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コミックスREVIEW・更新 [漫画全般]

本日の更新は「コミックスREVIEWのお部屋」に以下の作品を追加しました。
奇数月の初旬に更新したいところなのですが、何だかんだで中旬以降にずれ込んできています。

「うみねこのなく頃に 翼・伊東フミ・スクウェア・エニックス」
「きょうもみんな、おえかきがすきです。・赤夏・一迅社」
「群青・桐原いづみ・スクウェア・エニックス」
「コープスパーティー Another Child・緒方俊輔・マッグガーデン」
「咲 阿知賀編・五十嵐あぐり・スクウェア・エニックス」
「スウィートホーム・夢路行・秋田書店」
「ゾンビッチはビッチに含まれますか?・柊裕一・スクウェア・エニックス」
「Dear Emily... ~da capo~・瑚澄遊智・アスキー・メディアワークス」
「Drc2・楓月誠・マッグガーデン」
「バベルハイムの商人・古海鐘一・マッグガーデン」
「フカシギフィリア・筒井大志・マッグガーデン」
「瑠璃垣夜子の遺言・宮下未紀・マッグガーデン」

差し替え作品
「アニマ・カルリブス・朴晟佑・集英社」
「イヴの時間・太田優姫・スクウェア・エニックス」
「うみねこのなく頃に Episode4・宗一郎・スクウェア・エニックス」
「SP 警視庁警備部警護課第四係・灰原薬・小学館」
「オムメダイ・榧世シキ・一迅社」
「CRY EYE・空野晶・マッグガーデン」
「スカイブルー・小林大樹・スクウェア・エニックス」
「SOULGADGET RADIANT・大森葵・一迅社」
「なかよし公園・ねじまき我人・マッグガーデン」
「ニコイチ・金田一蓮十郎・スクウェア・エニックス」
「HELL HELL・東ジュン・スクウェア・エニックス」
「WILD ADAPTER・峰倉かずや・一迅社」


今月はかなり豊作で、お勧めもたくさんあります。

まず最初、お勧め1作目は「きょうもみんな、あえかきがすきです。」です。

きょうもみんな、おえかきがすきです。 (ZERO-SUMコミックス)

きょうもみんな、おえかきがすきです。 (ZERO-SUMコミックス)

  • 作者: 赤夏
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2012/04/25
  • メディア: コミック


以前に紹介した「金銀砂子」と同じく赤夏さんの作品です。
事故で亡くなるはずだった少女・青は、父親に命を譲られたことにより生き延びる。ただし、瞳だけは替えがきかなかったため、悪魔から10年間の期限付きでレンタルされた。その10年目の夜、少女は契約を無効にするため、悪魔を殺すための戦いを仕掛ける。
というお話です。

タイトルからもわかる通り、絵をテーマにした作品で、主人公の青もその父親も絵に対する情熱が半端なくあります。
その狂気染みた絵に対する執着が深く描かれていて、惹きつけられます。
「金銀砂子」のときもそうでしたが、人の狂気みたいなものの描き方が赤夏さんはすごくうまいです。
本来もう少し続く話だったようですが、これはこれできれいにまとまっています。


お勧め2作目は「コープスパーティー Another Child」です。

コープスパーティーAnother Child 1 (BLADE COMICS)

コープスパーティーAnother Child 1 (BLADE COMICS)

  • 作者: 緒方 俊輔
  • 出版社/メーカー: マッグガーデン
  • 発売日: 2012/03/10
  • メディア: コミック


「コープスパーティー」の番外編で、天神小学校に迷い込んだ別の学校の生徒について語られています。
原作を知らなくても読めますが、劇中にちょいちょいと原作キャラたちが絡んできて、その辺りの描き方が上手いです。原作ファンの心を揺さぶります。
原作を知っている人によりお勧めです。

お勧め3作目は「ゾンビッチはビッチに含まれますか?」です。

ゾンビッチはビッチに含まれますか?(1) (ガンガンコミックスJOKER)

ゾンビッチはビッチに含まれますか?(1) (ガンガンコミックスJOKER)

  • 作者: 柊 裕一
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2012/04/21
  • メディア: コミック


事故で死んだときにエロ妄想をしていたため、その妄想のおかげで心臓が動き出すものの、エロい妄想をしないと心臓が止まってしまうゾンビッチになってしまった女の子の話です。

このエロ妄想というのが日常生活の単語をエロワードに置き換えてしまう、というものなのですが、その置き換え方が無理矢理すぎて、むしろそこがいい、という感じになっています。
少年誌ギリギリくらいのエロワードもありますが、実際話としてはエロくない、というバランスも好きです。
コミックスの後半になるとワンパターンな感じもしてきてしまいますが、本誌の方では少しずつ捻りを入れてきているので、まだまだいけそうです。


完結作品の中での注目作としては、まず「SP 警視庁警備部警護課第四係」を挙げたいな、と思います。

SP 7 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

SP 7 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

  • 作者: 金城 一紀
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/04/27
  • メディア: コミック


テレビドラマから映画までの原作のエピソードをいくつか組み替えたり、オリジナルエピソードを入れたりして、最後までキッチリきれいに描き切っていました。
オリジナルエピソードは全体の3割くらいで、バランスとしてもよかったかな、と。
ドラマを漫画化した作品って今まであまりいい印象なかったのですが、これはかなりしっかりしています。
笹本さんは最後までいい感じに色っぽかったです。

続いて、長年続いた連載がきれいに完結したものとしては「ニコイチ」と「SOULGADGET RADIANT」があります。

ニコイチ(10)(完) (ヤングガンガンコミックス)

ニコイチ(10)(完) (ヤングガンガンコミックス)

  • 作者: 金田一 蓮十郎
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2012/03/24
  • メディア: コミック



SOUL GADGET RADIANT (10) (REXコミックス)

SOUL GADGET RADIANT (10) (REXコミックス)

  • 作者: 大森 葵
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2012/04/27
  • メディア: コミック


「ニコイチ」は次から次へと新たな問題が巻き起こって、このまま終わらないんじゃないか……とすら思っていたのですが、10巻で大団円を迎えました。
女装して息子を育てたサラリーマンに好きな人ができて……という話がよくもここまできれいにまとまったものだな、と思います。

「SOULGADGET RADIANT」の方は、もうきれいに終わった感じで、ちゃんとハッピーエンドでした。終盤間際まで、ハッピーエンドにならないんじゃないかとハラハラしながら読んでいましたが、その辺りもまたよかったです。
こうしてきれいに終わってくれる作品があると、まだまだ漫画を読んでいきたいなぁ、と思います。

反面、お勧めしながらも打ち切りになってしまったのが「スカイブルー」。

スカイブルー(5)(完) (ガンガンコミックス)

スカイブルー(5)(完) (ガンガンコミックス)

  • 作者: 小林 大樹
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2012/04/21
  • メディア: コミック


4巻の途中までは面白かったのですが、新展開に入ってそれまで主役級の存在感だった王紅玉が一時離脱し、主役のスカイブルーと天晴も出なくなり、新キャラ紹介に入ったところで大失速しました。
ストロベリー辺りが作者のお気に入りなんじゃないかと思うくらいストロベリーが前に出てきて、あれよあれよという間に打ち切り。
話も打ち切りの見本みたいな中途半端さ加減で、ここでお勧めしたからコミックス買ったよ、なんて人がいたりしたらちょっと心が痛いくらいの打ち切りでした。
途中まですごくよかっただけに、残念です。
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