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Gファンタジー・3月号感想 [スクエニ]

本日はGファンタジーの感想を書きました。

娘も来年度から4年生なのですが、最近学校で授業中うるさい男子がいるのが気になるとか、夫が私立中学に行ってほしいと言い出したりとかがあって、じゃあ塾に行ってみようか、ということになりました。
凄く上を目指しているというわけではなく、同じようなレベルの子たちと静かに勉強できる環境を与えたい、ということで、中堅の大手進学塾へ。
私自身中学受験は経験ないですし、すごく特殊な世界だとは聞いていたので、家でやり切れるわけがないとも思っていたというのもあり。
それで、塾に行ったら家での負担も減るかなぁ……という親的な淡い期待もあったのですが、ガッツリとした宿題が出るわ出るわで、むしろ親の負担は増えました。
ついでに、これ本当に4年生の問題ですか?っていうレベルの長文読解だったりして、いろいろとショックを受けました。教科書とは次元の違う文章で。
私自身、塾に行き始めたのは中学3年生で、宿題なんてほぼ出なかったというのもあり、中学受験塾ってこんななのかぁ、と。
塾の先生に、宿題多いですねって言ってみたら、もっと多い塾はありますよ、という返事でしたし。
中学受験は親も大変、という意味がちょっと理解できた気がしました。
まぁ、娘は塾楽しいと言っているので、それなら親も頑張らないとなぁ、と思ったりも。


では、Gファンタジーの総評です。

面白かったのは、黒執事、紅い霧の中から、王室教師ハイネ、など。
今月も割と面白く読めました。

今月で最終回だった「魔法女子学園の助っ人教師」。
ルウに新しい使い魔ができて、婚約者たちと住む豪邸が完成して引っ越したところで終わる、というキリはいいけれども話としてはまだまだ続いていく……という感じだったので、やっぱり打ち切り感はありました。
ただ、センターカラーが3Pついていて、見た目上は円満終了な感じでもありました。
なので、作画の藤本桜さんの次回作は何らかの形で出てくるだろうな、と思います。

また、来月では「ホリミヤ」が最終回、とのこと。
ここ最近ようやく時間が動き出したな……と思っていたらやはりそれは最終回のためだったようで、高校の卒業式が最終回という王道な終わり方となりそうです。
ここ何年か作中で3学期に入ったところから全く時間が経過しなくなっていたのは、裏でコンセプトカフェ・アニメ・ドラマなど諸々の計画が動いていたからで終わるに終われなかった、というのがこれで証明されたような気がしました。
本来だったらもっと早く終わっていたのを無理矢理引き延ばしていたと思われるので、最後がちょっとダレてしまった感じなのが少し残念です。
ただ、既に10年後の話が掲載されていたりするので、ここにきてタイトルを変えて続編がそのまま新連載になる、みたいなのはないと思われます。
ひとまず、大団円になってくれればな、と思います。


今月からの新連載「UTAKATA 80s」。
以前に1話がプレビュー掲載されたことのあるPファンタピー連載作品で、既に完結済みのものを再掲載する、という「占者高生星見先輩」方式の作品です。
バブル時代だった1980年代に存在していたものしか利用できないシェアハウスで暮らすことになる女子高校生の話で、コミックスは買っていないものの、割と弾けた感じの設定が好きな作品だったので、今後にちょっと期待しています。

来月からは「TWISTED-WONDERLAND」が新連載で来る、とのこと。
もともとスマホゲーとしてすごく人気がある作品ですし、アンソロジーも出ていますし、何より普通にスーパーでものすごく関連商品を見かけるので、むしろなんで今までコミカライズが始まらないんだろう、くらいに思っていたというのもあり、順当なコミカライズな気がします。
上手くコミカライズされるのを期待したいです。


アニメ「ホリミヤ」は3話で3年生に進級して4話で宮村が堀さんに告白する、という超速というよりものすごくいろんなエピソードを端折った展開になっていて、原作セレクションというか、いいところをピックアップしたような構成になっていました。「封神演義」とか「とある魔術の禁書目録」3期などは原作ダイジェストみたいな感じですが、こちらはセレクションなので、これはこれでアリだな、と思って見ています。このまま行けば最終回で卒業まで描きそうですし。
それなりの良作アニメになりそうな予感がします。

また、ドラマ「ホリミヤ」の放映も始まっているのですが、なぜか本誌で一切触れられていないのがちょっと気になっています。「黒執事」の映画とか特集ありましたし、雑誌は違えど「賭ケグルイ」のときとかアニメもドラマも特集記事があるのが普通なのに。
肝心の内容はというと、宮村がちょっと微妙ではあるものの、堀さんはすごく堀さんに見えて、主役の久保田紗友さんって上手いな、と素直に感じました。
原作エピソードを上手くアレンジしている感じもあって、アニメはアニメ、ドラマはドラマで楽しめるのはいいと思いました。

「スケートリーディング☆スターズ」のアニメは一応見続けているのですが、どうにもこうにも主役の前島の性格にイラッとすることが多く、いまひとつハマれていません。
団体スケートシーンを見てからでないと良い悪いの判断はできないなと思っているのですが、そのスケートシーンが思っていた以上に少なくて、全国大会予選の段階で有力校の演技も数秒しか描かれないとか名前だけしかないような他の学校はナレーションベースで終わるとか、そもそも練習シーンもスケートシーンが少ないとか、不自然なくらい本当にスケートシーンがないので、未だ良い悪いの判断が出来ずにいます。
有力校が滑るシーンは、演技よりも他の学校の生徒たちが感心して見ている様子が大半で、一応スポーツ系の作品なら演技をもっと見せるべきなのでは?、と思ったりも。
まぁ、登場キャラが多くてスケートそのものというより人間関係とかに重点を置いている作品みたいなので、そういう作りなのだとは思うのですが……

では、ここから全作品感想です。

新連載

UTAKATA 80s
親の転勤について行かない条件として、とあるシェアハウスで暮らすことを命じられた女の子。
そのシェアハウスはバブル最盛期の80年代のものしか使えないシェアハウスだった。
既に連載が終了しているPファンタピー連載作品が再掲載。長期休載作品が増えている本誌で誌面を埋めるための連載なのかな、と思わないでもなく。
とりあえず、コミックスを買っていないので、それなりに楽しく読めていけそうな気はする。

レギュラー連載

黒執事
今月は療養施設の施設紹介のような感じ。
堂々と採血施設を見せられたりもしている中、やっていることは至極真っ当で助けられている人も多いということで、施設を破壊することへの罪悪感をどうするか、という流れになるのかも。
次回にも期待したい。

君と僕。
現在、長期休載中。

ホリミヤ
来月で最終回とのことで、やはりここに来て時間を進め始めたのは最終回を見据えてのことだった様子。
卒業式が最終回となるようで、話としてはきれいに終わりそう。
既に後日談が掲載されたりもしているので、名前を変えて続編がそのまま始まるパターンもないと思われる。
アニメの最終回と同時期に最終巻を発売させて有終の美を飾る感じになりそう。

王室教師ハイネ
今月から建国式典が始まって、王子たちの正装は見応え十分ですごくよかった。
スピーチは次回から順次行われると思われるので、1人につきどれくらいのページ数を割いてくるかに注目したいところ。

デュラララ!! RE;ダラーズ編
今月もまだつなぎの展開。
最後に臨也と杏里が出会っていたので、話が動き出しそうな感じはしてきた。
そろそろ盛り上がりに入ってほしい。

妖怪学校の先生はじめました!
今月は歌川の過去がメイン。
入道のトラウマになっていた女の子が実は歌川だった、というのはここ最近できた設定のような気もするが、入道の過去が描かれた辺りで設定は固まっていたと思うので、そこまで唐突な感じはなかった。
入道を助けるまでまだいろいろありそう。

地縛少年 花子くん
輝から絶対に入ってはいけないと言われていた呪いの家に結局入ることになる流れは、それなりに自然に見えたので悪くはない感じ。
ここから怪異の世界に行くことになるのか、輝に助けられるなどあって行かないままになるのか、注目したいところ。

白石君の動級生
今月も休載。

魔法女子学園の助っ人教師
今月で最終回。
ルウに新しい使い魔ができて、婚約者たちとの新居での生活がスタートしたところで終わっていた。
これからまだまだ話が続いていく……という雰囲気を残しての終了なので、やはり打ち切り感はあったな、と思う。
ただ、センターカラーが3Pついていたので、見た目上は円満終了な感じ。
最終回にセンターカラーがあるなら、次回作は何かしらの形で出てくると思う。

アラフォー男の異世界通販生活
どんどん商売が大きくなっていく過程が描かれる中、プリムラがちょっとおかしい……という感じだったので、ここからプリムラメインの話が始まりそう。
話がかなりとんとん拍子に上手く行っていっているので、この辺りで何か落ち込む展開があるかも。
その辺りどうなるか、見守りたい。

鶴野くんは恩返しができない
今月も休載。
これはこのまま立ち消えがあるかもしれない。

僕はお猫様の下僕です。
今月は都の過去がメインで、なぜ幸晴にきつく当たるのか、などがわかった。
先月まではこのまま終わりそうな感じがしていたのだが、今月の展開を見るとそうでもない雰囲気になっていたように思う。
このまま同居猫全員の掘り下げが終わった後も続いていきそうな気がする。

その恋はいちごのように
夏のいちご農家の話が始まり、どうやらサラがいちご農家を目指す展開になりそう。
そうなると、サラが大学卒業していちご農家を継ぐタイミングで最終回になるのかな、という気がしないでもなく。
ひとまず、今後の展開を見守っていきたい。

魔法科高校の劣等生 四葉継承編
今月も達也の出生についての話。
達也には深雪を想う以外の感情がなくなっている、というのは以前から出ている話なので、その辺りを掘り下げていく話になるのかな、と思う。
達也の出生に関する話はあと2回くらいで終わる感じか。

帰還した勇者の後日譚
今月から連載再開。このまま立ち消えもあるかと思っていたのでホッとした。
異世界から帰ってきた勇者が現代でこれからどうするのかと思っていたら、覆面ヒーローになるという展開のようで、これがこの作品でやりたかったことだったのか、といろいろ納得できた。
ここからがこの作品の本番だと思うので、展開に注目したい。

メイデーア転生物語 この世で一番悪い魔女
救世主をマキアが助けるという展開だったが、救世主の性格は結構悪い感じで、そうなるとトールと救世主の間にマキアが割って入る余地もありそうな感じがした。
本当なら救世主が考えた物語通りに話が展開するのがそうなっていないということで、その辺りも今後注目していきたいところ。
ようやく話が本来この作品としてやりたいことに入った感じなので、今後に期待が持ててきた。

兎角ノ兄弟
ここにきてようやく空蝉に関する手掛かりが出てきた。ここに来るまでちょっと長かったように思う。
普通に考えると、空蝉がいる場所を何となくつかんで旅に出る、というパターンになるのだが……果たしてどうなるか。

魔法科高校の劣等生 師族会議編
テロに遭ったものの、十師族の人たちはそれぞれの能力を駆使して無傷です、というのをアピールするための話だった。まぁ、それくらいでないと十師族のトップは務められないとは思うが。
ここからテロの犯人を突き止めて組織をつぶすとかそういう話になるのかどうなのか。
見守りたい。

ただ幸せな異世界家族生活~転生して今度こそ幸せに暮らします~
村を王家の直轄地にしたり水車を作ったり、と今月も村を発展させる話だった。
そろそろ村だけの規模で収まらない感じになってきたので、王族とかが出てくるのはいいと思う。
ただ、水車を作る辺りは「Dr.STONE」みたいだな、と思ってしまった。

東京エイリアンズ
今月から新展開。
話の半分は前回までのエピローグのような感じもあって、新展開ではどういう話になるかはまだ見えない。
寄り道せずにサクサク進む展開であってほしい。

紅い霧の中から
中盤までの雰囲気だと耐久力のある敵を倒すのは次回になりそうな気がしていたが、今月で決着がついてよかった。ルワンダがためらいなく殺すシーンはやっぱり見応えがあってよかった。
次回にも期待したい。

君と一緒じゃままならない
今月は雨に関する話。
髪形がまとまらなかったり、相合傘だったり、と高校生らしくて微笑ましいな、と思えたのはよかった。
そろそろネタ切れになりそうなのが怖いが……文化祭とかイベント系が入ってきそう。

めざせ豪華客船!!~船召喚スキルで異世界リッチライフを手に入れろ~
豪華客船を手に入れるために旅に出ることになる、という展開で、元居た場所でちゃんと引継ぎをした後で旅に出る、という感じだったのはよかった。
ここから新展開になるので、いろいろと期待したい。

スケートリーディング☆スターズ
今月も2話掲載。
2話でアニメの1話分くらいの話だし、アニメ放映中にコミックスを出したいと思うので、掲載ペースが速いのだろうな、と思う。
内容的にはアニメをきれいになぞっている感じ。
アニメの方はスケートシーンが思っていた以上に少ないので、漫画版もそうなりそう。

そらに陽だまり
連載2回目。
やはり今後も頻繁に入れ替わりを行うということのようで、結局そういう展開になるよね、ということで、この辺りは予定調和かな、と思う。
入れ替わりを助けてくれる女の子が出てくるというのはいいと思うのだが、やっぱり親はどうしてるんだ、と思ってしまう。


読み切り作品

支払いは現金につき
スクウェア・エニックスマンガ大賞・準大賞受賞作品。
妖怪を引き寄せる体質の貧乏大学生が、お金を払えば力を貸してくれるキョンシーを拾ってしまう話。
すぐに連載化できそうな設定で、化け物の描写とか伏線の張り方とか、それなりに基礎力はあるなぁ、という印象だった。
ガツンと来るものはないけれど、安定したものが作れそうな感じ。
どう転ぶかはわからないが、これをそのまま連載化しても面白いかも。

愛ある珍獣屋さん
スクウェア・エニックスマンガ大賞・入選受賞作品。
昨今のペッショップ問題をそのまま珍獣に置き換えたような話だな、とまず感じた。
ここから話を広げられる可能性は大いにあると思うのだが、割と題材が普通なので、個性を出すのが難しいだろうな、と思う。比べてしまうとやはり上記「支払いは現金につき」を連載化した方が化ける可能性はあると思ってしまう。

来月の期待
「ホリミヤ」の最終回に注目したい。
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