ＷＡＲＤ・０４１号感想

本日の更新は「最新号のお部屋」にＷＡＲＤの感想を書きました。
Ｇファンタジーはもう少しお待ちください。

では、ＷＡＲＤの総評です。
面白かったのは、ボクラノキセキ、ハイガクラ、ＷＩＬＤ　ＡＤＡＰＴＥＲ、など。
今号から本格的に「ＷＩＬＤ　ＡＤＡＰＴＥＲ」が連載再開となったので、今後に期待が持てます。
割と本編を進める感じの内容だったので、遠くないうちの完結も期待できるのではないかな、と思ったりも。

今号で最終回だった「幸村くんは今日も」。
最後は最終回らしく、幸村が亡くなるときの話となっていて、このエピソードを最後に持ってきたのは正解だったと思います。
でも、それまでの話が、エッセイなのかストーリー物なのか、どちらにしても中途半端で、ストーリー部分も時系列ではなく、作者の好みで抜き出している感じだったので、そこまで楽しく読めませんでした。
エッセイ、もしくは時系列のしっかりしたストーリー物、どちらかに絞ればまた印象も変わっていたかもしれません。

今号からの新連載「針はあけぼの糸をかし」。
男子校の服飾科が舞台の話で、主人公は本気で服飾を学びたいのに、クラスメイトのほとんどは学校名というブランドほしさで入学した不良ばかり……という話でした。
そもそも進学校が生徒のあまり期待できない服飾科を作るのか？、とか、定員割れを起こしているのに存続させているのか？、という疑問はあるのですが、その辺りは大前提な設定なので気にしない方がいいのかもしれません。
肝心の服飾関連の話としては、いきなりデザイン云々の話になるのではなく、キッチリ基本から描いていたので、これはこれでいいかな、と。
絵はちょっと読みにくい感じだったので、伸びるかどうかは今後の展開次第かな、と思います。
しばらくは様子見です。

また、Ｄ・キッサンさんの連載が新シリーズに突入し、今回は戦隊ヒーロー（？）に選ばれた女の子の話となっていました。
前回までの話があまりに淡々とし過ぎていて、連載自体大丈夫なの？、とちょっと心配だったのですが、今回の話はキッチリメリハリもあって面白そうです。期待しています。