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ゼロサム・8月号感想&春アニメ総括 [スクエニ]

本日の更新は「最新号のお部屋」にゼロサムの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、悪役令嬢、未完成サイコロトニクス、ファイアーエムブレム、など。
今月は下書きだったり画面が白かったりの作品が多めで、いつになくギリギリ感がありました。

今月で最終回だった「ファイアーエムブレムif ニーベルングの宝冠」。
どうあがいてもきれいに終わるのは不可能だと思っていたのですが、読んでみたら考え得る限り1番きれいな最良の終わり方をしたな、と感じました。
ラスボスの正体とか諸々わからないままでしたし、もちろん最終決戦も描かれませんでしたが、白夜と暗夜の騎士たちが手を取り合って戦っていこうとする部分で終わっていて、読後感はよかったです。
ほんのりとその後の世界についても触れられていたので、ハッピーエンドと言えなくもない感じでもあり、これ以上の終わり方はなかったのではなかろうか、と。
これなら次回作もいずれ出てくるのではないかな、と思います。

今月は来月からの新連載攻勢についての告知がありました。
「A3!SUMMER」については、前作「A3!SPRING」が結構人気があってコミックスの売り上げもよかったようなので、満を持しての続編、という感じでしょうか。
それ以外にも4作品新連載が控えているのですが、どれも原作付きであまり冒険をしていない感じのラインナップになっていました。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」が好調なので、その系列で一迅社アイリスNEOからのコミカライズが2作品来たり、メディアミックスでアニメ原作の作品が来たり、オトメイトのゲーム原作が来たり、と。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」がおそらく予想以上に売れているので、これから一迅社アイリス原作でのコミカライズがもっと増えてくるかと思います。


春アニメが一通り最終回を迎えたので、視聴していたアニメについて軽く総括を。

封神演義
冬からスタートの2クールだったのですが……ただただ酷い、の一言でした。
キャラデザは原作準拠で声も問題ないのですが、ストーリーの切り取り方が悪すぎました。
仙界大戦がメインに据えられ、ラスボスは聞仲で、真のラスボスとかはもうサラッと流すだけで終了。原作を知らない人は本当にわけわからなかったと思います。
終わり方は原作と同じ感じでしたが、妲己の消え方とかアニメの描写だけでは説得力なさすぎでしたし。
多分スタッフが聞仲好きだったんだろうなぁ、というのは伝わってきました。
いや、私も聞仲好きですけど……封神演義はこうじゃない、としか思えなかったです。

斉木楠雄のΨ難
こちらも冬からスタートの2クールアニメ。
こちらは最初から最後まで楽しめました。
照橋さんが風邪から復活したときに、いつもまとっているオーラがレインボーだった時が1番笑いました。これはアニメじゃないとできない演出というのもあって、なおよかったです。
第3期を匂わせる終わり方だったので、続編にも期待しています。

銀河英雄伝説
あれだけ壮大な物語をTVアニメで1クール、劇場3部作で完結にするというのが最初に告知されたときは、封神演義の二の舞になるのではないかと思ったものでしたが、杞憂でした。
TVアニメがアスターテ会戦のラインハルトとヤンの直接対決直前で終わる、というすさまじい終わり方をしたものの、話として無理に省略したところもなく、これはこれでよかったな、と。
艦隊戦も旧作アニメより随分進化した描写になっていて迫力がありましたし、話を変にオリジナル展開にもしていませんでしたし。
劇場版はちゃんと観に行こうと思っています。

あまんちゅ! あどばんす
アニメ2期も1期同様癒される内容でよかったです。
文化祭のピーターの話を3週かけて入れ込んできたりするのは原作ファンのことをよくわかっているな、と思ったところでしたし、てこがダイビングのアドバンスの資格を取るところで終わるというのもキリが良くて素晴らしかったです。
3期もあったらいいな、と思います。


シュタインズ・ゲート ゼロ
原作を知らないまま観ています。なので、割と毎回ドキドキできていいです。
本編のときの出来と遜色がないので、安心して観ていられるのもいいです。
あと1クール分あるので、最終的な感想はまだ出ていないですが。

フルメタル・パニック
実はこの作品のアニメをちゃんと観るのは初めてなのですが、原作をきっちりこなしつつ、いいスピードで進んでいると思います。ナミがウィスパードなのでは?、という部分についてそこまで言及がなかったのが少し残念なくらいで。
製作が遅れに遅れた上に、度々総集編が入って来るのは仕方ないかとも思いつつ。
原作ラストまでちゃんと完走してくれることを祈っています。


レイトンミステリー探偵社 カトリーのナゾトキファイル
原作未プレイながら、レイトンシリーズのアニメなら観てみようと思って視聴しています。
思いの外出来はいいのですが(特に2話)、次第に謎解きが簡単になってきているのと、度々登場するゲスト声優に素人がいるときついのが少し残念です。
アニメレイトンの声が山寺宏一さんなのですが、ゲーム版の大泉洋さんにすごく寄せていて全く違和感ないレベルだったのには驚かされましたが。
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A子

こんにちは。感想お疲れ様です。
今月は未完成原稿が多くて驚きです・・・休載するのも代行が必要になるから未完成のまま載せてたんでしょうか。

FEifは連載期間の短さが残念でしたが思ってたよりも綺麗に終わったのが自分も良かったと思いました。
「彼女の腕~」まだ続きそうなのに3巻が最終巻とあって驚いてます・・・この二人の関係どうなるのやら(誘拐犯なのは間違いないですし)
コミカライズが増えて寂しいというゼロサム古参読者の方を見掛けました・・・。

このあいだ、FE聖戦のお部屋の人物名鑑を読ませていただいたのですが、すでにご存知の上かもですが、ヴェルトマー公爵は「シギュンを追放」ではなく「シギュンが不倫したと知って逆上(自身も浮気を繰り返してたのに)自殺し夫人は居たたまれなくなって故郷に帰った」と追放の方がマシだと思えるくらいアレな人物だったりします・・・(汗) アゼルの時も彼の母を酔った勢いで手を出し妊娠したと知ったら追い出そうとして夫人が庇い第二夫人にさせたというエピソードでおそらく聖戦どころかFEシリーズ中ろくでもない人間だなぁと思います。

では失礼します。熱中症におきをつけお過ごしください。
by A子 (2018-07-03 09:52) 

minerva

編集長が代わる前は未完成原稿が載るのは「破天荒遊戯」くらいだったと思うのですが、代わってから頻度が上がったように思います。
某ジャンプでも、雑誌では未完成→コミックスで修正という作品がちらほら出てきていますし、代原載せるより未完成原稿載せた方が部数は落ちない、ということなのかもしれません。

コミカライズが増えているのも安定性を求めている一環なのかもな、と思います。ここ最近の新連載陣で表紙を飾れるレベルになったのはコミカライズ作品ばかりですし。
オリジナル連載も始まってはいるものの、そこまでパッとしない感じですし……新人のオリジナル作品がヒットすれば少しは流れが変わるかも、なのですが。
「春の呪い」のときみたいに他誌に引き抜かれるとかもあって、なかなか難しいというのがあるものの。

FE聖戦のヴェルトマー公爵がそこまでの人とは知らなかったです。でも、あの作品は血縁が近いほど能力が高いので、能力高い家系ほどグッチャグチャというのはわかります。
by minerva (2018-07-05 13:50) 

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