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ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム・クリア [ゲーム]

制作発表時からすごく楽しみにしていたソフトだったので、発売とほぼ同時にプレイし始めましたが、自分でそれなりに納得できるまでプレイしたらプレイ時間が約270時間となり、ほぼ2ヶ月半ずっとこのソフトだけをプレイし続けることになっていました。

とりあえずやったことは、

・真エンディングを見る
・祠と地下の根を全て解放
・ミニチャレンジ完遂
・マップ100%(コログ・洞窟・井戸含む)
・マヨイの落とし物をすべて集める
・大型モンスターをグリオーク以外全て討伐
・設計図をすべて集める
・ゾナウバッテリー最大強化

と、こんな感じ。
やり込もうと思えばもっとあるのですが、この辺りでいいかな、と。
残っているのは、全防具全強化、グリーオーク全討伐、料理全レシピ集め、図鑑埋め、辺りなのですが、この辺りはもうひたすらに作業を繰り返すだけかな、と思ったので。

全防具強化に関しては、今作で防具の数が大幅に増えた、強化に必要な素材が増えた、というのがあって、全てを強化することは諦めました。
前作では星のかけらが結構集めにくかったのを今作では大分集めやすくなってはいたのですが、代わりに星のかけらを強化に使う防具の数がやたらと増えていたり、リザルフォス系のしっぽがやたらと出にくくなっているのに各系統でトータル50個くらい必要だとか、そこまで集めるのはさすがにきついよね、というパターンが結構多かったです。
最終強化にグリオークやライネルの素材が必要な場合も多々ありましたし。

でも、プレイしている間はただひたすら楽しかったです。
ブレスオブザワイルドをプレイしてから数年経過していい感じにマップとかを忘れていたので、そういえばこんな景色あったなぁ、という懐かしさもありつつプレイできました。
今作では地上マップに加えて空と地底にもマップがあり、何かありそうだなぁ、という場所を目指して走っていったりするのがすごく楽しかったです。
基本的に地上に降りられるようになったら割とどこに行くのも自由なので、地底マップはかなり後半になってから探索し始めたというのもあり、設計図の存在を100時間くらい知らないままだったりもしました。
でも、そんなのでも進められてしまうのがこの作品のいいところで、今やりたいことをやりたいようにやればいいので、ラスボス戦直前くらいまで攻略ページは必要なかったです。

リンクの特殊能力に関しても、今作は工作が可能となっていて、あれこれ考えながら乗り物を作ったりするのも楽しかったです。
個人的には空を飛ばないといけないとか、真上に移動しないといけないとか、川を渡らなければならない場合以外は結構歩いてしまったことの方が多かったりはしましたが。

戦闘に関しては、基本的にアクション苦手な私でもどうにかなりました。
今作では武器にいろいろなアイテムをくっつけることが可能となっていて、特に便利だったのがキースの目玉を矢にくっつけるとホーミングして敵を攻撃してくれること。エイム力が皆無な私でも、グリオーク戦はこれでどうにかなりました。
また、ラスボス戦ではジャスト回避からのラッシュ攻撃でないとまともに攻撃が入らないと攻略ページには書いてあったのですが、これが結構難しくてラスボス戦どうしようと思っていました。でも、遠距離から矢にバクダン花をつけてドッカンドッカンやれば削り切れることに気付いて勝つことが出来ました。
デクガーマにバクダン花を食べさせられればダウンが取れるとか、攻略ページなしで気付けたことって結構印象にも残ってより楽しくプレイできました。
祠や工作に関してもそうなのですが、用意されている正解ルートの解き方はあるのですが、自分で考えて強引にクリアできてしまうことも可能で、むしろその方が結構楽しかったりしました。数学とかで解答例以外の方法で答えを出したときみたいな感覚で。
その辺り本当に自由でいいな、と感じました。

また、今作では仲間たちが最大5人戦闘に参加してくれるので、前作でものすごく苦労させられたライネル戦もそこまで大変ではありませんでした。
敵の注意が仲間に向くタイミングがそれなりにあったり、仲間がクリティカルを出して敵をダウンさせてくれたりとかあって、リンクの負担がかなり軽減されていました。
もちろん、縛りプレイがしたい人のために仲間なし状態にすることも可能なので、全体的に難易度は下げられたけど、やろうと思えばいくらでも難しくできる、というセルフ難易度設定が出来るのもよかったです。

その代わり、今作は大型モンスターの数が大幅に増やされていました。
基本的に大型モンスターは探索の道中で倒すというより、リンクの強化が終わってからまとめて倒しに向かったのですが、それなりに倒したと思っていたイワロックの残数が残り84ですと言われたときの絶望感は相当なものがありました。
それなりに集めていたつもりのマヨイの落とし物の残数も似たような感じでしたし。
でも、何やかんやで倒しきるまでやってしまうのがこの作品だったりするわけで。
まぁ、グリオーク以外の大型モンスターはノーダメクリアできるくらいにはなったのでコツコツ倒せて行けたのですが、グリオークだけはアイテムを揃えていないと勝てないので、全討伐は諦めた次第です。

では、ここからネタバレありの感想です。

ストレートにラスボスのガノンドロフを倒すだけなら多分20時間くらいでクリアできるのではないかな、というくらいストーリーはいつも通りに単純明快でした。
でも、ブレスオブザワイルドと同じフィールドでゼルダ・リンク・ガノンドロフをめぐる設定も同じという状態でブレスオブザワイルドと差別化しないといけない、というのは結構大変なことなのではないかな、と思うのですが、そこは見事に表現されていました。

ハイラル各地をめぐらないといけない理由は、基本的に行方不明になってしまったゼルダを捜すこと。
各地で発生している異変にゼルダが関係しているのでは?、という感じで、そもそもゼルダが行方不明になる直前に「私を捜して」と言い残しているので、流れはすごく自然でした。
前作でガノンドロフを倒した後、ハイラル各地は復興に向けていろいろ取り組んでいるという流れでいろんな場所に工作用の資材が置かれているというのも、よく考えたなぁ、と。
前作から数年経過しているので、当時子供だった人が大人になったり、結婚した人に子供が出来ていたり、そういう時間の流れが見えたのもよかったです。

その他、古今東西どんなゲームでもストーリー上のつながりがある続編は前作をプレイしていることが前提だったりするのですが、この作品に関しては前作を知らなくてもいけるな、と感じました。
歴代のゼルダシリーズの防具が出てくるとかはありますし、前述のように成長したキャラが出てくるとかはありますが、前作の情報がなくてもそれなりに理解できるな、と。
こう感じられる作品って意外と少ないので、その辺りもよくできていたと思います。

前作もそうでしたが、非の打ち所のない作品でした。
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