ブレイド・１月号感想

本日の更新は「最新号のお部屋」にブレイドの感想を書きました。
面白かったのは、あまんちゅ、はつめちゃん、プリティベル、など。
割と面白く読めた感じがしました。

今月は新連載が３作品、次号最終回が３作品、と語るものがたくさんあります。
まずは、来月最終回のエレメンタルジェレイドから。
もう何ヵ月も前から終わりそうだったので、きれいに大団円で終わってくれるとは思いますが……謎解きという謎解きがなかったようにも思います。
レンがエディルガーデンに行きたい理由という謎解きはありましたが、エディルガーデンの全貌もよくわからないままですし、保護協会とか含めてその他の設定があまり見えなかったな、と。
終わり方も終わり方で、クーとレンが手に手を取って新しい旅立ちをするって感じになりそうです。
なので、数年後のエピローグとかはなさそうな予感がします。
で、最終的には青の方に続きます、と。あちらは２年後の設定ですし。
あくまでレンとクーの話が完結する、という感じでしょうか。

続いて、ロストセブンとうみものがたり。
ロストセブンは最終回が近いことをにおわせていましたから、順当な終わりでしょう。
原作がある作品ですし、後腐れなく終わってくれると思います。

うみものがたりは……最後まで盛り上がることなく終わるなぁ、という印象です。
もともとアニメ連動の連載でしたから、話の長さとしては想定通りだったとは思うのですが、最終回でカラーも（柱以外で）予告もない、ということは相当売れなかった作品なんだろうな、と思わずにはいられません。
最終回もあまり盛り上がりそうにもなく。


さて、続いては新連載について。
想像以上に当たりだと思ったのが「魔法少女プリティ☆ベル」。
ベッタベタな魔法少女ものかと思いきや……マッチョなボディビルダーがそのままの肉体で魔法少女に変身するという展開で、これは意外なところを突かれた感じです。
サブタイトル「女児向けかオタク向けかは変身シーンのエロさで分かる」からして、既存の魔法少女もののパロディやオマージュもふんだんに入ってくるのだろうな、と思います。
雰囲気としては「ろりぽ∞」っぽいというか、ＲＥＸに載ってそうな雰囲気を感じましたが、こういうのがブレイドにあってもいいとも思うので、今後に期待したいところです。
絵が描き込み過ぎていてちょっと読みにくいところだけが難点です。

イレブンソウルは、画力の衰えも全く感じなかったですし、ストーリーも前作終了時点から少し経過していて、登場人物たちに成長が見られたのが良かったです。
五六八とかかなり頼もしくなってましたし。
新規読者がどれだけついてこれるか、というのはあるかもしれませんが、連載していく分には問題ないと思います。

最後に、ロロナのアトリエ。
…残念ながら、この作品はハズレではないかな、と思います。
オリジナルストーリーでやるみたいですが、錬金術の話なのに転んで崩れたパイを元に戻す、っていうのはどうかな、と。錬金術と言えば錬金術ですが、錬金術でなくてもできる話だろう、と思うところもあり。
原作がゲームなので、多分１年くらいで終わるんじゃないかな、と思います。

コメント 2

毎回間違い探しみたいになってしまって心苦しいですが、うみものがたりに告知がないのは、次回クライマックスなだけで最終回じゃないのでは…？
by NO NAME (2009-12-03 12:05) 

来月号を見るまで何とも言えないのですが、今までブレイドを見てきた中で「○○編クライマックス」とか書いていない限り、十中八九最終回だったので、最終回だろうということで、書きました。
話としてももう終わりそうですし。
少なくともあと２回で確実に終わるだろうというのもあって、ちょっとフライングでもいいかな、というのもあり。
by minerva (2009-12-08 19:34)