ブレイド・９月号・感想

本日の更新は「最新号のお部屋」にブレイドの感想を書きました。
面白かったのは、あまんちゅ、パヴァーヌ、マザーキーパーなど。
全体的にはちょっと小粒な印象でした。

今月最終回だった「ゾディアックゲーム」。
ほぼ想像通りの終わりというか、こういう終わり方しかできなかったんだろうな、という終わり方でした。
一応センターカラーありで、コミックスでの描き下ろしアリということでしたが、全て描くことは無理なんじゃないかな、と思います。
ＣＲＯＷＮなどもそうでしたし。
これだけ盛大な打ち切りだと次回作はないような気がします。
あるとしても、誰かと組ませるとかになりそうな感じが。

そして、来月「パカ☆ＲＵＮ」が最終回、とのこと。
この作品も地味に好きだったんですけどね……掲載位置が後ろのことが多いし、カラーもないので危ないんじゃないかと思いつつ、細々と続いていたので大丈夫かと思いつつ、最終的にダメだった、ということでした。
立ち位置的にゾディアックゲームと近かった気がします。
ただ、ゾディアックゲームのように中途半端な終わりではなく、ある程度きれいに終わってくれそうなところが救いでしょうか。

その他、「レイン」も第一部完、とのこと。
原作がまだ続いているので「西の善き魔女」みたいに第二部、第三部…と続いていかずに、ここで終わってしまう可能性も感じられます。コミックスの売れ行きとか、アンケート順位とかで今後が決まる気がしないでもなく。

また、ブレイドではないですが、アヴァルスに移籍したばかりの「ロゼッタからの招待状」はもう最終回が来るそうで。
元々コミックス１巻分の長さを想定していたのかもしれませんが、あまりにも早く終わるのでビックリしてしまいました。

さて、今度は新連載の話。
「京洛れぎおん」はキャラ紹介のページがあるのみで、普通に第２話がスタート。
ブラウニーを読んでいない人にはちょっと辛いかも、と感じました。
次の掲載が１２月号とのことで、ブラウニーは季刊で出る予定だったんだろうな…と思ったり。
つまらなくはないですが、季刊連載でどれだけ読者がついてくるか、ちょっと心配です。隔月くらいだったらいいな、とは思うのですが、パンゲアの連載もありますし、そこまで望んではいけないのかもしれません。

復活連載の「それじゃあ吉田くん！」は、数年のブランクがあるせいか、やっぱり画力は落ちたかな、と感じました。顔の描き方が変だな、と思うところが数か所。
話のノリは相変わらずだったので、軌道に乗ればなんとかなるかもしれません。
個人的には、この連載よりも「里見☆八犬伝」を復活させてほしかったりするわけですが。
数年のブランクを経て復活したのに、キャラ紹介は扉に無理矢理ルビを振っただけ、というのは少々さびしかったです。
せめて京洛れぎおんみたいに、作品紹介として１Ｐ確保しておいてくれると話を思い出しやすかったのですが。


それにしても、最近のブレイドは新連載周期が早い気がします。
今月で１作、来月で２作終わり、「ニューパラダイス」とか「ＬＯＳＴ　ＳＥＶＥＮ」など終わりそうな作品もちらほら。
それに伴って新連載を立て続けに投入するみたいで、ジャンプみたいだな、とふと思いました。
人気のない作品をガンガン切って、新連載をガンガン投入していく感じが。
かつては連載を絶対に打ち切らない雑誌だっただけに、変われば変わるもんだな、と。

コメント 2

編集長が変われば雑誌も変わるものですね。
レインですが、すぐに第二部が始まるってなぜになミュールゲニアに書いてありましたよ。
by ペタ (2009-08-04 04:56) 

情報ありがとうございます。
レインはコミックスを買っているということもあり、続く限り続いてほしいな、と思っていたので、第２部ありということでホッとしました。

ブレイドは今まで定期購読してきた雑誌の中で１番様変わりした雑誌のように感じます。
ガンガンみたいにお家騒動があればまだガラッと変わるのはわかるのですが。
by minerva (2009-08-08 19:38)