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ガンガンJOKER・5月号感想 [スクエニ]

本日の更新は「ガンガンJOKER」の感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、ハッピーシュガーライフ、賭ケグルイ、双、遺書公開、など。
今月号も読み応えがあってよかったです。

今月で最終回だった「INNOCENT-DEVIL イノセントデビル」。
やっぱりというか何というか、赤音と塔子の関係に決着がついたものの、イノセントデビルである人たちが今後世界とどう関わっていくかとか、その辺りは曖昧なまま終わってしまいました。
ただ、読後感自体は割といい感じで、これはこれでこういう終わり方でよかったのかも、と思えるくらいには、いい最終回でもありました。
その代わり、原作の中村基さんは今月号からもう新しい連載を手掛けていますし、作画の宗一郎さんも今後また別の原作がある作品の作画で連載を持つのだろうな、とは思いますが、このコンビでの連載はもうないのかもしれないな、と思います。

また、今月号で「ガールズ×セクハライフ」の本誌掲載が終了し、今後はガンガンJOKER公式ツイッターで更新される、という告知がありました。
WEBで人気が出て満を持して本誌掲載したものの、伸び悩んでWEBに帰っていく構図なのかな、と感じました。コミックスの発売は来月なので、売り上げについてはまだ結果が出ていないですし。
「オタカレ腐女カノ」のときもそうでしたが、伸び悩んでいるらしき作品はコミックス発売前にWEBに行く、という形が出来上がりつつあるのかもしれません。
元々本誌は打ち切りの判断が早い雑誌でしたが、それでも以前はコミックス2巻分くらいは最低でも連載したものでした。それが更に短くなっているのかな、と感じます。


今月からの新連載1作目「怪人麗嬢」。
「アカメが斬る!」の作画を担当していた田代哲也さんによるオリジナル作品の新連載です。
内容は以前掲載された読み切りをブラッシュアップさせた感じのものになっていました。
読み切りのときより個性は出ているな、と思ったものの、それでも平凡な感じはまだあるな、と感じました。バトルものは似た感じになってしまう、というのはありますが。
ただ、遊真が怪人というのを早々に明かしてしまう辺りはいいと思ったので、今後次第で伸びる可能性はまだあるかと思います。
絵はキッチリ上手いですし。
全体的にアカメの時の設定が影響しているようにも見えますが(遊真がラバっぽい、武器の設定が帝具っぽい)、これもこれで今後次第かとも思います。

新連載2作目「美少女菩薩ミロクちゃん」。
「INNOCENT-DEVIL イノセントデビル」の原作を手掛けていた中村基さんが同様に原作を手掛けている作品で、現世に顕現した弥勒菩薩の化身が世界を救う、という話でした。
設定だけを見ると「仏ゾーン」を思い出したのですが、似ている要素はほとんどないので、その辺りは問題にならないかと思います。
読んだ感じとしては、「INNOCENT-DEVIL イノセントデビル」のときより内容がもっと万人向けになっていて、今後の話の方向性にいろんな形を取れるようにしているな、と。
話の構造が単純になっている分、個性はやや弱くなったような感じも。
絵はやや不安定な感じはしましたが、連載していく分には問題ないかな、と思います。
この作品もやはり今後次第、でしょうか。
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