SSブログ

ガンガンJOKER・5月号感想 [スクエニ]

本日の更新は「最新号のお部屋」にガンガンJOKERの感想を書きました。

新型コロナのせいでショッピングモールが閉鎖してしまって徒歩圏内の本屋さんがなくなった、と以前書きました。なので、徒歩圏内ではないけど徒歩で行けなくもないんじゃないかと思っていた本屋さんに試しに行ってみました。
結果、本屋さんに到着するまで徒歩40分かかりました。
道のアップダウンが割と激しかったり、本を持ち帰ること自体結構大変というのもあって、気軽に行けるものでもなかったです。
早く新型コロナが収まって本屋さんが復活してほしいものです。


では、ガンガンJOKERの総評です。
面白かったのは、遺書公開、ラグナクリムゾン、賭ケグルイ、など。
今月も読み応えがあってよかったです。

今月で最終回だった「お従兄さんの引っ越しの片づけが進まない」。
正式に付き合うことが決まって、2人の仲が少し進んで終わりということで、数年後の姿も見たかったなぁ、と思うと、そこは少し残念でした。その辺りはコミックスの描き下ろしに期待したいです。
ひとまず円満終了したので、次回作は確実に出てくるかな、と思います。

今月からの新連載「少女漫画主人公×ライバルさん」。
元々SNS連載されていてコミックスも発売された作品が新連載としてスタート。
気弱で地味ないかにも少女漫画の主人公という女の子が学校で人気のある男の子を好きになったら、その男の子の幼なじみの目立つ美人が女の子に惚れていた、という百合要素のある話となっていました。
少女漫画の王道設定をちょっといじっただけでかなりの個性になっている、という設定がまず素晴らしい作品で、SNSで注目された理由がわかりました。
連載初回は初期設定がわかるところまでだったので、この時点でコミックスを買う判断はできなかったのですが、今後の伸び次第ではコミックスを買うかも、と思えました。
今後に期待したいです。

雑誌の方にも新型コロナの脅威はある程度来ていて、今月「ヴァニタスの手記」が休載だったのは、作画のためにアシスタントさんとかと集まって作業するのを避けたからとのこと。
最近はネット上でデータのみのやり取りをする作家さんも多いですが、集まって作業をする作家さんも当然いるわけで、これはこれで仕方ないかな、と。
実際病気になっているわけではないので、月刊ペースでの作業はできないにしても作業は進んでいるものと思われるというのもあり、少しずつでも掲載されていけばな、と思います。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

Gファンタジー・5月号感想 [スクエニ]

本日の更新は「最新号のお部屋」にGファンタジーの感想を書きました。

外出自粛要請があってほぼ家で過ごしているので、ゲームがものすごい勢いで消化されていっています。
「DETROIT:BECOME HUMAN」「ドラゴンクエスト11S」をクリアしてしまったので、今はスイッチで「AI:ソムニウムファイル」をプレイしています。極限脱出シリーズとかを手掛けた打越鋼太郎さんの作品だということでプレイして損はないかな、と。ダウンロード版がセールで安かったというのもあり。
これで終わったらPS3でやっていなかった作品とかをプレイしていこうかと思っています。

では、Gファンタジーの総評です。
面白かったのは、黒執事、魔法科高校の劣等生、王室教師ハイネ、など。
今月も雑誌が厚くて読み応えがありました。

今月での最終回作品1作目「みにみに部-沙々木美仁のミニチュアレシピ-」。
大団円できれいに終わっていました。終わるタイミングとしてはベストだったと思います。
コミックスの巻数は少ないですが、これだけきれいに終わったのなら次回作は確実に出てくるかと思います。ただ、本誌ではなくPファンタピーの方になるかもしれませんが。

最終回作品2作目「お子様王子はとめられない!」。
こちらは完全に打ち切りなので、どうにか無理矢理勢いでまとめたような感じになっていました。
作中の季節が冬くらいまで進んでいたら卒園で終わるとかもあったと思うのですが、夏休み前ということでこう終わるしかなかったかと思います。
絵も特に上手いというわけではないので、次回作はないんじゃないかな、という気がします。


今月からの新連載「東京エイリアンズ」。
「青春×機関銃」を連載していたNAOEさんの作品で、地球で暮らす宇宙人、それを取り締まる組織、巻き込まれた人の話、となっていました。
宇宙人が地球で暮らすにあたっての規則がかなりしっかりしていそう、ということ以外は設定として平凡かな、というのが第一印象でした。父親とケンカした直後に父親死亡とかベタ中のベタですし。
前作での経験から戦闘シーンが結構上手いというのはありましたが、特に引き込まれる要素がまだなかったので、しばらくは様子見かな、と思います。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

ガンガン・5月号感想 [スクエニ]

本日の更新は「最新号のお部屋」にガンガンの感想を書きました。

新型コロナの影響でショッピングモール内の本屋さんが休業に入ってしまったため、ついにスクエニ系雑誌を全誌扱ってくれる徒歩圏内の本屋さんがなくなってしまいました。
ということで雑誌の発売日には旦那に車で本屋に連れて行ってもらい、その都度コーヒーを奢ったりする多少の出費が出てきたりしています。
電車で池袋に出ればいくらでも本屋さんはあるのですが、今の時期電車に乗るのはよろしくないかとも思うのでやっていません。個人的には雑誌の発売日に本を買うのは必要かつその日でなければならないのですが、一般的に考えたら不要不急の用事でしょうし。

では、ガンガンの総評です。
面白かったのは、おじさまと猫、無能なナナ、あやかし後宮譚、など。
ここ最近最終回作品が多くなっているので、引きつけられる作品が多い分、かなり作品の入れ替わりがあって先行きがちょっと不安でもあります。

今月での最終回作品1作目「俺の彼女に何かようかい」。
数ヶ月前から終わる前提の展開に入っていましたし、最終回はかなりのページ数もあっていろんな問題に決着をつけていたので、大団円での終了となっていました。
きれいに終わったということで次回作は何かしら出てくると思うのですが、本誌ではないだろうな、と思います。元々ヤングガンガンから引っ張ってきた作家さんですし、「咲-Saki-阿知賀編」なんかは結局続編がビッグガンガンでの連載になっていますし。

最終回作品2作目「私の神様」。
もう終わるだろうな、という展開に入っていたものの、先月の段階で最終回告知がなかったので、今月で最終回であることにちょっとビックリしました。
2人が完全に別れるか最後に結ばれるかのどちらかの展開かと思いきや、どちらでもない別れる少し前の状態で話が終わっていて、こういう終わり方にするのか、と少し驚きました。できればもう少し先の未来の話が見たかったというのがあったので、この終わり方は少し残念でした。
連載期間が短かったので、次回作があるとしても原作が付くとかになりそうです。

来月では「ヨシノズイカラ」「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」「魔女らば魔女れば」が最終回、とのこと。「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」はもう終わるとわかっていたのでここで大団円終了ですし、「魔女らば魔女れば」は先月いきなり終わる展開に入っていたのでやはり終わるのか、とある意味納得しました。ただ、「ヨシノズイカラ」は終わると思っていなかったのでかなりビックリしました。
何気に先月の作者コメントで次回最終回だと告知されていたのですが、気付かなかったというのもあり。
作中作の「わっかもん」がドラマCDとかアニメ化とかまで行って、ピークを過ぎた後そろそろ連載を終えようか、みたいな話まで続くものだとばかり思っていたので、もうここで終わってしまうのか、と。
それなりに人気はあったと思うのですが……どういう終わりになるのか、気になります。


今月からの新連載「元魔王軍幹部、娘つき第二の人生は現代で」。
読み切りからの連載昇格作品で、ネクロマンサーの元魔王軍幹部のおじさんが魔王の遺骸の近くで居酒屋を経営する話。読み切り版をさらに掘り下げた内容が第1話になっていたので、連載準備期間中にいろいろ細かい設定を決めたのだろうな、と感じました。
絵柄が荒川弘さんっぽいなぁ、というのは連載版になっても同様で、ここから個性が出てくれればな、と思います。

今月「無能なナナ」のアニメ化が発表されました。
先月の告知で「重大発表!」みたいな煽りがなかったので、単純にそこそこ人気が出たから表紙&巻頭カラーになったのであって、これがアニメ化の足掛かりになれば……くらいにしか思っていなかっただけにビックリしました。
コミックスの1巻とか近所の書店での入荷がなくて仕方なく通販していたのが、5巻で大分刷ってきているのがわかったので、じわじわ人気が出ているとは思っていましたが、もうアニメ化とは。まぁ、最近のアニメ化はメディアミックスでさらに原作を売るためのツールみたいになっていますから、そこそこの人気でアニメ化するのもわかります。時期的に冬アニメくらいでしょうか。

今月掲載された読み切り「あやかし後宮譚」はものすごく面白かったです。
中国の後宮を舞台にした謎解きの話ですが、中盤までは舞台が大奥でも平安貴族の屋敷でも成立するなぁ、くらいに思っていました。でも、話を読み進めていくと宦官がいないと話が成立しないとわかりましたし、そもそも構成がキッチリしているのと絵が新人読み切りレベルで出てくるレベルでなく上手い(調べたら出版歴のある作家さんでした)というのもあり、これは即連載化してほしいな、と感じました。
話の終わりが完全に続編前提で連載の第1話みたいになるのは本来好きではないのですが、この作品だったらもう来月からこの続きを連載してほしいくらいです。
再登場を期待したいです。

その他今月気になったのは「ロクショウ!」が2ヶ月連続休載でなおかつ作者の極楽院櫻子さんがガンガンONLINEで「咲-Saki-」のスピンオフを連載すると発表されたこと。
「セキレイ」のときからそこまで速筆ではなく、隔週連載でもページ数少なめとか休載もそこそこあったのに、ここにきて2本同時連載は月刊ペースでも難しいのではないかな、と感じています。
なので、これはもう「ロクショウ!」の連載が終わる前振りなのではないかな、と思っています。
コミックスがあまり売れている雰囲気もなく、本誌での人気もいまひとつな扱いですし、コミックス全3巻だったら終わり時なのかもな、と。
だったら1つの連載をキッチリ終わらせて次の連載……となればいいのですが、多分新連載を出すタイミングとかがあって「咲-Saki-」の告知があったのではないかと思わないでもないです。
少なくとも、「ロクショウ!」がこのまま立ち消えにならないことを願いたいです。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

2020年冬アニメ・冬ドラマ 総評 [日常]

最終回まで視聴した冬アニメと冬ドラマの総評を記します。
なお、「A3!」に関しては途中から放映延期となったのであえて記しません。


冬アニメ

地縛少年花子くん
物凄く原作を大切にして作られた作品だな、と感じるアニメで、最後まで楽しめました。
原作の寧々の寿命に関するところまで話が進むのかと思いきや、三葉がつかさ側に味方するところまでだったので、結構じっくり描いていた印象でした。
OPの歌が作品の内容に合わせた歌詞になっていたり、かなり癖のある原作の絵を忠実にアニメ化していたり、漫画的な演出を入れていたり、本当に大切にアニメ化されている感じが好きでした。
続編があればいいと思うのですが、その辺りはDVDとかの売り上げによるのかもしれません。

宝石商リチャード氏の謎鑑定
原作は知らずにコミカライズされた部分のみ話を知っている状態で観ていましたが、とにかく話を端折っているな、という印象でした。サクサク1話完結で進んでいくのはいいのですが、説明不足で分かりにくい部分もあったりしました。
後半のリチャードのお家騒動と正義の家族についての話までやりきるためだったとは思うのですが……もうちょっと丁寧に描いてほしかったです。

ID:INVADED
殺人犯の深層心理に潜り込んで殺人の真相を明かしていくオリジナルアニメ。
推理物として面白そうだと思って視聴していました。
連続殺人犯の深層心理に必ず存在するジョン・ウォーカーを追っていくのが最終目的なのですが、話がちょっと分かりにくいのと絵に癖があるというのがあって、1話切りした人が多いのではないかな、と感じました。3話くらいまで見ると結構面白くなってきました。
話としてキッチリ終わっていて、ジョン・ウォーカーの正体についてもまずまずの納得具合だったので、悪くはない感じでした。

虚構推理
城平京さんが原作だというので視聴していました。
セリフ回しとかキャラ設定がいかにも城平さんだな、と感じる作品でした。
推理していくうえでいろんな可能性を提示しては否定して……というのを繰り返していく辺りとか特に。
序盤は割と面白く観られていたのですが、中盤以降の鋼人七瀬の話に関しては、ほぼセリフのみのシーンが何週にも渡って続くのによくこれをアニメ化しようと思ったものだな、とある意味感心しました。
ほぼ動きのないセリフのみのシーンを頑張って映像化させていたのはわかるのですが、やっぱり映像作品としては厳しい感じがしました。

マギアレコード
「魔法少女まどか☆マギカ」の外伝ということで観てみました。
序盤は主人公が魔法少女になったときの願いを覚えていないとか、思い出してみたら願いで助けたはずの妹の存在が消えているとか、結構いい引きだったものの、そこから魔法少女が増えてきて、その子たちの掘り下げをやっている中盤辺りの中だるみは結構きつかったです。
また、最終的に話として終わっていなくて第2期へ……となったときはちょっとガックリ来ました。だったらあの中盤の展開失くして謎解きをやってほしかったなぁ、と。それと、本編の方を知らないとわかりにくい展開もあったりしたので、この作品だけ観るっていうのは厳しい感じがしました。
ただ、最終話の作画はかなり凄くて、かなり気合を入れて作られているな、と感じられたのはよかったです。
2期できれいに終わってくれることを願いたいです。

歌舞伎町シャーロック
2クールの後半が放送されました。
前半終了時点でモリアーティが妹の仇を討ったところで終わっていたので、シャーロックとの関係とか原作通りにしないんだなぁ……と思っていたら、後半いろいろありました。
その辺り結構面白く観ていたのですが、シャーロック・モリアーティ・ワトソン以外のキャラにそこまでスポットが当たらなかったので、2クールあったんだしそこはもう少し掘り下げてもよかったんじゃないかな、と思ったり。
絵が結構ぬるぬる動く作品で力を入れて作られたんだろうなぁ、とは思ったのですが、そこまで話題にならなかったようで残念でした。


冬ドラマ

絶対零度
前作を視聴していたので今作も視聴しました。
わりと前作の内容を引きずっている展開で、ここから話に入るのは少し難しい感じがしました。
ミハンを法制化できるかどうかが本作のポイントで、このまま法制化できないで次作まで引っ張る展開もあり得るな……と思っていたら、その辺りは法制化まで持って行っていてよかったです。
真犯人は普通に気付かなくてビックリさせられました。

ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~
古本屋の店員として働きながら探偵業もしている女性の話。
ぶっきらぼうで冷たい印象もあるけど人を放っておけない性格の主人公というのがかなりよくて、主人公にかなり存在感がありました。
画面が全体的にちょっと暗めなのと、オチがわかりにくい話があったりしたのは少し残念でしたが、続編があったら絶対視聴しようと思うくらい好きでした。

駐在刑事
奥多摩で駐在をしている主人公がいろんな事件を解決していく話の2期目。
奥多摩という田舎で殺人事件がザックザク起こるというのはちょっと微妙なところで、もっと小さい事件でもいいのにと思うところはあるのですが、しっかり奥多摩ロケをしていて背景を見ているだけでそれはそれで楽しかったりしました。
なぜか主役の寺島進さんの演技が棒に見えてしまう謎もありました。

テセウスの船
大量殺人犯の息子として隠れるようにして生きてきた青年がタイムスリップして事件の真犯人を突き止めて父親の無実を晴らそうとする話。
主人公は実直なタイプではあるものの、頭が切れるタイプではなく、いろんなミスを犯してそこに犯人に付け入れられてしまったりするので、観ていてイライラすることもありました。
しかしながら、誰が真犯人なのか考えながら見ていく流れはなかなか楽しくて、最後まで楽しめました。
一方でタイムスリップする前と後で30年の差があるのにキャストを変更していない場合が多く、老けメイクでどうにかしようとしていたものの、そのクオリティが低くて、そこはキャストを替えてもよかったんじゃないかな、と。
現代パートが短いとはいえ、そこだけが残念でした。

10の秘密
誰もがそれぞれ抱えている秘密に振り回される話。
娘の誘拐事件から始まって10年前の殺人事件と建築偽装事件が絡み合ってその謎を追っていくことになるのですが、全ての事件が繋がっていたという流れはちょっと都合のいい感じがしてしまって、話に深く入り込めませんでした。
10年前にたまたま娘が別荘火災事故を起こしてしまって、たまたまそこでは殺人事件が起きていて、10年後の現在被害者遺族が犯人探しをしていて、たまたま誘拐事件と関わって……みたいに、たまたまが重なりすぎている感じでした。
結局タイトルの意味もよくわからなかったのも残念でした。

ケイジとケンジ
警察と検事、同じ事件を追っているのに立場の違いから軋轢が生まれたりもするけれど、最終的には協力して事件解決を目指していく、という話。
キャストのスキャンダルのせいでドラマの内容も変えざるを得ないという不運はあったのですが、それでも内容としては微妙だったように思いました。
元不良高校の教師だった刑事の説得で犯人がコロッと改心して白状するとか、検事が大きい事件を担当したくて送検されてきた事件を大きくしようとしたりとか、それってどうなの?、というシーンは結構ありました。
序盤で送検されたら犯人が警察と違う供述をして引っ掻き回したけど、結局最後は送検された内容の通りで事件解決とか、中盤の展開何なのさ、みたいなのもありましたし。
設定はいいのに、それを活かしきれなかった感じがしました。

ランチ合コン探偵
ランチ合コンの相手の身近で起こっている謎をランチをしている間に解決する安楽椅子探偵物の話。
脳内コスプレ推理合戦パートが最初の頃は肌に合わなかったものの、回を追うごとにそれを求めてくるようになっている自分がいました。
下手に殺人事件を扱ったりしないので、軽い気持ちで見られるドラマでよかったです。
最後は棒演技のトリンドル玲奈さんも普通にいいと思うようになりました。

アリバイ崩し承ります
犯人はわかっているのにどうしてもアリバイが崩せない、などの事件を時計屋の娘がこっそり警察の依頼を受けて解決するという話。
アリバイが関係してくるのでどうしても殺人事件とかの話になってしまうものの、割と軽い推理物みたいな感じでした。
アリバイ崩しに至るまでのヒントの出し方とかも割と上手くて、楽しく見られました。
主人公2人がいいコンビだったのも見ていて楽しい部分でした。

コタキ兄弟の四苦八苦
脚本が「アンナチュラル」の人だということで観てみたら今季最大の大当たりドラマでした。
ひょんなことからレンタルおやじをやる事になった中年兄弟がいろんな依頼人と出会っていく話で、1話の時点で兄の方はグチグチうるさいし次男はお気楽すぎてダメだと感じたのですが、2話以降からはそのキャラを次第に愛せるようになってきました。
話が進んでいくと2人の事情もわかってきて、兄は元予備校教師だけど予備校で学級崩壊が起きて退職したとか、弟はまともに働いたことはないけど専業主夫としてすごく優秀だったとか、その辺りの設定もすごく上手いなぁ、と感じました。
2人の心が入替る話にしても、本当に入替っているように見える演技は、素直に俳優さんってスゲーって思いましたし。
続編があったら絶対に見ます。

絶メシロード
平凡なサラリーマンの主人公が嫁と娘がアイドルの追っかけをしている間に週末車中泊で費用を抑えつつ地方の古くからある街の定食屋を訪れる話。
基本的に訪問するお店は後継ぎがいなくて、現在の店主が料理を作れなくなったらもう店自体なくなってしまう絶滅してしまうかもしれない店なので、いい感じの哀愁が漂っていて引き込まれました。
ドラマの内容も取材内容に沿っていて、エンディングの最後に店主本人がドラマで演じた人と共に写真で出てくるというのも好きなポイントでした。
凄く気楽に見られるドラマでした。

パパがも一度恋をした
3年前に死んだ妻のことが忘れられずに引きこもり生活を送る夫のことが心配すぎて、おっさんの姿で生き返ってきた妻と共に再び立ち上がるまでの日々を描いた物語。
深夜ドラマということでちょっとエロがあったものの基本的には明るく、ときどきホロっとさせられるコメディドラマで楽しく見られました。
おっさん姿の妻役の塚地さんがなかなかいい感じで、周囲も次第に生き返ってきた本人だと認めていく流れを自然に受け入れられました。
塚地さんが主役ということで、毎回相方の鈴木さんがチラッと出てくるところも楽しかったです。

ブスの瞳に恋してる The Voice
元々ネット配信ドラマだったのが地上波放送もするということで観てみました。
昔放送された稲垣・村上版のドラマも見ていたので、どう変えてくるのか気になったというのもあり。
そもそも交際期間なしでいきなり結婚した実話が元になっていて、旧作は最終回にプロポーズだったものの、今作は初回でプロポーズする話でした。旧作はどうして交際0日プロポーズになったのかにスポットが当たる内容だったのが、今作は交際0日で結婚したらその生活はどうなるのかにスポットが当たる内容で、キッチリ住み分けされている感じがただの焼き直しドラマではなくてよかったです。
まぁ、タイトルにあるように今作は声優の世界が舞台であるものの、肝心の声優の演技があまり上手くないとか、30分×8回と割と短めの話で都合がよかったり展開早かったりとかもありましたが、NAOTOさんのヒロイン好き好きオーラの出し方が上手いなぁ、と感じて、単純なシンデレラストーリーとして楽しめたというのはありました。
ヒロイン役の富田さんの挙動不審演技とか上手いなぁ、と感じましたし。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック