたりとか(実際過去に演じたことがあるそうです)、福士蒼汰さん演じる一ノ瀬が序盤ではバカにしていた戦隊物に対して徐々に本気で取り組んでいくところとか、いい感じに話を盛り上げてくれて、中盤でもダレるところがなかったです。

個人的に唯一失敗だと思ったのは、映画に行く前に公式サイトで私があらすじを見てしまったこと。
公式サイトのあらすじは映画冒頭の説明だけかと思いきや、映画の終わる30分前くらいにある最大の山場についてまで説明していて、いつになったらその設定出てくるの?、と映画を観ている間考えてしまって、これは知らないまま観ていたかったな、と。

観て損はしない映画になっていたかと思うので、気になった方は観てみてもいいかと思います。
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実写版「黒執事」・観てきました [映画]

まず最初に、映画館で観るべきか、スルーするべきか、非常に悩んだ作品でした。
キャスト、あらすじ、予告編、どこからどう見たってそこにはもう地雷しか埋まっていないとわかりきっている作品です。
でも、怖いもの見たさでどれだけ酷いかを確認するため、あえて地雷原に踏み込んでみようと思い、映画館へ観に行くことにしました。

私が観に行ったときは公開3週目に突入していたというのもあり、スクリーンは100席くらいしかない、近所の映画館でも1番小さな場所でした。
それでも3割くらいの席は埋まっていて、思っていたよりも人はいるな、と感じました。
ただでさえ人のあまり入らない映画館なので、観客が10人切っているかも?、とすら思っていたので。

客層は99%女性だろう……と思っていたら、半々くらいで、思いの外男性が多くてビックリしました。
年齢層はかなり若い感じで、10~20代前半がほとんど、という感じでした。


それで肝心の内容はというと……
先日の感想でチラッと書きましたが、思っていたほど悪くはなかったです。
結構アクションがしっかりしていて、アクションシーンは割と見応えありました。
俳優復帰作でいろいろ心配されていた水嶋ヒロさんのセバスチャンも、まぁそう言われればセバスチャンに見えないこともないな、くらいには思ったので、あんなのセバスチャンじゃない!、レベルを想像していただけに、意外といけるかな、と。

でも、ストーリーそのものが結構ツッコミ所満載で、これは脚本失敗しているな、と感じました。
一緒に観に行った原作を全く知らない旦那は、いろいろおかしすぎて失笑ものレベル、くらいに言ってましたし。原作を知っている私としては、まぁ仕方ないんじゃないかな、という部分が3割、残り7割同意、という感じでした。

とりあえず、1800円払ってまで観る価値はないと思いました。

では、ここからネタバレありの感想です。
かなりボロクソ書いているので、嫌な方はスルーしてください。

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トリック劇場版ラストステージ・観てきました [映画]

「トリック」は元々リアルテイムでドラマを見ていなかったのですが、数年前に旦那に勧められて第2期までは全てDVDで観ていました。
なので、それ以降の話とか以前の劇場版も観ていないので内容を知らなかったのですが、今回シリーズ完結ということで、だったら劇場で観てこようかな、ということで観てきました。

公開2週目ということで、上映スクリーンは150席くらいしかない小さな場所でしたが、席は7割くらいは埋まっていて、意外と人がいるな、という印象でした。
年齢層は同年代より若い感じで、20代半ばくらいが主流、という感じ。ドラマ1期から見ている人が見に来ているというわけではないのかな?、と感じました。
男女比が女性7~8割だったのも意外でした。


ではまず、ネタバレのないところから感想を。

話は全体的に明るい雰囲気で、最終章とは言いながらも、初見であっても内容がわからないことはない感じで、いい娯楽映画なんじゃないかな、と感じました。
序盤にキャラ解説みたいなのが軽く入りますし、話としてはほぼこの作品のみで閉じているので、ドラマ・映画と全て観ているわけではない私でも特に問題はありませんでした。
ただ、ラストシーンはドラマを知らないと感動できないだろうな、というのはありましたが。

笑い所は至る所にあって、最初から最後まで特に飽きることはなかったです。
堤監督らしく、「SPEC」のネタも入っていました。「SPEC」には「SPEC」でトリックネタが入っていたというのもあり。
他にも細かくいろんなネタが入っているので、これはパンフレットを買って確認した方がより楽しめるかと思います。

今回の事件の犯人は、ちょっとわかりやすかったな、というのが残念でした。
キャスティングで大体分かるのと、とあるネタのせいで舞台であるスンガイ共和国に入る前に犯人の目星がついてしまう、という。
謎解きも、すんごい後出し感満載だったのが残念でした。

話としてちゃんと最終章だったかというと、その辺りは最後取ってつけた感じがしたのが残念でした。
なくても話は成立しますし、続編を作ろうと思えば作れる感じでしたし。
まぁ、その辺りスッキリさせないのもまた堤監督らしいのかな、と思ったりも。

では、ここからネタバレありの感想です。

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