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ガンガンJOKER・7月号感想 [スクエニ]

本日の更新は「最新号のお部屋」にガンガンJOKERの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、遺書公開、渋谷金魚、ラグナクリムゾン、など。
他にも面白い作品がたくさんあって、今月も読み応えがありました。

今月からの新連載「死神のラメント」。
読み切りからの連載昇格作品で、シリーズ連載ということもあり、おそらく連載期間は3~4ヶ月で、コミックス全1巻予定になる作品ではないかな、と思います。
連載初回は読み切りの焼き直し版、といった感じで、人に愛されて死にたい死神と博愛に見えて誰も愛していない男の子の設定解説的な話でした。
絵は読み切りのときより上手くなっている印象で、読みやすかったです。
ここからどういうまとめに持って行くのか、注目したいです。

今月の「お従兄さんの引っ越しの片づけが進まない」で新キャラ・美扇が出てきました。
藤嗣の従姉で高帆のはとこという設定で、この説明だけだと3人がどういう関係なのか全くわからなかったので、同じことを感じる人もいるだろうと思って、ひとまず家系図を書いて考えて出てきた結論が以下の通りです。

従兄.jpg

まず、藤嗣と高帆の父親同士が兄弟と仮定。(高帆は藤嗣の父方系従妹)
次に、藤嗣と美扇の母親同士が姉妹と仮定。(美扇は藤嗣の母方系従姉)
この設定のみであれば高帆と美扇に血縁関係はあまりせん。

しかし、これに高帆と美扇がはとこという設定が加わると、高帆と美扇の祖父母世代が兄弟ということに。
なので、高帆と藤嗣の父方系祖父、美扇と藤嗣の母方系祖父が兄弟。
ということは、藤嗣の両親はいとこ同士で結婚していることになって、いとこ同士の結婚が二世代続くとちょっと血が濃すぎるんじゃないかな……と思ってしまったりも。
まぁ、はとこまで血縁が離れると高帆と美扇にほぼ面識がないというのはあり得る話ですが……
多分、血族が絡んでくる恋愛をベースに考えていて、なおかつ高帆と美扇にほぼ接点がなかったという前提条件を満たすにはこうするしかなかったとは思うのですが、はとこ設定はいらないんじゃないかな、と思わないでもなく。

今月はスクウェア・エニックス漫画大賞の準大賞受賞作品が2作品掲載されていました。
どちらも読み切りとしてはレベルが高かったのですが、それぞれに欠点があって大賞とはならなかったのかな、と感じました。
「万円無限ゲーム」に関しては原作向きの感じで、「賭ケグルイ」とか「メイのメイデン」とかそういう系統の原作者になっていきそうな感じがしました。
漫画賞の総評で服のセンスがないとバッサリやられていましたが、読んでみると確かにそうで、その辺りも原作に集中した方が伸びていきそうな部分でもあるな、と感じました。
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