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Gファンタジー・5月号感想 [スクエニ]

本日はGファンタジーの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、黒執事、地縛少年花子くん、など。
最終回や最終回間際の作品が多めだったので、それなりに読み応えがありました。

今月で最終回だった「REVENGER」。
先月号の段階で最終回予告あったっけ?、となって読み返してみたら、本編中も次号予告ページにも最終回やクライマックスの文字はなかったものの、作者コメントに次回最終回だという告知がありました。
これは完全に見落としていました。
告知なし最終回というのはまあまあありますが、作者コメントのみで最終回告知があった、というのは初めて見ました。
ただ、この時点で終わることに対しては、妥当なところだろうな、と感じました。
何度も言いますが、アニメが特に話題となったわけでもなかったですし、コミカライズ担当がちょっと遅筆気味というのがあったので、時間をかけてアニメ最終話まで描いたところで利益は望めないだろう、という判断だったのでは、と。
話的にはアニメの折り返し地点くらいの感じでした。アニメでは阿片の話とか中国人勢力との対決とか、その辺り一応決着はついていました。
作画クオリティ自体はそれなりによかったと思うのですが、連載開始時期とか連載スピードとかアニメ版の人気とか、いろいろ恵まれなかった作品だったな、と感じました。

来月では「アラフォー男の異世界通販生活」「傷の特異種」「ゴーレムさん、崩れてます!」の3作品が最終回になる、とのこと。
「アラフォー男の異世界通販生活」は、原作もコミックスも売れているよっていうアピールが結構あったので、裏ではきっとアニメ化企画が進行しているだろうから、それが終わるまでは鈍足でも連載は続いていくだろうなぁ……と思っていたので、ここで終わるということにビックリしました。
コミックスも7巻とそれなりに出ていて、打ち切りラインの5巻を越えていますし。
ただ、回を追うごとに掲載ページ数が少ないことが増えていったので、コミカライズ担当のモチベーションの低下とか漫画に落とし込むことが次第に難しくなっていったとかがあったのかなぁ、と。
全ては憶測でしかありませんが、アニメ化企画が頓挫して、これ以上先が見えないから終わる、という感じなのかもしれません。

「傷の特異種」はここのところメインキャラの問題が表面化して解決していく流れが続いていたので、終わるとわかったときは、やっぱりな、と感じました。
それなりにハッピーエンドできれいにまとまってくれそうではあります。

「ゴーレムさん、崩れてます!」は、前回結構強引な展開だったというのもあって、ここで終わるから展開が強引だったのか、と納得する部分がありました。
序盤以降は話が作りにくそうだな、とずっと思っていましたし、中盤以降はひまりが超やらかし体質だという設定も消え気味で、この作品はここで終わるのが正解だと思います。
連載を持つにはちょっと作者の力が足りなかったかな、という印象でした。

アニメ「黒執事-寄宿学校編-」はひとまず1話を見ました。
終盤間際までは、思っていたよりキャラが動かないな……と感じていたのですが、最終盤のセバスチャンの決め台詞のところはものすごく作画に力が入っていて、これはスタッフがわかっているなぁ、と感じました。
こういう緩急のつけ方があれば、絶対にファンはついて行きますし。
今後にも期待が持てました。

では、ここから全作品感想です。

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