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ひぐらしのなく頃に 祭 カケラ遊び・クリア [ゲーム]

本日の更新、1つ目は「記念企画のお部屋」に102万アクセス記念を書きました。
散々遅れてしまいましたが、104万の前に何とか更新です。

本日の更新、2つ目は「ゲームREVIEWのお部屋」に「ひぐらしのなく頃に 祭 カケラ遊び」を追加しました。
「ひぐらしのなく頃に 祭」は発売日に買ったものの、プレイせずに放置して、アペンドディスクの「カケラ遊び」も発売日に買ったのに放置していたため、今更ながらのプレイとなってしまいました。
もう少しでそういうソフトも消化しきるのですが……もう少しかかりそうです。

総プレイ時間は85時間(公式では100時間以上)で、長かったなぁ、と心の底から感じるゲームでした。

まずは、ネタバレのないところから感想を。
元々原作のPC版をプレイしていたので、PS2版では原作とどこが違うのか、というのを主に考えつつプレイしていました。
プレイする前までは、ほぼ原作通りの展開だろうと思っていたのですが、プレイしてみるとかなりの割合で残酷描写がない、というのに結構驚きました。
ソフトのレーティングはDで17歳以上対象となっているのですが、それでもかなりソフトな内容だったように思います。
詳しくはネタバレのところで語りますが、残酷描写がないとひぐらしのいいところというかPC版で評価されたところが活かされていないような気もして、ちょっと微妙な感じもしました。

グラフィックに関しては、さすがPS2でのコンシューマ版とあって、かなり親しみやすくなっていました。原作の絵もテレビアニメも合わないという人にも受け入れられる絵柄で、かなり好感度が高かったです。

声もアペンドディスクとしてのカケラ遊びでフルボイスとなって、声に関する不満はありませんでした。
魅音と詩音役の雪野五月さんの演技が上手いなぁ、というのはゲームをプレイしている中で常に感じていたことでしたし、他のキャラもイメージと合っていてよかったです。
ただ、ゲームのアフレコはブースに籠って個別取り、だったと思われるので、同じ漢字なのに演じる人によって読み方が違っていて、それが会話シーンだったりすると、違和感がありました。
「最善手」を「さいでんて」と読んだり「さいぜんしゅ」と読んだり。

その他、PC版では存在しなかった選択肢がPS2版では存在していましたが、これは作品自体が分岐世界を扱っているので、これはこれで存在していいな、と感じました。
まぁ、後半になると選択肢はほとんどなくなりますし、選択肢は必ず○にある方が正解で、違う方はBAD直結だったりしたので、あまり意味がないかな、と思わないでもなかったですが。

では、ここからネタバレありの感想です。
原作のネタバレもあるのでご注意ください。

↑でも語ったように、原作と比べると残酷描写が少ないのと、多分倫理的にコンシューマ版では入れられなかった表現というのが結構たくさんあったように思います。
箇条書きにすると、

・梨花が飲んでいるのがワインではなく、ワインっぽいぶどうジュース
・詩音が爪を剥ぐシーンが短い(薬指を失敗するシーンがない)
・1年目と3年目の祟りの謎解きがない(多分、生きたまま脳を解剖するというのがNG)
・沙都子の両親が死んだのは本当に事故(沙都子が殺してない)
・高野一二三の研究が顧みられなかった理由が盧溝橋事件ではない

などなど。
他にも細かく違っているところがあって、ここまで規制が入るんだ、と結構驚きました。
漫画の方はそこまで規制はないのに。

PS2版オリジナルの「盥回し編」「憑落し編」、そして「祭囃し編」の代わりとなる「澪尽し編」は、期待したほどではなかったな、というのがちょっと残念でした。
盥回し編はよくわからないまま終わってしまった印象ですし、憑落し編は解答編に分類されているのに解答らしき解答はなかったですし。ついでに、どちらも園崎姉妹入れ替わりを扱っていたので、ちょっとネタが被りすぎだな、と感じました。

澪尽し編は、レナたち女性メンバーたちがそれぞれの問題を1つずつ解決していって、最後に幸せな未来を掴むという流れはよかったのですが、謎解きが全部含まれていないのがどうもな…と思わずにはいられませんでした。
一応入江が「一連の連続怪死事件は全て入江たちの組織側の話として説明できる」とは言っていますが、詳細は不明のままで。
なので、原作をプレイしないでPS2版だけプレイした人は消化不良になるのでは?とも感じました。

これはあくまで原作をプレイした人向けのゲームかな、と思います。
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