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ガンガンJOKER・5月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンJOKERの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、龍とカメレオン、ラグナクリムゾン、京兼家の花嫁、など。
今月は読み切り2作品の出来が良くて、読み応えがありました。

今月での最終回作品1作目「好きな子がめがねを忘れた」。
連載序盤につながるような展開もありつつ、卒業式できれいなハッピーエンドとなっていました。
今月の表紙&センターカラーでしたから、扱いとしては最上級というのもあり、次回作は絶対本誌で出てくるだろうな、と思います。
アニメ2期もありそうな雰囲気がありますから、新連載の時期とアニメ2期の時期を合わせてくることもあり得るかな、という気がします。

最終回作品2作目「ぼくとミモザの75日」。
おそらくは最初から決められた通りの終わり方だったのではないかな、と思うのですが、終わり方としてはバッドエンドでした。ただ、バッドエンドとは言ってもきれいなバッドエンドという感じで、この作品ならこの終わり方でよかったな、とも思いました。終わり方には納得できましたし。
雑誌内での扱いはあまりよくなく、もともと外部からの作家さんなので、次回作は出て来ないのではないかな、という気がしています。

今月掲載されていた読み切り「脆くて、優しい」「別れて、清水さん!」はどちらもかなり出来が良かったです。
「脆くて、優しい」は以前掲載された読み切り「微熱な私の気になる執事」と同じ作者ということで、この作者と私の感性がかなり合う、というのが今作ではっきりわかりました。
作品の雰囲気はGファンタジーとかゼロサムとか、もっと言えばココハナとかフォアミセスとかそれなりに年代が上の女性誌向けの方が合っている感じはするのですが、現時点の本誌にはない雰囲気の作品でもあるので、本誌でこのジャンルが開拓されていくならそれはそれでいいのではないかな、と思っています。
再登場、待ってます。

「別れて、清水さん!」は、冒頭のベッタベタな少女漫画展開から予想しなかった結末になっていて、話作りが上手いな、と感じました。
最後まで読むとタイトルの意味が二重になっているのがわかるのもよかったです。
これが投稿作ということで、将来性はあるように思います。

では、ここから全作品感想です。

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Gファンタジー・5月号感想 [スクエニ]

本日はGファンタジーの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、黒執事、地縛少年花子くん、など。
最終回や最終回間際の作品が多めだったので、それなりに読み応えがありました。

今月で最終回だった「REVENGER」。
先月号の段階で最終回予告あったっけ?、となって読み返してみたら、本編中も次号予告ページにも最終回やクライマックスの文字はなかったものの、作者コメントに次回最終回だという告知がありました。
これは完全に見落としていました。
告知なし最終回というのはまあまあありますが、作者コメントのみで最終回告知があった、というのは初めて見ました。
ただ、この時点で終わることに対しては、妥当なところだろうな、と感じました。
何度も言いますが、アニメが特に話題となったわけでもなかったですし、コミカライズ担当がちょっと遅筆気味というのがあったので、時間をかけてアニメ最終話まで描いたところで利益は望めないだろう、という判断だったのでは、と。
話的にはアニメの折り返し地点くらいの感じでした。アニメでは阿片の話とか中国人勢力との対決とか、その辺り一応決着はついていました。
作画クオリティ自体はそれなりによかったと思うのですが、連載開始時期とか連載スピードとかアニメ版の人気とか、いろいろ恵まれなかった作品だったな、と感じました。

来月では「アラフォー男の異世界通販生活」「傷の特異種」「ゴーレムさん、崩れてます!」の3作品が最終回になる、とのこと。
「アラフォー男の異世界通販生活」は、原作もコミックスも売れているよっていうアピールが結構あったので、裏ではきっとアニメ化企画が進行しているだろうから、それが終わるまでは鈍足でも連載は続いていくだろうなぁ……と思っていたので、ここで終わるということにビックリしました。
コミックスも7巻とそれなりに出ていて、打ち切りラインの5巻を越えていますし。
ただ、回を追うごとに掲載ページ数が少ないことが増えていったので、コミカライズ担当のモチベーションの低下とか漫画に落とし込むことが次第に難しくなっていったとかがあったのかなぁ、と。
全ては憶測でしかありませんが、アニメ化企画が頓挫して、これ以上先が見えないから終わる、という感じなのかもしれません。

「傷の特異種」はここのところメインキャラの問題が表面化して解決していく流れが続いていたので、終わるとわかったときは、やっぱりな、と感じました。
それなりにハッピーエンドできれいにまとまってくれそうではあります。

「ゴーレムさん、崩れてます!」は、前回結構強引な展開だったというのもあって、ここで終わるから展開が強引だったのか、と納得する部分がありました。
序盤以降は話が作りにくそうだな、とずっと思っていましたし、中盤以降はひまりが超やらかし体質だという設定も消え気味で、この作品はここで終わるのが正解だと思います。
連載を持つにはちょっと作者の力が足りなかったかな、という印象でした。

アニメ「黒執事-寄宿学校編-」はひとまず1話を見ました。
終盤間際までは、思っていたよりキャラが動かないな……と感じていたのですが、最終盤のセバスチャンの決め台詞のところはものすごく作画に力が入っていて、これはスタッフがわかっているなぁ、と感じました。
こういう緩急のつけ方があれば、絶対にファンはついて行きますし。
今後にも期待が持てました。

では、ここから全作品感想です。

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ガンガン・5月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンの感想を書きました。

娘の入学式も終わり、ようやく生活が落ち着いてきました。
ただ、自宅からちょっと遠い学校に通っている&弁当を作らないといけない、という生活になったので、毎朝5時起きでないと間に合わないということもあり、そこはまだ体が慣れていません。
生活時間がこれまでよりも全て1時間前倒しになった感じです。
1ヶ月もすれば、多分慣れるはず……

では、ガンガンの総評です。
面白かったのは、無能なナナ、黄泉のツガイ、おじさまと猫、など。
全体的に割と面白く読めました。

今月からの新連載「切崎花梨は殺させない」。
「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」の作者と「この勇者、元魔王につき」の作画コンビによる作品で、原作は小説があるわけではなく書き下ろしのようです。
少女漫画に感動して殺し屋をやめて同人作家になった少女と、その少女を殺しに来た暗殺者の少年が同じく少女漫画に感動して暗殺者をやめるが、また別の暗殺者が送り込まれるもののついうっかり殺してしまって……という話で、全体的にギャグ寄りな話に見えました。
殺し屋の組織を抜ける流れとか実際に人を殺すところとか、結構アッサリしていましたし。
細かいところは気にせず、勢いで話を楽しむ感じになるのかな、という気がしました。
話の設定は現代ということで、絵の説得力は「この勇者、元魔王につき」のときよりもあるかな、と感じました。「この勇者、元魔王につき」のときは、この話と設定ならもっと万人受けする絵でシリアスっぽいものでないとダメだと思っていたのですが、こちらは元々ギャグっぽいので、これでもいけるなぁ、と。
ただ、悪くはないけど特段魅力があるわけではなかったので、しばらくは様子見な感じです。

アニメ「ワンルーム、日当たり普通、天使つき。」は2話まで見ました。
全体的に悪くない感じで、ベタだけどこれはこれで見ていられるなぁ、という。
「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」のときよりはいいかな、と。
ただ、やっていることは王道中の王道なので、キャラが好きとか雰囲気に癒されるとか、そういうのをどこかで感じられる人でないと最終話まで完走するのは難しいかな、という気もします。

では、ここから全作品感想です。

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冬アニメ・ドラマ 総評 [日常]

今期は全体的に小粒な印象で、これは、という作品がありませんでした。

アニメ

弱キャラ友崎くん
1期終了時でコミカライズが終わっていたので、まさか2期があると思っていなかったというのもあり、続きが気になって見てみました。
クラス内のイジメ的な話から文化祭の終わりまでが描かれていて、ストーリーを知らなかった分、思っていたよりも楽しめました。
登場人物の行動はいろいろ納得できましたし、結末にも納得できましたし。
3期があるかどうかはわかりませんが、あったら見てみたいと思えました。

魔女と野獣
魔女にかけられた呪いを解くために旅をしている男女と、2人が関係している教団の人たちの話。
全体的に悪くないけど……普通の話だったな、という印象でした。あらすじを見たときは面白そうだと思ったのですが。
ストーリーも作画も声も平均点は越えているけど……良くも悪くもないな、と。
見ていて何となく「かつて神だった獣たちへ」の雰囲気に似ているな、と感じました。ダークファンタジーなので似てしまうものなのかもしれませんが。
話の進み方的に、主役2人の話→サブキャラ掘り下げ→過去編、という超王道展開だったり、終わり方も完全に続編前提だったりもして、印象に残りにくかったです。

勇気爆発バーンブレイバーン
今期はあまりに見たい作品がなくて、放送前にちょっと話題になっていたというだけで見てみることにしました。
実際、1話の出来はかなり良くて、「アーマードコア」とか「フロントミッション」の世界みたいに、人型ロボット同士で戦うことが一般化されつつある世界に未知の敵が現れて人類兵器ではほぼ対抗できない、という導入部にはすごく引き込まれました。
その直後、未知の敵に対抗できる巨大ロボット・ブレイバーンが現れ、そのパイロットに選ばれたイサミ、その友人のスミスを中心とした人たちで未知の敵との戦う、となったときがこの作品のピークだったように思います。あえてベタな感じにしているんだろうなぁ、と思えるオープニングも最高でした。
でも、主人公なのにブレイバーンで戦うことに躊躇しまくるイサミ、キーキー声がやたらに耳障りだったルルなどなど、マイナス要素が見る度に増えていって、個人的評価は右肩下がりでした。全体的にBLっぽい雰囲気だったのもダメでした。
ベタなことをあえてベタなままやってみる、というコンセプト自体はよかったのですが……

ラグナクリムゾン
翼の血族との戦いが終わるまでキッチリ描かれていました。
1クール目の出来はまずまず良かったのですが、2クール目は全体的にキャラの顔おかしくないか?、という部分がちょいちょいあったり、戦闘シーンがそこまで動かないとかがあって、原作はそんなことないのになぁ、ともどかしかったです。
ラグナとウォルテカムイの戦いとか、ヌルヌル動いてほしかったのですが、やはりその辺り望むのは贅沢なのかもしれません。
全員が全員キャライメージと声が合っていたことだけは最後まで最高にいい部分でした。

葬送のフリーレン
2クール目も安定して見ていられました。
原作を知らないので、途中でパーティ人数が増えたり減ったりするところとか意外でよかったですし、試験編も結構楽しめました。
相変わらず話の起伏が少なめではありましたが、これもこれでこの作品らしいということで、あまり気にならなくなりました。

薬屋のひとりごと
なろう系が原作の作品は面白さのピークが序盤になることが多いのですが、この作品は2クール目の方が面白い、という稀有な作品でした。
1クール目は当たり前のことを何も知らない人たちにどや顔で説明している辺りが鼻につくと思っていたのですが、2クール目はバラバラだと思っていた話が終盤で収束していく展開となって、なかなかに引き込まれました。猫猫の父親の話もよかったです。
これは2期目も見てみたいな、と思いました。


ドラマ

春になったら
あと3ヶ月で死んでしまう父親と3ヶ月後に結婚する娘の3ヶ月を描いた物語。
娘の婚約者がひと回り近く年上の売れない芸人でしかも子持ち、ということで、最初は結婚に大反対するものの、少しずつ少しずつ認めていくようになる流れは、かなり自然でよかったです。
死亡宣告されている父親は「死ぬまでにやりたいことリスト」を作って、それを1つ1つ消化しながら死ぬ準備を進め、娘は結婚式をするのかしないのか二転三転しつつ父親の願いを最大限叶えられるよう動くようになっていって、毎回どこかグッとくるものがありました。
最終回の結婚式で、父親の友人・ケイトが歌い上げるシーンは最高でした。
父親役の木梨憲武さんの底抜けに明るい雰囲気とかはすごくよかったのですが、終盤にもう1人で歩けなくなってからも結構声が大きめで、本当に死ぬのかな?、と感じられてしまう部分はちょっと残念でした。癌の痛みで苦しむ姿とかはすごくよかったのですが。

マルス ゼロの革命
高校生たちが大人社会をぶち壊していくダークヒーローもの、という触れ込みだったので、ちょっと面白そうだな、と思って見てみることにしました。
……結果、途中から見るのがちょっと苦痛になるくらい、つまらなかったです。
第1話からして、屋上から飛び降りるものの下にゴミの山があって無傷で済んだ、という描写があり、これはちょっとダメダメ作品になるかも、という嫌な予感がしました。
話がストレートになりすぎないようにちょいちょい捻りが入っていたり、動画配信で大人社会を翻弄していくという部分はそれなりにリアリティがあったものの、大企業のシステムをハッキングするとか、秘密基地的なものがいくつもあるとか、そこまでやるとむしろ安っぽい出来になってしまうよね、という設定がてんこ盛りで、かなりガックリ来ました。
終盤は安っぽい「僕らの七日間戦争」みたいな学校立てこもりをしたり、実は大企業の社長と初めから繋がってましたとかの都合のいい展開もあったりして、見る度に冷めていく感じがしました。
主演の道枝駿介さんは「金田一少年の事件簿」のときより演技は上手くなっていましたが、同級生たちの演技がいまひとつだったというのもあって、あまり注目できる部分がありませんでした。

正直不動産2
嘘がつけなくなってしまった不動産屋の話の続編。
2期になるとネタ不足でマンネリ化したりしそうなところなのですが、原野商法の二次被害、ペンシルハウスの売買、不動産投資失敗の負のスパイラルなどなど、いろいろ新しいネタがあって楽しかったです。
ライバル兼のディーン・フジオカさんが結構な悪役で、あまりこういうタイプの役は見なかったなぁ、と感じられたのもよかったです。

となりのナースエイド
病院内の医師・看護師とはまた別に入院患者さんたちの身の回りの世話をするナースエイドの話。
何故か医学知識が豊富な医療オタクのナースエイドが主人公、とのことだったのですが、ふたを開けてみたらトラウマで医療行為が出来なくなった元医師ということで、その辺りの設定は微妙でした。
ナースエイドという仕事についていろいろ知れたのはよかったのですが、話の中心は謎の死を遂げた主人公の姉の死の真相を探るとか、それに付随するシムネスという架空の不治の病とか、火神細胞という画期的な人工細胞とか、オームスという謎の装置とか、ちょっと現実離れしすぎていてあまりハマれませんでした。
初回放送でナースエイドの服装のままマスクも帽子もなしに手術室に乗り込むのはどうなのとか気になる部分もあったりした上に、最終回では話がキッチリ終わらずに続編前提みたいな終わり方をして、かなり微妙な気持ちになりました。

グレイトギフト
人に飲ませると心筋梗塞を引き起こし、その後数時間で体内から消える新種の殺人球菌・ギフトを手に入れた気弱な医師が病院内の権力闘争に巻き込まれていく話。
主役の反町隆史さんが今までにない気弱な医師を演じていて、そこは結構新鮮でした。
初回放送で味方だと思っていた人が敵にまわるとか、序盤の引きはかなり良かったです。
ただ、回を重ねる毎に、ギフトでザックザック人を殺していっているのに、内通者がいるとはいえ警察関係者とか諸々それを不審に思う人が出て来ないとか、展開的にちょっと都合の良さが目立ちました。
真犯人は最終回の1回前辺りで気付きました。
それなりに出番があるのに、ほぼ疑われていなかった人、という部分ではわかりやすかったです。
この作品も最後にいろいろ含みのある終わり方をしていて、続編前提な感じの終わり方で残念でした。

大奥
大奥シリーズは今まで一通り見ていたので、まだ描かれていない田沼時代の話となれば見ないわけにはいかないな、と思って見てみました。
序盤から結構酷評されているのをいろんな記事で見てきて、そんなことはなかったと言いたいところではあったのですが、実際見ているとそれに同調せざるを得ない、というのが正直なところでした。
御台所・倫子の言葉遣いとかイジメが横行しているとかは、気にはなるけどそこまで責めるほどではない、と思っていたのですが、個人的には家治の子供たちの出生順がかなりいじられていることが1番気になりました。
家治と倫子はものすごく仲が良かったと言われていて、まず2人の間に2人の子供が生まれるもののどちらも女児だったので、では側室を、という話になって、2人の側室がそれぞれ1人ずつ男児を産んでいる、というのが史実。
ドラマでは、2人の間に子供が生まれるのを周りが阻止しようとしていて、勝手に側室を決めて男児が生まれ、倫子の子は死産になるとか、家治が死んでから2人目の女児を産んでいるとかいじり放題。2人目の側室が倫子の付き人だったというのは史実通りなのですが、史実通りの流れだったら、側室候補として自分の信頼のおける付き人を家治に推薦したという流れになりそうなものを、ドラマでは付き人が倫子を裏切って側室になったという流れになっていて、いくらなんでもそれはない、と。
家治と倫子の仲についても、実際ラブラブだった描写がかなり少なかったのがまず残念で、序盤の家治のツンデレが極まっていた辺りはよかったのですが、仲の良さがわかるのは本当に最終盤くらいでした。
これまでの大奥も子供のいないはずの側室に子供が産まれていたり、いないはずの側室がいたりすることもありましたが、それにしても今作はいろいろいじりすぎでした。
唯一、音楽はすごくよかったです。

めぐる未来
心拍数が高くなりすぎると過去にタイムリープしてしまう男性が、妻を救うために何度もタイムリープして未来を変えようとする話。
何度も何度も未来を変えた末に辿り着いたルートは自分が死んでしまうことでしか救われない世界だったので、全ての不幸の元凶となった事件をなかったことにするために10年以上時間を巻き戻して妻と出会う前に戻る、という最終展開はちょっと微妙でした。
タイムリープを繰り返すと周りがどんどん不幸になるとか、寿命が縮むとかの伏線を最後は一切無視したような展開だったので。
最後のタイムリープ後は妻殺しの犯人含めてみんな幸せになっていました、というのもちょっと都合が良すぎるなぁ、と感じました。
やっぱりタイムリープ物は扱いが難しいな、と改めて思ったりもしました。

院内警察
病院内で起こる様々な事件に対応するために設置された院内警察の男性の話。
スクールポリスの病院版みたいなものかな、と思って見てみたのですが、まず病院内でほとんど事件が起こらない、ということで肩透かしを食らいました。失せ物探しやいたずら事件など、トータル3件くらいしか病院内で事件が起こらなかったです。
メインは院内警察の男性のかつての恋人が治験参加後に死亡したのは何かしらの医療ミスがあったのでは?、という事件の真相を追うというもので、主人公が院内警察であることの意味がほぼ皆無でした。普通に設定が医者でも話が通ってしまうよね、と。
また、主演の桐谷健太さんの滑舌の悪さが目立つ展開が多かったのも残念でした。他の作品ではそこまで滑舌の悪さが気にならなかったのですが、今作は難しい医療用語を長台詞で言わないといけないシーンが多々あり、そこで結構気になってしまいました。今なんて言った?、と思うことが多かったです。

光る君へ
前作「どうする家康」は11話で脱落しましたが、紫式部が主人公の話なら見てみる価値はあるかも、と思って見始めました。
この時代を舞台にしたフィクション作は「神作家・紫式部のありえない日々」が個人的にベースになっているというのがあり、紫式部と藤原道長が幼い頃に出会っていて恋人関係にあった、という設定にはちょっと馴染めない部分がありました。むしろ、将来の夫との関係を深く描いてほしいなぁ、と思うくらいで。
また、女性の名前が訓読みで、倫子は「りんし」ではなく「ともこ」だし、「定子」は「ていし」ではなく「さだこ」だったりして、そこには結構違和感がありました。
まぁ、当時のことはわかっている史実の方が少ないので、どうとでも描けるというのはありますが。
現時点では、「鎌倉殿の13人」ほど引きがいいわけではないけれど、「どうする家康」ほどガッカリする部分もないので、最後まで視聴を続けようとは思っています。
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中学受験日記②~塾選びの結果~ [日常]

ゴリゴリの受験勉強ではなく、それなりの場所を目指してのほどほど受験をしようと選んだ塾はEゼミナールだったのですが、ふたを開けてみたら結構ゴリゴリの受験塾でした。

難関中学受験と言えばSAPIX、それに続くのが早稲田アカデミー、四谷大塚、日能研、というのは塾に入ってから知ったことでしたが、これらの塾は基本的に難関校以上の受験向きで、Eゼミナールは中堅校の受験もしっかりカバーしていきますよ、という感じでした。
Eゼミナールのコンセプトは「自分の第一志望に合格しよう」というものでしたし、難関校以上を目指すなら難関選抜ゼミというのに参加していくことになるので、幅広い層をカバーしてくれていました。

娘の塾選びの段階では、ほどほど受験が出来る大手塾がいいだろう、くらいの感覚でとりあえず無料授業を受けてみた感じでしたが、最終的にそのまま最後まで居続けることになりました。

結果的に、塾選びは正解でした。
それもこれも、先生との相性が良かったこと、クラスメイトに恵まれたこと、これが大きかったです。
特にクラスメイトに関しては、4年生スタート時は3人しかいなかったものの、娘とほぼ同じか少し上の実力の男の子(Aくん)がいて、最後の最後までいいライバル関係でした。
志望校がほぼ被らないという意味で異性であったことも大きかったですし、学校で接する男子とは別格に頭がいい&礼儀正しいというのがあり、この子がいたから塾に通う意義を見出しているんだろうなぁ、とはずっと思っていました。
他の大手塾だったら、Aくんがいなかったら、続いていなかったかもしれない、と思うこともありました。

そんな感じでほどほど受験をするつもりで塾には楽しく通っていたわけですが、それなりの成績を取っていると自然と難関中学受験に向けた流れに巻き込まれて行っていました。

Eゼミナールでは、塾内模試の偏差値で既定値以上になると難関選抜ゼミというものに招待されます。
コピー用紙に印刷したものとはいえ、「あなたは規定以上の成績となったので難関選抜ゼミに招待します」と書かれた認定証を渡されたら、参加したくなるのが人というもの。
一応娘に確認すると即答で参加したいという返答だったので、なんやかんやで4年生からずっとこのゼミに参加することになっていました。
この辺りで、結構なゴリゴリ受験になるのではないか、と感じ始めていました。

難関選抜ゼミは普段通っている教室とはまた別の場所の大きめな教室で行われるのですが、周りの親を見てみると、受験に対する意気込みみたいなのがオーラとして見えてくる感じすらありました。普段の塾と比べて雰囲気そのものが何か違う、という。
ただ、この難関選抜ゼミに参加したことにより、難関中学受験に向けた勉強はしっかりできていた感じがして、SAPIXのレベルまでとはいかなくとも、他の3大手塾と同等レベルの学びは得られたように感じました。やはり大手なだけあって、上位層もキッチリカバーしてくれるのだな、と。

なお、難関ゼミの上には最難関ゼミというものもありましたが、これについて娘は国語の偏差値が足らなくて(基準は総合偏差値63以上、国語58以上)参加できませんでした。
最難関ゼミの場合、国語以外の科目でも読解力が必要ということなのだと思います。
この最難関ゼミに参加できるような子の場合、Eゼミナールでも御三家に合格したりします。

最終的には、なんやかんやで御三家に行くとなったらSAPIXが圧倒的になるかとは思うのですが、それよりも少し下の難関中学レベルだったらEゼミナールで十分だった、と感じました。
Eゼミナールに在籍していて1番恩恵があったのは、最難関ではなく難関中学に行くくらいのレベルでも塾内模試でトップ層に食い込めること、でした。これにより、娘の自己肯定感が高められていたように感じました。
春・夏・冬の集中講座の後は塾内模試の上位200名くらいが全教室に貼り出されるのですが、娘はその中に常に入っていたものの(もちろんAくんも)、そのレベルでもSAPIXのオープン模試では真ん中くらいの成績になるので(6000人中3000位くらい)、これだけ頑張っているのに真ん中くらいの成績?、となるより、きっちり上位に入っている方がやる気にもつながっていたかな、と。

6年生の夏前になると、いきなり中学受験をさせることにした親によって無理矢理入塾させられた子、SAPIXなどの大手塾から転塾してくる子、などがいるとか、全員が全員受験に対するモチベーションが高いわけではないので、娘からするともっとみんな緊張感を持ってほしいと思う部分もあったりして、そのあたりはやっぱりSAPIXでは違うのだろうな、と思う部分もありました。
そもそもEゼミナールは少人数制ですし、娘が通っていた場所は成績別にクラス分けされるほど人がいなかったので、全レベルの子たちが集まってしまうという少人数制の悪い部分も感じていました。

そんな感じでマイナス面もあるにはありましたが、トータルすると塾選びは成功だったと感じています。
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魔女と百騎兵Revival・クリア [ゲーム]

「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」と「ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団」をクリアした後、いろいろな考察を読んだのですが、その中で同じ世界観の「魔女と百騎兵」について言及しているものが結構あって、これはプレイしておいた方がいいのかな、と思ってプレイしてみることにしました。
作品的には「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」よりも前に発売されていて、それをリメイクしたのが本作、ということになります。

世界観が一緒とはいえ、システムはルフランやガレリアとは全く別物のアクションRPGでした。一部共通している用語があるので少し覚えやすかったというのはありましたが、覚えなければならないことが山ほどあることは共通していました。
基本的な攻撃・防御・回避以外に、敵を捕食してスタミナに変換できる、敵を捕縛してアイテム化できるなどありましたし、全ての敵に好感度が設定されていたり、ボス戦では敵の行動を見て攻撃しないとまともにダメージが入らないですし、ダメージを大きく左右する武器属性&耐性などなど、本当に考慮しないといけないことが多かったです。
アイテムを使用するときはタッチパッドの左側を押すとか、とにかくいろんなボタンを組み合わせて多用する上に使い方が独特だったりもするので、それに慣れるまで結構時間がかかりました。

それでも序盤は割と力押しが効くのですが、おおよそゲーム的な折り返し地点の6章くらいから敵の攻撃を数発受けたら瀕死になったり、ボスの攻撃が激しすぎてまともに戦えないなどが発生し、私はこの時点で難易度をカジュアルモードに変更しました。
カジュアルモードだとそれなりに力押しが可能になり、難易度的にはちょっと物足りないくらいにはなるのですが、ストーリー重視でプレイするならちょうど良い感じでした。

プレイ時間はセーブデータなどに表示されないのでおおよそになりますが、70~80時間くらいだったかな、と。本編で60~70時間、Revivalでの追加要素「幻影の塔」で10時間くらいだったのでは、と。

・全マップ100%(全ピラー・ストックマトック解放含む)
・幻影の塔は地上階をクリア(地下は未プレイ)

この辺りまでプレイしました。
基本的に地図を開いていく作業がすごく楽しくて、敵の多さや硬さも適度でよかったです。
敵の種類、マップの数も結構用意されていましたから、物足りなさみたいなものはありませんでした。

そんな中、システム的な不満点としては、ダンジョンに入る時のロードが長いのがちょっと残念でした。
ダンジョンに入るときにダンジョンデータを全て読み込んでいるので、ダンジョン内でのマップ切り替えとかはかなりスムーズなのですが、広大なダンジョンともなるとロードに毎回30秒くらいかかるので、スタミナの関係で1回のダンジョン探索がおおよそ5~10分くらいの中で30秒のロードとなると、それなりのストレスにはなりました。

武器・防具に関しても、マナを利用した強制レベルアップとか錬成で強くするとかの要素はあるのですが、例えば2章で攻撃力100の武器を頑張って150に育てたとして、3章になると普通に攻撃力300の武器がゴロゴロ落ちていたりするので、本編進行中に錬成する意味がほぼなかったのは残念でした。
終盤は章またぎで攻撃力が500くらいいきなり上がるとかになりましたし。
最高ランクの武器を手に入れてから初めて錬成の意味が出てくる、という。
他にも、ダンジョン内に回復アイテムもたくさん落ちているので店で買う意味がほぼないというのもあり、マナの使い道がほぼないとか、アイテムの所持数に上限があるので定期的に売り払わないといけないとか、その辺りのわずらわしさもありました。

また、本編2章辺りでフリーズとエラー落ちが3連続くらいで発生したことがあり、これによってなるべくダンジョンから出ないでスタミナを敵から補充しつつ探索を続けた方がいろいろ特典が付いてくる、という仕様を完全に潰していたのは残念でした。
序盤で丸々30分くらい無駄にしたことがあって、それが怖くて以降は頻繁にダンジョンから帰還してセーブするようにしていました(ダンジョン探索中はセーブできない)。まぁ、結局それ以降フリーズとエラー落ちはしなかったのですが……
日本一ソフトウェアの作品ってエラー落ちが多いなぁ、とこの作品でも感じました。

ストーリーに関しては、終盤になるまで、この話はどこに向かっているのか?、というのがちょっとわかりにくく、吸引力は低めでした。
第〇幕第△章みたいに話が区切られていて、基本的に主人公のメタリカが関わったいろんな人たちとの話になっているのですが、最終章に入るまでそれらがバラバラに存在していて、最後の最後でそれがまとまる、という感じでした。
なので、最終章に入るまで話にそこまで吸引力があったわけではなく、カジュアルモードなしだと難易度的に難しめというのもあり、途中で投げた人もそれなりにいたのではないかな、と感じました。
主人公のメタリカからしてかなりひねくれた性格をしていておおよそ主人公っぽい性格というわけではないですし、ヒロインポジションのビスコは正義感が強すぎてある意味主人公的なのですが、見ていてイライラすることもあり。
ただ、最終章になると、それらをすべてひっくるめて好きになってしまうという流れは素晴らしかったです。本当に最後の最後でひっくり返してくる上手さもやっぱりルフランやガレリアと共通していました。
ルフランもガレリアも、どちらの作品も主人公が最初は好きではなかったですし。

それと、エンディングが3種類用意されているものの、真エンディング以外は話がそこで終わってしまっただけで何の解決も謎解きもない状態になるので、その辺りもまたルフランやガレリアと似ていました。
ただ、エンディングの名前の付け方がちょっと特殊で、最初に到達できるどう考えてもバッドエンディングの名前が「ノーマルエンド」、次の話が途中で終わるものが「トゥルーエンド」、最後に到達できる真エンディングが「バッドエンド」となっていて、これはクリアして考察記事とかを読まないと理解できなかったです。
クリアしたら絶対に考察記事をいろいろ読んだ方がいいです。

Revivalでの追加要素・幻影の塔は、これはこれで別ゲームに近い形となっていたのですが、結構長めのストーリーがついていたり、本編の進度に合わせて先に進めるようになっているので、本編と並行して進めると登場キャラや敵が大体同じになって、いろいろ便利な作りになっていました。
特に本編で最終章に入った瞬間に敵のレベルが大幅にアップして、とにかく武器・防具を集めないといけない状態になったときは、幻影の塔だとかなり高確率でアイテムドロップするので、いろいろ利用できました。

では、ストーリーの詳細はネタバレのため隠します。

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ゼロサム・5月号感想 [スクエニ]

本日はゼロサムの感想を書きました。

娘の卒業式が無事に終わったと思ったら、直後に娘のインフルエンザ感染が判明し、いろいろバタバタしていました。
昨年10月に罹ったのはインフルエンザA型で、今回罹ったのはB型でした。
卒業式当日に、クラスメイトがインフルエンザAB同時感染していた、という話があったり、そもそも卒業式直前まで6年生で学級閉鎖になっているクラスがあったりしたので、娘が熱を出したとわかった瞬間、これもうインフルエンザだろうなぁ……と思っていました。
ただ、症状自体は凄く軽くて、高熱が出たのは2日間だけ、熱以外の体調不良がほぼないという感じだったので、そこは不幸中の幸いでした。
なんやかんやで卒業式が終わった後でよかったです。

では、ゼロサムの総評です。
面白かったのは、ボクラノキセキ、神作家・紫式部のありえない日々、ふつつかな悪女ではございますが、など。
全体的に割と面白く読めました。

今月からの新連載作品1作目「祝福のチェスカ」。
世界中の言語を理解して話すことのできる少女が王族の集まる多国籍な生徒会の通訳を務めることになる、という話でした。
序盤の展開を見たとき、これは王族逆ハーレムものになるのかな?、と思っていました。
でも、終盤で魔法が使えなくなる代わりに言語認識が統一されるという展開になって、今後がいい意味でも悪い意味でも読めなくなっていました。
単純に逆ハーレムものではないだろうと思えたのはよかったところ、1話にして主人公の存在意義が失われたように見えたのが悪かったところです。
絵は割と読みやすかったです。
話の方向性が見えるまで、しばらくは様子見な感じでしょうか。

新連載2作目「魔法使いの約束 COMIC」。
今月はプロローグということで4Pのみの掲載でしたが、どうやらストーリー的には前作を引き継いだ形で始まりそうな感じでした。
絵は結構輪郭線を太く描くタイプだったので、雰囲気は前作とちょっと違う感じがしました。
来月から本格連載開始とのことです。

では、ここから全作品感想です。

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ガンガンJOKER・4月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンJOKERの感想を書きました。

先日、冷凍庫の中から結構前に入れただろうシーフードミックスが出てきました。
入れたのは夫で、入れたことも忘れ去っていたので、
「カケスかよ。」
と言ったら、
「カケスって何?」
と返ってきました。
ドングリなどのエサを地面の埋めて隠してそのまま忘れる鳥・カケスのことで、春になるとドングリの芽が出てくるということがよくあることから、何かをしまい込んでそのまま忘れてしまうのを実家でカケスと言っていたのですが、ものすごーくローカルな話だったようです。ネットで検索しても似たような話が何も出てきませんでした。
小学生の頃、机の奥深くからものすごく古い何かが出てきたときとかに親からよく言われていたのですが、言われてみれば家の外でカケスの話が出たことはありませんでした。
ちなみに、本来カケスは地面にエサを埋めたことをほぼ忘れていないそうで、30年以上前の迷信が元のようです。
同じ言い回しをしてた人とかいないのかなぁ……

では、ガンガンJOKERの総評です。
面白かったのは、龍とカメレオン、京兼家の花嫁、ごっどくん、など。
全体的に割と読み応えがあってよかったです。

今月で最終回だった「嘘の子供」。
いろいろ手続きを終えて、正式に人の子供として暮らして行きます、というほぼ想像通りの終わり方でした。
無難に終わったかな、という印象です。
今更ながら、柚子の掘り下げがほとんどなかったというのが残念でしたが、最初からあえて描かない予定だったのかな、とも思いました。
今後は「事情を知らない転校生がグイグイくる」の1本に絞っていくのだと思います。

今月からの新連載「エンドロールの後には最高の旅を」。
魔王を討伐した剣士と魔術師の2人が、魔王を倒したらやりたいことリストに書いた願いを1つ1つこなしながら旅をしていく、という話でした。
ただ、剣士は魔王によって既に殺されていて、中途半端な蘇生術で辛うじて現世に留まっているとのことだったので、いつでも連載を閉じられるようにしているのかな、とまず感じました。もしかしたら、もう最終回の内容は決まっているのかも、とも。
読み始めたときは「葬送のフリーレン」を意識しているのかな?、という雰囲気があったのですが、読み進めていくとそうでもなくなっていたので、その辺りは大丈夫そうです。
絵は割と上手かったので、しばらくは様子見です。

では、ここから全作品感想です。

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Gファンタジー・4月号感想 [スクエニ]

本日はGファンタジーの感想を書きました。

ここ最近、漫画やアニメ関連の訃報が相次いでいて、いろいろ残念だしショックだなぁ……とは思っていたのですが、改めてここで語るほど深く知っているわけではないし、私より思い入れの強い人は世の中たくさんいるから、その方々が語ってくれればそれでいい、というスタンスでした。
でも、いのまたむつみさんが亡くなったというのは個人的にかなりのショックで、これはもう触れないわけにはいかない感じになってしまいました。

このブログで公開時からずっとアクセスが続いている「宇宙皇子」「風の大陸」はどちらもイラストがいのまたむつみさんですし、なんやかんやでいのまたさんがイラストを担当しているから読んでみた、という本は多かったです。
小説「ドラゴンクエスト」の画集は生まれて初めて買った画集でしたし、特に「ドラゴンクエスト5」はイラストも小説もどちらもすごく好きで、Gファンタジーに表紙ポスターが付録でついてきたときは、普段は雑誌付録のポスターを部屋に飾るってことはしなかったのですが、これは飾りましたし。
テイルズシリーズは基本的に藤島康介さんがキャラデザの作品をプレイしていたものの、割と最近になって「グレイセスf」と「ベルセリア」をプレイしたりもしたので、今でも結構身近な存在でした。

改めて、ご冥福をお祈りいたします。

では、Gファンタジーの総評です。
面白かったのは、黒執事、四百四鬼、地縛少年花子くん、など。
全体的にページ数の少なめな作品が多かったのは、少し残念でした。

今月からの新連載1作目「ツイステ4コマbyもち」。
「DISNEY TWISTED-WONDERLAND」の日常を描いたスピンオフ4コマ。
これを「四百四鬼」を連載中のもちさんが描くということで、結構ビックリしました。
現在連載されている本編のコミカライズ版はわりと枢やなさんの画風に寄せていますが、こちらはもちさんの画風そのままでやっている感じでした。
話的にはコミカライズ版で登場済みの寮の話をメインでやってくれていたので、ゲームを知らない身としては結構ありがたかったです。
おそらくそこまで長い連載にはならないと思われるので、長くてもコミックス全3巻くらいなのだろうな、と思います。

新連載2作目「アベルと魔界の王」。
「紅い霧の中から」を連載していた野原もさえさんによる新連載です。
第一王子の横暴に耐えている第二王子・アベルが誘拐された母親を助けるために魔物と契約して魔界に行くことになる、という話でした。
「紅い霧の中から」に比べると、話は結構王道な感じでした。
連載初回では魔界に足を踏み入れたところまでしか描かれていなかったので、母親を助けるために魔界でどういう行動を取るのか、という今後の方向性が見えてくるまではまだ何とも言えないかな、と思いました。
ただ、割と序盤から伏線を張ってからの回収を上手くやっていたので、今後に期待が持てそうな感じはありました。
絵は前作の方が上手かったような感じがしてしまったのですが……こちらももう少し様子を見ようかと思います。

もうすぐ2巻が発売される「最高の推しの見つけ方」。
2巻に帯がつくのかどうか、そもそも近所の本屋で入荷されるレベルで刷られるのか、という心配があるのですが、表紙はなかなかいい感じで、ちょっと安心しました。
今月のカラーもかわいくてよかったです。
ただ、ここ最近の作画で目の下を結構濃く描いていて、これが隈みたいに見えてしまうのがちょっと気になっています。以前はそこまで気にならなかったのですが……

では、ここから全作品感想です。

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ガンガン・4月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンの感想を書きました。

娘が「おおかみこどもの雨と雪」が見たいというので、かなり久しぶりにレンタルショップに行ったのですが、配信が主流になってきている現在、レンタルDVDの市場規模がかなり縮小していて、1件目では目的のDVDを見つけられませんでした。
結構な有名作なのにレンタルで置いていないという衝撃。
既に何度もテレビ放送されている昔の作品っていうのは、見たければ配信でってことなのかもしれません。
それなりに昔のジブリ作品とかもなかったです。
一応2件目でレンタルは出来たのですが、紙のコミックスもアニメ化するような作品であっても数年で絶版になってWebでしか見られないとかもう普通ですから、これが時代なのかもしれません。

では、ガンガンの総評です。
面白かったのは、黄泉のツガイ、無能なナナ、鬼殺しの我道再演、など。
今月は王道展開のものが多めで、全体的にちょっと残念でした。

今月からの新連載「VTuberのエンディング、買い取ります」。
小説が原作のコミカライズ作品と言えば、最近はなろう系が主流となっていますが、この作品はライトノベルが原作ということで、割と久しぶりにこういう作品が来たな、と感じました。
連載初回は推しのVTuberが炎上したところまでしか描かれていなかったので、とりあえずタイトルの意味が分かるまでは様子見な感じです。
いろいろ伏線を張っている感じはあったので、それが上手くまとまってタイトルに結びついたら化けることもあるのかな、という気がしないでもなく。
絵はかわいらしくて、読みやすかったです。

今月号では「とある魔術の禁書目録」の掲載位置が実質最後となっていて、ここ最近どうしてしまったの?、と感じています。
一昔前だったら「とある魔術の禁書目録」がセンターカラーなら巻頭カラーの次が定位置で、掲載位置も最初から3番以内であることがほとんどでしたし、表紙になることも度々あったのに、ここのところ掲載位置はどんどん後ろになっていっていますし、センターカラーも1番後ろなことが多くて、これはもう連載終わるのかな?、と思わないでもなく。
アニメ3期をかなり駆け足でやってしまって評判が散々だった辺りから様子が変わってきたかな……とは感じているのですが。
一応、アニメで描いた部分はコミカライズもされるとは思うのですが、新の方は連載しないのかもな、という気がしています。

今月号に掲載されていた読み切り「いとこのねねねぇ」。
田舎の日常を描いた作品で、話の起伏がほとんどない系の話でした。
個人的にこういう系統の話は割と好きなのですが、どういうわけだかこの作品にはハマれませんでした。
「あの山越えて」とか、ただただ田舎の日常を描く話は結構好きで、話に起伏がなくても、むしろそういうところがいいんだよ、という感じなのですが……
「いとこのねねねぇ」は背景をキッチリ描き込んでいますし、押さえるところは押さえていると思うのですが、何か違うなぁ、という。
ハマれる・ハマれないは最終的に感覚的なものになるので、その辺りはやっぱり難しいなぁ、と思います。
狙ってヒット作が描けたら、打ち切り作品なんて出てきませんし。

では、ここから全作品感想です。

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