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Gファンタジー・2月号感想 [スクエニ]

本日はGファンタジーの感想を書きました。

娘の受験の付き添いをすると、ただただ控室で3時間待たされるという状態が発生します。
1時間程度の待ちであればスマホであれこれ見たりして暇をつぶせますが、3時間ともなるとそうもいかないので、久しぶりに未読の小説を持ち出して読むようになりました。
昔は電車移動のときに小説を読むことが多かったものの、ここ数年は電車移動があってもスマホを見るだけのことが多くて何も読まない状態が続いていたので、小説を読むいい機会になりました。
なお、控室で待つ他の保護者の様子を見てみると、同じように小説を読んでいる人が多め、スマホでニュースなどを見ている人が次点、スマホもしくはSWITCHでゲームをする人は少数派、といった感じでした。

では、Gファンタジーの総評です。
面白かったのは、地縛少年花子くん、四百四鬼、など。
全体的にはそこそこ面白かったかな、と感じました。

来月で「マジックユーザー TRPGで育てた魔法使いは異世界でも最強だった。」が最終回とのことなのですが、現時点でそこまできれいに終わらないのではないかな、という感じがしています。
話に区切りはつきそうですが、これからも旅は続いていくENDになるのではないかな、と。
再録系の作品ならばキッチリきれいに終わってくれる作品を掲載してほしいところなのですが……まぁ、いろいろあるのだとは思います。

今月からの新連載「狼くんの隠しゴト」。
ほとんどの人が動物の能力を持っている世界で、無能力故に差別されてきた女の子が名門高校に入学し、理解者を得ながら頑張る、という話になっていました。
動物しか入学できない学校に人間が入学してしまう&能力者ばかりの世界で無能力者が頑張る、というそれなりによくある設定を合わせた結果、平凡なところに落ち着いてしまった感じになってしまっていました。もう1つくらい設定を混ぜないと個性は出ないかなぁ、と。
若干「妖怪学校の先生はじめました!」と設定被りをしていますし、長期休載後に立ち消えとなった「白石君の動級生」とほぼ似た設定だったのもちょっと厳しいところではないかな、と感じます。
また、作中の移動教室を3分で終えろという部分で、いくら動物の能力を持っていたとしても、高速移動できる能力を全員が全員持っているわけないのでは?、と思ってしまい、設定の甘さのようなものを感じました。
例えば、牛の能力者だとしたら、動物の能力は優位性のあるものしか発現しないとはいえ、力はプラスされても移動能力はプラスされないでしょう、と。その辺り考慮できない教師が名門学校の教師なの?、とかいろいろ考えてしまって、あまり好感を持って読めませんでした。
この辺りの設定の甘さがあると、後々話がグチャグチャニなることもあるので、今後の連載がちょっと心配になりました。

では、ここから全作品感想です。

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