Ｇファンタジー・９月号感想

本日の更新は「最新号のお部屋」にＧファンタジーの感想を書きました。

娘にはこどもちゃれんじを毎月やらせているのですが、その提出用赤ペン先生をやらせていた時の話です。
国語の文章問題があり、内容はこんな感じでした。
青い小魚が広い海に出たいけど近くにウツボがいて動けない。けど、緑の小魚の力を借りて広い海に出られて喜んだ、という。
それについて、青い小魚はウツボのことをどう思っていた？、その理由は？、という問題がありました。
大人だったら９９％、ウツボが怖いから、ウツボに食べられてしまうから、みたいな解答になると思います。
そこを娘は、ウツボと友達になりたい、理由はウツボのことが大好きだから、と答えました。
ウツボに近付いたら食べられてしまうかもしれないし怖いんだけど、心の底では友達になって遊びたいのだと。青い小魚はきっとそう思っていると。
これは解答的にどうなるんだ？、と私にもわからなくて、そのまま提出したところ、この答えでも正解になっていました。
問題文には青い小魚がウツボをどう思っていたか具体的には書いていないので、その理由を自分なりに考えるなら、ウツボをどう思っていたのかとその理由に筋道が通っているならどんな答えでも正解なのだそうです。
私の時代だったら確実に不正解だっただろうなぁ、と思えて、時代も変わったな、と感じました。


では、Ｇファンタジーの総評です。
面白かったのは、黒執事、王室教師ハイネ、など。
今月は休載少なめでよかったのですが、「白石君の動級生」が今月も休載で休載率が割と高めになっているのが気になります。こういうのが続くと、長期休載に発展することもあるので。

今月は「黒執事」がかなりいい感じに盛り上がっていますが、最終回が近そうな作品も結構あって、これから作品の入れ替えが続くかもな、と感じます。
「魔法科高校の劣等生　来訪者編」「ＤＹＮＡＭＩＣ　ＣＨＯＲＤ」は決められた終わりまであと少し、「博多豚骨ラーメンズ　第２幕」は続編の掲載がなければ終わり、「青春×機関銃」はおそらく決勝が終われば最終回、だったりするので。
これに打ち切り作品が加わってくる可能性もあるわけで。ただ、とりあえず「王宮のトリニティ」は１巻に重版がかかったということなので、打ち切りの可能性は低くなったと思われます。

雑誌としては「王室教師ハイネ」の新プロジェクトもありますし、「黒執事」にもいろいろ企画はあるようなので、安定して続いていくとは思うのですが。