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シン・エヴァンゲリオン・観てきました [映画]

何度かの延期を経て公開された本作。
いつもならネタバレ回避のため公開初日に観に行くのですが、今回はいろいろ予定が合わなくて公開から10日くらいしてから観に行きました。
そこまでに一切ネタバレに触れることがなかったので、新鮮な気持ちで観られました。

観に行ったのは平日の午前中だったのですが、感染対策で1席おきとはいえほぼ満席で、しかも同じシネコンで3スクリーン体制で上映しているのにこれだけ埋まるとは、とちょっとビックリしました。
わりと大学生みたいな若い年代の人が多めで、最初のテレビシリーズから見ているよっていう感じの人はそこまで多くなかったように感じました。

※ここからネタバレありです。

それで観始めたわけですが……これはもう観た人の大多数が言っていることでもあるのですが、序盤の村のシーンが長すぎでした。
Qでボロボロになったシンジが立ち直るために必要な時間だったとは思うのですが、それだって半分くらいだってよかったよね、と。
なお、このときのシンジは失語症になっていたというのをパンフレットで見て、あえてしゃべらないんだと思って観ていたというのもあって、そこはちょっと意外でした。

その後は怒涛の戦闘シーンラッシュだったので、画面に引き込まれることも多くて、楽しく観られました。
すごく重要な単語なのだろうけど1回しか言わないからよくわからない、ということも何度かありましたが(イスカリオテのマリアとか)、勢いもあるし後でパンフレットを読んだり後々考察サイトとかBlu-rayで確認すればいいかな、くらいの感覚だったので、そこまで考える暇もなく場面が切り替わっていくのはよかったと思います。

Qのときはなんでこんなにシンジが苦しむ展開ばかりなんだろう、と思っていたのですが、その裏にあった思いやりみたいなのがわかることも何度かあって、作品としてそれでもなんやかんやQが必要だったんだ、と思えたのは個人的には救いでした。

ゲンドウの思惑とかは基本的に旧劇場版と同じでしたが、今作ではちゃんと親子で会話をしてゲンドウの気持ちがきちんとシンジに伝わりましたし、アスカも学校に通っていた時はシンジのことが好きだったと思うとちゃんと言ったり、それぞれがいろんな気持ちと向き合っている、と思えたのもよかったです。

それでシンジが周りの人たちの心を補完していくわけですが……渚指令は本気で意味が分からないと思ったり、アスカがケンスケとくっつくのかとか、シンジがまさかのマリENDになるのかとか、最終盤の意外性は結構ありました。
それでも、ちゃんとハッピーエンドだったので、最後まで見られて本当によかったな、と感じました。
変に次回作を匂わすようなこともありませんでしたし、本当に終わったんだな、という締め方でしたし。

ただ、前述のように聞き取れなかった重要単語とか劇場版を1回見ただけでは理解できないことは多々あったので、その辺りは考察サイトでひとまず補完しました。
加持さんがサードインパクトを止めたって言ってるけど、ニアサードインパクトはカヲルが止めたんじゃなかったっけ?と思っていたら、ニアサードインパクトで人類の大半が死んだ事件に関してはカヲルが止めたけど、その後でまたサードインパクトが起ころうとしていたところを加治さんが止めたということらしく。
他にも、マリENDになることの必然性、渚指令ってどういうことなのかなどなど、そういう解釈をするのかぁ、と新しく見えた部分が結構ありました。

ということで、これを踏まえて次はBlu-rayでもう1回見てみたいな、という気持ちになっています。
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