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ガンガンJOKER・11月号感想 [スクエニ]

本日の更新は「最新号のお部屋」にガンガンJOKERの感想を書きました。

ここ最近近所の本屋さんが次々閉店している、という話を以前書きました。
そこからまだ別の本屋さんが閉店したということはないのですが、業務形態として文房具を取り入れる本屋さんが増えてきていて、文房具にスペースを割くことで本の在庫を減らしている傾向が強くなってきているように感じます。
新刊も雑誌も入荷数がすごく減ってきていて、ついにガンガンJOKERは最寄り駅の本屋さんで取り扱わなくなってしまって、手に入れるには近くのターミナル駅まで出ないといなくなってしまいました。新刊も結局店売りで見つからなくてネット通販で買う、というのが増えましたし。
これからもっともっと減ってしまうと思うと、寂しい限りです。


では、ガンガンJOKERの総評です。
面白かったのは、賭ケグルイ、双、遺書公開、など。
今月も読み応えがあってよかったです。

今月で「弱キャラ友崎くん」が第一部完となっていました。
おそらくここが原作1巻の終わりで、話としてはすごくキリよく終わっていました。
ただ、普通に即2巻の内容に入るのではなく、ここで第一部完として終わるのはちょっと意外でした。原作ストックはまだまだあって続けようと思えば続けられるはずですし、逆に人気がなくて打ち切りならここで最終回にして第一部完とする必要もないですし。でも続編の告知はなくて、すごく宙ぶらりんな形で終わっている感じがしてしまいました。
また、原作がある作品なので、連載中にメディアミックスの話が何かしら出るかと思ったら出なかったので、その辺り何か立ち消えになったとかあのかなぁ、と思ったり。「博多豚骨ラーメンズ」みたいに、アニメ化発表とほぼ同時に突如第2部開始告知があることもありますが……
話としては結構面白く読めていたので、第2部があればいいな、と個人的には思います。

今月からの新連載「聖女の揺籃、毒女の柩」。
うみねこシリーズのEp1、3、8の作画を担当していた夏海ケイさんのオリジナル新連載です。
虐待を受けて育った兄弟が孤島の施設に引き取られて幸せな日々を送るかと思いきや、シスターや島の仲間たちの異常性に気付く、という内容でした。
設定としてはそれなりに王道的でしたが、うみねこで培われた絵とか表現方法でグイグイ引っ張っていってくれているので、これはこれで面白く読めています。また、後々化けるかもな、とも思います。うみねこの世界観を引きずっている感じもなかったですし、なかなか好感触でした。


今月は読み切りが4本掲載されていて、中でも「ドデカイ男」に惹かれるものがありました。
元は漫画大賞のネーム部門の入選受賞作品でしたが、なんやかんやで結局原作者が作画もやって発表する形になったようです。
読んでみると確かに絵は森田まさのりさんっぽい雰囲気のあるぎこちない感じのもので、別の誰かに作画を頼みたかった気持ちもわかりました。しかしながら、内容が割とジャンプのシュールギャグみたいな感じだったので、作画が見つからなかったのかな、と。この系統の作画ができる作家さんってあまりいない気がしますし。
でも、何とも言えない魅力のようなものがあって、入選受賞もわかるな、と感じました。
本誌にはいないタイプの作者なので、今後の伸びに期待したいです。
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