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ガンガン・7月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンの感想を書きました。

このブログのプロフィール画像は等身大コダックを使っています。
完全受注生産で3万円、ということで、もうこのタイミングで買わなかったら手に入らないと思って清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったのが約1年前。
……現在、等身大ヤドンの受注生産をするというメールが届いてどうしようか非常に悩んでいます。
コダックが3万円だったのに対してヤドンは5万円。
ピカチュウやイーブイみたいに全世代から満遍なく人気があるのではないけれど、確実に固定ファンがいるポケモンを狙って受注生産してくる辺りわかってるなぁ、と思うわけですが。
ひとまず、期限は今月いっぱいなので、もう少し悩んでみる予定です。

では、ガンガンの総評です。
面白かったのは、無能なナナ、おじさまと猫、裏世界ピクニック、など。
休載多めでしたが、全体的に悪くない感じでした。

来月で「恋愛グリモワール~最強童貞の勇者様が結婚しないと世界は滅亡するそうです~」が最終回、とのこと。
掲載位置がずっと下位固定で、話的にも終わる流れになっていて、タイミング的にはコミックス全2巻になる時期だったので、やっぱり終わるのか、というのが第一印象でした。
多分勇者とクリムがくっついて終わる、というハッピーエンドになるのだと思います。
勇者が誰かに惚れる→魔物なので結ばれません、ということを延々と繰り返すワンパターンだったのが打ち切りの原因だとは思うのですが、「社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」みたいにワンパターンでもこれはこれでOKみたいな作品もありますから、結局何が正解かなんてわからないんだよな、とも思います。まぁ、この作品はワンパターンがダメだったタイプの作品でしたが。
かといって、「ミノタウロスの想い人」みたいに、迷走しすぎて最後がわけわからなくなるくらいならワンパターンの方がまだよかった、というのもありますから、本当に何が正解だったのかなんてやってみないとわからないですし、やったところでわからないというのも多いですから、創作って難しいなと思います。

今月からの新連載「人類滅亡直前なのにニート勇者が働かない」。
読み切りからの連載昇格作品で、連載初回は読み切り版とほぼ変わらない内容でした。
戦えば恐ろしく強いのにやる気のない勇者、勇者ほどではないけどかなり強い側近、この2人に加えてそこそこ強い女戦士を主軸に話が進むようで、この辺りは王道設定というのもあり、本番は来月からかな、と思います。今後どれだけ個性が出せるかにかかってくるかと。
絵は安定していて戦闘シーンも悪くない感じだったので、連載していく分には問題なさそうです。


今月は「社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」のアニメ化が発表されていました。
「おじさまと猫」が本誌に移籍してきたのと似たような流れで掲載されるようになった作品だったので、初期の段階からメディアミックスは想定されていただろうな、と思っていた作品だったというのもあり、アニメ化自体はそこまで驚きませんでした。
ただ、ここ最近休載多めだったり、本誌内での扱いがそこまで大きくないと感じていたので、アニメ化せずに終わる可能性も十分にあるな、とも思っていました。
これでアニメ化が成功すればエンドレス連載、そうでもなかったら遠からず連載終了という流れになりそうなので、アニメには頑張ってほしいです。

では、ここから全作品感想です。

新連載

人類滅亡直前なのにニート勇者が働かない
読み切りからの連載昇格作品。
戦えば恐ろしく強いのにやる気を出さない勇者、勇者に近いレベルで強い側近、勇者に依頼を持ってくるそこそこ強い女戦士、という初期設定としては結構王道な感じで話がスタート。内容的には読み切りとあまり変わらなかったので、本番は次回からかな、と思う。
絵は安定していて、戦闘シーンも悪くない感じ。
ひとまずは様子見かな、と感じた。

レギュラー連載

ながされて藍蘭島
宝探し的なレースは、実はすずのサプライズ誕生日パーティの前振りでしたということで、その辺りはちょっと捻りがあってよかったと思う。
行人の祖先についての話が入ってきて、今までそれとなく匂わせていた設定をここで出してきたな、と感じた。伏線が長すぎるので、話が進んでいるようで進んでいない感じがしてしまうのは残念。

とある魔術の禁書目録
今月もアックアと火織の戦いが続いているが、メインは美琴が当麻の記憶喪失を知っていたと告白する場面。
アニメよりも美琴が当麻に恋愛感情を持っているというのが強調されているな、と感じた。
いい感じに盛り上がっているので、次回にも期待したい。

魔女の下僕と魔王のツノ
アルセニオたちが負けそうになる展開で、思っていた以上にピンチに陥っていたのにはちょっとビックリした。まだピンチ状態は続いているので、ここからどう逆転させるのか、見守りたい。

戦×恋
ラグナロクと冥界攻略が同時スタートして、これはもう今回の話が終わったら最終回だろうな、というのがはっきりした気がした。誰かが留守番というのもなかったりするので。
今月はキャラの顔が全体的に丸くなった感じがした。もうちょっと細い方がいいと思うのだが……

梅衣堂ひよと旦那様の野望
今月は休載。

無能なナナ
モエが壊れたまま学校に帰ってきたものの、ここから回復するのかどうかは微妙なライン。
ナナが事件の真相がわかったという描写があったので、次回は相馬との直接対決になりそう。
相馬を殺すとかあるのかどうか、解決編に期待したい。

英雄教室
今月はアーネストが国王と直接戦うことになる話。
国王がどのレベルで強いのかというのは今まではっきりしていなかったが、ブレイドよりも強かったということで、そこまで強い設定だったんだ、とちょっとビックリした。
アーネストに若干の勇者力が表れたということで、話が少し進んだ感じがしたのはよかった。

不徳のギルド
終盤間際までエロが一切なかったので、今回はエロなしなのかな……と思っていたら、最後にやっぱり出てきていた。これはもうお約束なので仕方ないのだと思う。
なんやかんやでキクルがコインを助けて終わるのだと思うが……

FINAL FANTASY LOST STRANGER
今月は休載。

裏世界ピクニック
今月も猫の忍者の話。
猫の忍者についていろいろ推測していく内容で、やはりこの辺りはアニメよりも掘り下げていたので、わかりやすくてよかった。

金装のヴェルメイユ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~
今月は浮遊魔法とはどんなものかというのと、クリスは相当な実力者だというのを説明するための話だった。生徒会の役員たちが強いというのを強調しておかないといけないな、という感じだったのかも。

おじさまと猫
今月は星鳴の過去がメイン。
星鳴が意図せず森山と出会ってしまって内心すごく葛藤している、というのを説明するための話だった。
また、星鳴のトラウマになっている九重はいずれ再登場するのだろうな、と思う。

社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。
今月はミコの保護者であるユキネが訪ねてきて、勘違いからいろいろ騒動を巻き起こす話。
今度は雪女を出してきたかぁ、という印象で、これからも使えそうな妖怪がいろいろ出てくるのだろうな、と感じた。
また、アニメ化決定ということで、ここ最近休載多めで扱いがあまりよくないと思っていたというのもあり、結構ビックリした。

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の食堂で働く日常物語
今月から料理大会がスタートしたものの、選手紹介で終わっていて、実際に料理が出てきたり食べたりするのは次回以降に持ち越された。
なんやかんやでロイドが優勝して最終回なのだと思うが……

乙女ゲー転送、俺がヒロインで救世主!?
スタンプラリーの中でいろいろとイベントが起こるはずなのに、意図しない形でしかイベントが発生しなくて妹がいろいろ困る、というのはこれまでとはちょっと違う角度からイベントを見る感じになっていて割と良かった。
今月辺りで妹が現実世界に帰ると思ったのだが、まだイベントが続くようで、来月になりそう。

恋愛グリモワール~最強童貞の勇者様が結婚しないと世界は滅亡するそうです~
やはり来月で最終回、とのこと。
話として確実に終わりに向かっている展開だったので、やはりここで終わるのか、とまず感じた。
流れ的にクリムと勇者がくっついて終わるのかな、という雰囲気になっていると思う。
とりあえず話としてキリよく終わると思うので、ハッピーエンドになればな、と思う。

元魔王軍幹部、娘つき第二の人生は現代で
今月は休載。

18エイティーン
今月は景一が初めて趣味の本について語り合える友人に出会う話。
転校が多すぎて今までそういう友達に出会えなかった、というのは十分あり得る話なので、根幹にある話のコンセプトに沿った展開だな、と感じた。

ワンルーム、日当たり普通、天使つき。
今月はしうが天界に帰るまでの話。
しうに詰め寄られることで、改めて森太郎ととわが人間界で人のことをよく知ってもらうにはどうしたらいいか考える、という展開で、これは今後のために必要な話だな、と思えたのはよかった。

戦隊レッド異世界で冒険者になる
異世界から来た戦士は昔にもいて、その力が受け継がれつつレッドのことが予言されていた……という流れで、レッド以外に現在進行形で召喚された戦士がいるわけではなかったのはちょっと意外だったものの、いた方が面白そうなのにとも思えて、一長一短だった。
ひとまず、魔力の種を持った人たちと戦っていくという構図ができたことで、いつでも終われる形には入った気がした。

女子高生はおはようって言う
今月は女子高生とちゃんと話すために絵でシミュレーションする、という話。
次第に最初のコンセプトから離れていってしまう、というのと、結局何のトレーニングにもならなかったという辺りはお約束。
ただ、毎回ワンパターンにならずにネタが出てくるのは凄いと思う。

双翼の武装使い
今月は奪還した結界石をどうやって運ぶのか、という話。
輸送装置を持った敵が来る、というのを都合よく見せずに説明してくれる流れはやはり上手いな、と思う。
そろそろ化けそうな雰囲気が出てきた。

オウルナイト
連載2回目。
今月はどうやって接客していくのか、という説明。
普通ではない接客になるだろうなとは思っていたので、展開的にはお約束。ただ、どの程度の異常性を出すかのさじ加減は上手いな、と感じた。

読み切り作品

あなたの右腕が欲しかった
スクウェア・エニックスマンガ大賞・入選受賞作品。
それなりに絵の上手い女の子・三森が本物の才能を持つ男の子・相澤の絵を見て憧れと嫉妬を持ちつつ、その天才の相澤も彼なりに悩んでいる、という話。
三森が相澤に対して憧れと嫉妬の入り乱れた感情を持っている、というのは上手く表現されていたと思うのだが、相澤が何に悩んでいるのかが曖昧だったり、顧問が役立たずだったりする辺りは結構気になって、この辺りもう少し掘り下げてほしかった。
また、全体的に背景が白いのが気になった。キャラにばかり焦点が当たっているのは一長一短ある。
割と原作者向きの作者なのかも、という気がする。

次号の期待

新連載に期待したい。
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