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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q・観に行ってきました [映画]

「序」「破」と公開2日目に観に行っていたのですが、今作は公開初日に観に行ってきました。
理由としては、ネットでのネタバレを偶然見てしまうことを恐れたからです。
とにかく早く観ておいて、触れるネタバレなど存在しないようにしよう、と。
「破」が上映されたくらいの時代ではそうでもなかったと思うのですが、最近はちょっとネット巡回すると2chまとめスレのタイトルだったり、Twitterのつぶやきだったりが目に入って、それがネタバレだったということが少なくなかったです。
なので、とにかく楽しみにしていた映画だからこそ、本当にネタバレには気を付けました。

で、今作が最速上映される17日0時以降ネットを一切見なかったのですが、一応ネタバレに気を付けていた旦那さんがYahooニュースでエンディングテーマを誰が歌っているかを知ってしまい、私もそのネタバレに巻き込まれました。
1人だけネタバレされたら悔しいからだそうで。
Yahooニュースというのは盲点ではあったのですが、スタッフロールが流れるところで知って驚きたかったというのが少し残念でした。

そんなわけで公開初日に観に行ったわけですが、劇場は満席でした。
いつも通りのどんな大作でも座席が半分埋まればいい方、という近くの劇場がまさかの満席。
私は事前予約したので希望の席とそこまで遠くないところで観られましたが、当日劇場でチケットを取った人はもれなく最前列付近になっていたのではないかと思われます。
池袋、新宿あたりの劇場なら同じような状況もありましたが、ファミリー層の多い近くの劇場では初めてでした。


では、ここからストーリーに関する話です。
少しでもストーリーに触れると全てがネタバレに通じるので、全て隠して書きます。
テレビで公開された冒頭6分38秒以降の話になってからは、観た人誰もが感じたように、劇中のシンジと思いがシンクロして、一体何が起こっているの?、みんなどうしちゃったの?、というのが本編の中頃までの感想でした。
内容がもう完全新作で、話の後半になると旧作を彷彿とさせるセリフもいくつか出てきますが、それまでは本当に別物。そりゃ予告でもひた隠しにするわけだ、と納得するほどの別物でした。

そこから次々に明かされる、実はこの世界が前作から14年経過しているとか、エヴァパイロットは年を取らなくなっているとか、サードインパクトは起こってしまったとか(正確にはニアサードインパクト)、結構な情報量に頭の中はてんやわんや。

それで、一通り観終わった後はパンフレットを読んだり、ネタバレサイトを巡回して、いろんな情報を整理した感じになりました。
それでも、1回観ただけでは全然話を把握しきれない感じでした。

劇中で私が気付かなかったのは、
・冒頭の宇宙での戦いでは初号機を回収している。シンジがサルベージされたのはその後。
・ミサト以下ヴィレの人たちがシンジに冷たいのは、シンジがサードインパクトのトリガーだったから。シンジは間接的に世界の大多数の人を殺した。
という辺り。
サードインパクトのトリガーだったからみんなシンジに冷たい、というのは最初よく感覚がわからなかったのですが、パンフレットの中でシンジ役の緒方めぐみさんが、東日本大震災のこととシンクロして精神的に参った、というようなことが書いてあって、それなら納得できるなぁ、と感じました。
東日本大震災のきっかけがシンジだったとしたら、被災した人たちはそりゃシンジを怨むよなぁ、と。
で、当のシンジは別に悪いことをしたと思っていないわけで。むしろ、綾波を助けていいことをしたと思っているわけで。そりゃ、見ていてイライラもしてくるよな、と。

また、終盤でシンジがなぜカヲルが止めたのにロンギヌスの槍を抜いたのか?、というのは、ネットでの考察を見て納得しました。
シンジはカヲル以外の全ての人から冷たくされ、助けたと思っていた綾波も助けていないことがわかり、唯一の救いであるカヲルから世界をやり直せる方法を聞いて、それにしがみつきすぎたのではないか、と。
そのせいでまぁ、あれだけ序からの伏線で「君だけは幸せにしてみせる」と言っていたカヲルは目の前で死んでしまうので、絶望の絶望まで落ちていくわけですが。

それで次の劇場版へと繋がるわけですが、次回作のタイトルが「エヴァンゲリオン」と旧作表記に戻っているものの、サブタイトルは繰返しを意味する音楽記号なのか、「:」は「Q」までのサブタイトルにも入っているただの「:」で、楽譜の終わりを意味する音楽記号なのか、というダブルミーニング。
私は初見で終了を意味する音楽記号に見えて、後々ネットで繰返しを意味する音楽記号だというのを見て、ダブルミーニングだと気付きました。
今作のアスカは旧劇場版のアスカではないのか?、という説もありましたが、今作では不明のまま。
その辺りきれいに明かしてくれるのかどうかはわかりませんが、やっぱり次回作にも期待せずにはいられません。


その他、3年近く待たされただけあって、絵の描き込みはすごかったです。
本当、よく動くなぁ、と。
また、前作まではエヴァVS使徒というのが戦いのメインでしたが、今作では戦艦が出てきたり、エヴァVSエヴァがあったり、と今までとはまた別のアクションシーンが多くて、その辺り上手く作ってきているなぁ、と感じました。
エヴァVSエヴァっていうのは、前作まででも多少なりともありましたが、ここまで本格的ではなくて。
やっぱりそのシーンが1番興奮しました。


一通りネタバレや考察を見て、いつもなら平日のレディースデーにもう1度観に行ったりするのですが、今はもう娘がいるので出来そうにありません。
大人しくブルーレイを待とうかと思います。
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