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ゼロサム・8月号感想 [スクエニ]

本日の更新は「最新号のお部屋」にゼロサムの感想を書きました。

2月末からほぼ4ヶ月、特定のスーパーとドラッグストアとホームセンターしか行っていなかったので、外出自粛要請が緩和されたというのもあり、最寄り駅付近の商店街などの様子を見て回りました。
そうしたら閉店しているお店が結構あって、ざっと見ただけでも10店舗くらい閉店していました。喫茶店とか居酒屋とか、やはりテイクアウトの難しいお店がダメだったようです。
ただ、閉店したお店の後にもう新しい店ができているパターンもいくつかあって、なぜかから揚げ屋さんが多かったのが気になりました。タピオカの次はからあげなのでしょうか……


では、ゼロサムの総評です。
面白かったのは、ボクラノキセキ、災禍の神は願わない、など。
今月は休載作品多めでちょっと残念でした。

今月での最終回作品1作目「災禍の神は願わない」。
ハッピーエンドと言える終わり方ではなかったですが、タイトルにつながっていくきれいな終わり方で、これはこういう終わりを最初から想定して描かれていたのだな、と思える内容で読後感が良かったです。
連載期間は短かったですが、円満終了といっていいかと思います。
これだけのものが初連載で描けるなら次回作も本誌に……という流れになりそうですが、「次にくるマンガ大賞」にノミネートされていたりするので、他誌に引き抜かれていくのかな、という気がします。本誌のマンガ賞からデビューしていて、読み切りも何本か掲載していてすごく本誌と密接になっているとか、そもそも連載が長期だったとかの流れがあれば別ですが、これだけの才能を大手が放っておかないのではないかな、と。
本誌に帰ってきてほしいところですが、講談社系のもっと知名度のある別雑誌で新連載を持つとかありそうです。

最終回作品2作目「禍つヴァールハイト ひとつきりの魔導書」。
こちらも最終回ではあったのですが……全く終わっていませんでした。
下書きページがそのまま掲載されてしまったのはコロナの影響もあって仕方ないところもあると思うのですが、作中の最終決戦真っただ中で終わっていて、続きはコミックスで、というのはきついです。せめて「カーストヘイト」のときのようにオンライン掲載はないものか、と思うのですが……そもそもスマホゲームの前日譚コミカライズという限られた需要しかない作品ですから、本当にコミックス描き下ろしでしか結末がわからないようになっているのだと思います。
スマホゲームのコミカライズ作品は登場人物が無駄に多くて話の掘り下げがやりにくかったりする中で、登場人物を絞ってそれなりに読める作品だっただけに、残念です。

今月からの新連載「エンド・オブ・バロル」。
他の人には見えない化け物が見える少年が何か大きな力を持つ誰かと契約する話……だったのですが、第1話だけでは何が何やらわからない状態でした。話のジャンルも退魔師ものなのか、力を持つ契約者同士のバトルロイヤルなのか、はたまた別の何かなのかすらわからなかったです。
あと2~3回くらいでおおよそ話の概要が見えてくるとは思うのですが、ついて来られる人だけついて来い、という感じなのは高河ゆんさんに通じるものがあるかな、という気がします。
ただ、絵は抜群に上手いので、それで引っ張っていってくれる可能性もあるかな、という気はします。

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ガンガンJOKER・7月号感想 [スクエニ]

本日の更新は「最新号のお部屋」にガンガンJOKERの感想を書きました。

娘の小学校も6時間授業が始まり、少しずつ日常に戻っている感じがします。
ただ、やはり2ヶ月分の授業時間がなくなっているので、夏休みは3週間程度に短縮、隔週で土曜授業をやるという連絡がありました。それでもまだ授業時間は足りないので、まだまだ可能な限り切り詰めていくのだろうな、という気はします。
5月に運動会をやっていた小学校はもう中止となりましたから、他の学校も中止になると思いますし、修学旅行とか移動教室も中止、写生会とか音楽会とかのイベントもあるのかどうかわからないので、今年度はただひたすら勉強なのかな、と。
本当なら今頃オリンピックの話題で盛り上がっていただろうに……


では、ガンガンJOKERの総評です。
面白かったのは、ヴァニタスの手記、遺書公開、渋谷金魚、など。
今月はコロナの影響なのかどうなのか、絵が乱れているような、展開が雑なような、そんな作品がいくつかあったのが少し気になりました。

今月で最終回だった「クレーンゲームはやめられない!」。
最後は定番の橋渡しのクレーンゲームで、最終回で定番を持ってくる辺り、ちゃんと計算された最終回だったのかな、と感じました。
クレーンゲームのパターンは有限ですから、連載の期間としてはこれくらいでちょうどよかったな、と思います。ネタ切れになっている感じもなかったですし。
惜しむらくは、連載終盤のコロナ騒動でゲームセンターが軒並み休業になってしまったのはこの作品にとってはマイナスだったかな、と。
作品としては円満終了だったと思うので、次回作は何かしらの形で出てくると思います。

また、来月で「夢喰いバクと悪夢の子」が最終回、とのこと。
コミックス2巻発売時点で雑誌でカラーがもらえないとかコミックスに帯がつかないとか掲載位置が常に後ろの方とか散々な扱いだったというのもあって、やはりこのタイミングで終わるよね、とまず感じました。話としても完全に終わる方向でしたし。
ただ、突如としてコミックス2巻で打ち切られたりオンラインに移籍したりすることの多い本誌で、コミックス1巻分の猶予がもらえてなおかつ紙ベースで掲載され続けたというのはかなり珍しいパターンでもあるな、と思います。
状況としては完全に打ち切りですが、話としては割ときれいにまとまりそうな感じがします。
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Gファンタジー・7月号感想 [スクエニ]

本日の更新は「最新号のお部屋」にGファンタジーの感想を書きました。

ここ最近ゲームはスイッチで「ゼノブレイド ディフィニティブ エディション」をプレイしています。
元々「ゼノブレイド2」をプレイしたいと思っていたものの、プレイするなら初代からプレイしたい。でも、今更Wiiを設置するのも面倒だしどうしようかな……と思っていたところでリメイク版が出るということで、これは今プレイするべきなんだ、と思って買ってすぐプレイしています。
現時点でプレイ時間が70時間くらい、レベルが70くらいなので、そろそろ終わるんじゃないか、くらいのところです。事前知識ゼロでプレイしているので、ストーリーがかなり楽しいです。
また、オープンワールドでシンボルエンカウントのRPGはやっぱり快適だな、としみじみ感じています。敵も自分より弱い敵は攻撃仕掛けてきませんし、好きに歩き回れる感じがいいです。
戦闘システムが割と独特なので、ゼルダをプレイしている感じに近いです。
買ってよかったな、と思うゲームになっています。


では、Gファンタジーの総評です。
面白かったのは、黒執事、紅い霧の中から、王室教師ハイネ、など。
今月は面白いと思う作品も多かったですが、展開的に???となる作品もそれなりにあって、コロナの影響で何かあったのか?、とちょっと心配になりました。

1番気になったのは「SCARS」で、いきなり能力持ちの学校に編入する展開で、これ以上ないテコ入れだとわかるものでした。3話目くらいだったらよくある展開だと思うのですが、ここに来てかよ、と。
それで、ガンガンの作品で同じように話の中盤以降でいきなり学園展開に入って直後に打ち切られている作品がいつくかあるので、この作品も同じ運命をたどるのでは?、と心配になりました。
編集部に、人気が出なくて困ったらとりあえず学校編に入れようとする編集者でもいるんじゃないかと思ってしまうくらい。
これで「SCARS」の人気が上がるともあまり思えないのですが……

他には「僕はお猫様の下僕です。」で、ライオンテーマパークに遊びに行ったら猫のサーカスに出演することになるとか、「天つ狐と封印詩」で清一を生贄にして悪霊を封印しようとか。……なんだかこう、展開が雑です。雑誌全体で何かあったんじゃないかと思うくらいで、今の時期ならコロナで作画時間が足りないからストーリーがおざなりになっている?、と思いたくもなるような感じで。
来月で元に戻っていればいいのですが。
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ガンガン・7月号感想 [スクエニ]

本日の更新は「最新号のお部屋」にガンガンの感想を書きました。

先日母からどうでもいい電話がかかってきたのですが、その中で、
「あなたの同級生の〇〇くんがコロナにかかったんだってよ。」
と言われました。同級生といっても数年前に同窓会で会ってすらほぼ会話を交わしていない人なので、あぁそうなんだー大変だねーくらいの感じではあるのですが、むしろ田舎のご近所ネットワーク怖ッて思いました。
よくよく聞けば、街のどこでクラスターが起きたとかどこの誰が感染したとか全部把握しているようで。
それで村八分とかはないですが、そういえばそんな場所だったよな、と今更ながら思い出しました。


では、ガンガンの総評です。
面白かったのは、おじさまと猫、無能なナナ、FFLS、など。
先月ごそっと連載が抜けてどうなる事かと思いましたが、読み切りも2作あってどうにかなっている感じでした。コロナのせいもあって、掲載ページ数少なめの作品もあったりはしましたが。

今月は特にこれ、という作品がなかったのでコミックス関連の話を。
「おじさまと猫」の最新刊を買って、帯に「トレンド入りした感動ストーリー収録」とあったのですが、その話がどれなのかが書いていなかったのでネット検索しました。どうやらふくまるとの再会の話だったようです。
確かにどんな話か書いたらネタバレですが、第何話なのかは帯の折り返しとかにでも書いておいてほしかったです。
また、描き下し部分に本編でも多分重要になるだろう森山先生の弟についての言及があって、雑誌派の人は知らなくて大丈夫なのかな……と思いつつ、そこまで気になるならコミックスを買ってるかとも思いつつ、ちょっとモヤモヤしました。
その他、そろそろアニメ化の話が出てもおかしくない頃だとは思うのですが、次のプロジェクトは絵本、とのこと。「地縛少年花子くん」もコンセプトカフェを数回経てからのアニメ化だったので、その辺りじっくり進めているのかもしれません。
何やかんや絵本も買うと思います。
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真かまいたちの夜 11人目の訪問者・クリア [ゲーム]

かまいたちの夜シリーズは全てプレイしていたので、原点回帰と謳っているし、プレイしても損はないかな、と思って買ったソフトでしたが、発売が娘が生まれた直後だったというのもあり、約10年寝かせてからのプレイとなってしまいました。

登場人物に声がついているのはやっぱり時代だなと思いましたが、フルボイスでないのは当時の限界なのかどうなのか。ただ、下手にしゃべらない分、サクサク読み進められたのはよかったです。その分、プレイ時間はかなり短かった感じでしたが。DLCは無料のものだけプレイしましたが、多分、20時間もプレイしていないと思います。
もう10年くらい前のソフトなので、ネット対戦的なものはもうプレイできなくなっていたというのもありますが、ボリューム的にはもっとあってもよかったかなぁ、と。DLCが全て無料で1本にパッケージされていたらちょうどいいくらいなのかもしれなかったです。

ミステリー編で犯人を見つけてスタッフロールが流れたら別シナリオへの分岐が発生する、というのは初代をしっかり踏襲していて、フローチャートが見えるというのもあって、あまり迷うことなくプレイできました。


では、ここからネタバレありの感想です。

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Detroit: Become Human・クリア [ゲーム]

このゲームを知ったのは「勇者ああああ」でチャプター1を実況するというコーナーを見たときで、その後体験版をプレイしてみてすごく面白そうだな、と思ったので買ってみました。
本当に人間を操っているみたいなリアルさ、ほとんどの選択肢に時間制限がついていて一瞬の判断にシナリオが左右されるところなど、すごく引きつけられました。

それで実際に最後までプレイしてみると、とにかく分岐の多さと凄まじいフラグ管理に驚かされました。
序盤のあのフラグが終盤のここに影響してくるの!?っていうものが多々ありましたし、登場人物が死亡エンドになってしまってもそれはそれで話は続いていくとか、そういう作りであることにも驚かされました。
普通のADVにあるような、選択肢などをミス→主人公死亡→ゲームオーバーでセーブポイントからやり直し、という流れがないという。

3人の主人公を順番に操作して、何度かニアミスがありつつそれぞれの結末に向かって行く感じは「街」に近い感じがしましたが、話の分岐が半端ではないので、よくこれだけの話を作り上げたものだな、と感心しきりでした。

話の分岐はいつでもフローチャートで見ることができるという素晴らしいシステムがあり、また自分が選んだルートは世界の人の何%の人が選んだルートだというのがわかったりするのは面白い試みだな、と感じました。おそらく最初のプレイでの記録が集められているので、中には0%ルートもあったりして、それを探すのも楽しかったりしました。
どこをどう操作したらこっちに分岐する、というのはおおよそ2周目にならないとわからないのですが、1周目はあえてあまり見ないで進めて、2周目以降はフローチャートをじっくり見ながら進めていて、あの場面はこういう展開もあったのか、と2度楽しめる感じがよかったです。
フローチャートに出て来ない分岐も結構あるので、その辺りの違いを楽しむのも好きでした。

グラフィックはかなりリアルに近く、全ての動きをモーションキャプチャーで取り込んでいるので動作も自然、音楽もいい感じに話を盛り上げてくれてほぼ言うことなしくらいに楽しめたのですが……唯一の欠点はストーリースキップできないこと、でした。
チャプター5の展開を変えたいからチャプター3のフラグを操作した場合、再びチャプター5を始めてもフラグは変更されておらず、チャプター3→4→5と進めていかないとフラグ変更は反映されない、という。これが近いチャプターならまだよくて、前述のように序盤のフラグが終盤に活きてくる場合もあるので(チャプター1の展開がチャプター23に関係してくるとか)、フローチャートを埋めるとなったらかなり大変な作業になります。
でもまぁ、そういうシステムにしないと膨大なフラグ管理のどこかに矛盾が出てきて収拾がつかなくなるのだと思います。
ただ、ときどき操作不能で登場人物たちの会話のみで進むシーンもあるのですが、そういう部分もスキップできないのはプレイしていてきつかったです。10回以上同じ会話聞いているとかありましたし。攻めてそういう場面だけは選択肢までスキップできる機能があったらなぁ、と感じました。

最終的にフローチャートを全て埋めきることは諦めたのですが、トロフィー全獲得、ボーナスコンテンツ全開放くらいまではやり込みました。
トロフィー全獲得者が全世界の1.5%くらいしかいないのは、おそらくスキップができないせいだと思います。


では、ここからストーリーに関するネタバレを含めた感想になるので、隠します。

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