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Gファンタジー・8月号感想 [スクエニ]

本日の更新は「最新号のお部屋」にGファンタジーの感想を書きました。

娘の小学校が夏休みに入ったので、更新ペースがちょっと乱れるかもしれません。
ここ最近暑い日が続いていますが、娘の小学校では先日「暑すぎてプールが中止」になりました。
6月くらいとか、寒くてプールが中止というのは何度もあったのですが、暑すぎて中止というのは初めてでビックリしました。私の子供時代はそんなこと一切なかったですし。
でも、プールに入っていても熱中症にはなると言いますし、むしろわかりにくいから怖いとも言いますから、いい判断なのだと思います。校外活動で熱中症になって亡くなった子がいるというニュースもありましたし。


では、Gファンタジーの総評です。
面白かったのは、黒執事、王室教師ハイネ、など。
今月は予告通りの休載に加えて原稿を落とした形の休載も多かったので、ちょっと寂しい感じがしました。

今月は元から4本の読み切りの告知がありましたが、上記のようなことも重なって6本掲載されていました。
その中で2作品ほどいいな、と思える作品がありました。
1作目は「威言凛凛」。
スクウェア・エニックス漫画大賞の入選受賞作品で、心で思ったことが文字として口から出てきてしまう女の子と、それを助ける男の子の話でした。
この「心で思ったことが文字として口から出る」という表現が漫画として秀逸でした。これは漫画でしか表現できないことですし、その描き方も上手かったです。「助」という文字だけが落ちているとか、監禁状態になって心でいろんなことを考えていると口から文字が少し常にこぼれているとか。
惜しむらくは、それ以外の部分が全体的に普通だったかなぁ、と。
ただ、もっとネームを練ればこの設定で連載もいける気がします。

もう1作は「BLOODY PHOBIA」。
絵も上手くて話としても起承転結しっかりしていてなかなかの作品なのですが、望月淳さんの絵に似すぎているのが非常に残念でした。話も吸血鬼がテーマなので、必然的にいろいろと「ヴァニタスの手記」と被ってしまっていて、いい読み切りなのに常にヴァニタスの方が頭の中をよぎってしまう、という。
パクリだとか劣化コピーだとかいう印象はなくて、本当にただ絵が望月淳さんに似ていて話の系統が被っていることがマイナスに働いてしまっていて、読み切りとしてよくできているのに……と。
なので、全く違う系統の作品を描けば、結構いいとこまで行けるのではないかな、と思います。
いろいろ惜しいと感じる作品でした。
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