Ｇファンタジー・６月号感想 [スクエニ]
本日はＧファンタジーの感想を書きました。
５月に入って春ドラマが一通り出揃いました。
今期はそこまで夢中になって見ているドラマはないのですが、世間的には視聴率が伸び悩んでいるとか月曜から暗い話は見たくないとか言われている「教場０」は割と楽しく見られています。私としては結構面白いと思うのに、そこそこボロクソ言われている感じがするのがちょっと残念です。まぁ、同じ刑事ものとして「ラストマン」と比べると「ラストマン」の方が面白いかな、とは思うのですが。
では、Ｇファンタジーの総評です。
面白かったのは、黒執事、めざせ豪華客船、美しいばけもの、など。
今月は読み切りが結構面白かったです。
今月掲載された読み切り「しゅんじくん」「魔女の工房」はどちらもホラーテイストが入っていて面白かったです。
個人的にホラーものの漫画は結構好きで、ホラーものなら後味悪い系もウェルカムだったりします。
ホラーものは少女漫画に多いのであまり触れる機会がないのですが、そういう系統の連載が本誌にあってもいいのになぁ、と改めて思いました。昔は「夢喰見聞」とかありましたが。
では、ここから全作品感想です。
レギュラー連載
黒執事
脱走を試みた子は強制的に巣立ちの日を迎える、というところまでは王道だったが、巣立ちの日に頭を丸刈りにする、というのはいい感じに謎になっていてよかった。
次回にも期待したい。
妖怪学校の先生はじめました！
今月は暴走している霊亀をどうにかして止めよう、という話。
止めるまでにページを割きすぎた感じがして、最後はちょっと急ぎ足で都合よくまとめすぎたように見えてしまった。オチは悪くなかったのだが。
地縛少年 花子くん
学園祭でいろいろ本編が進みそうな感じになっている。
花子くんの過去、ミツバのことなど。
結構長めの話になりそうなので、前振りにも結構時間がかかりそうな気がする。あと２～３回は学園祭前の話をやりそう。
アラフォー男の異世界通販生活
今月は王宮のシェフにチョコレートを再現してもらおう、という話。
さすがにカカオは主人公側で用意するという展開だったので、それなら再現できるだろうな、と感じられたのはよかった。
メイデーア転生物語 この世で一番悪い魔女
学校の課題で生活魔法道具を考えて作ろう、という話がスタート。
学校での話がそれなりに入って来るので、守護者の話とのバランスが割と良くなってきた感じがした。
守護者の話が始まったらそちらばかりになるかと思っていたというのもあり。
魔法科高校の劣等生 師族会議編
今月は２話掲載。連載再開したばかりでこのページ数は凄いな、と感じた。
魔法の原理説明部分はちょっと文字が多くて読みにくい部分もあった。
東京エイリアンズ
今月は晃が誘拐されたっぽいけど確信が持てなくてどうしよう、という感じの話だった。
晃がほぼ出て来なかったので、天空橋メインの話になるのかも。
その辺りどうなるのか、見守りたい。
めざせ豪華客船！！～船召喚スキルで異世界リッチライフを手に入れろ～
今月から戦争の話が始まったが、防御と脱出のために戦争に協力する、というスタンスは割といいかも、と感じた。
また、戦争に有用な高速艇を新たに買うという展開もあり、単純に船を大きくしていくというだけではないのだな、というのが見えたのもよかった。
次回にも期待したい。
竜の花嫁お断り
話は結構サクサク進んでいて、桜の姉もここにきてちょっと話に絡んできた。
ただ、まとめる方向に入っているにしてもあと２～３回で終わる感じはないので、コミックス残り２巻くらいなのかも。
椎奈さんの推し事情
今月から外里が練習に使っているマイクに関する話がスタート。
マイクに関する話をしていたら、そのマイクをプレゼントしてくれた人と偶然再会した、というのはちょっと都合よく見えてしまった。
ログインサバイバル
ヒトツヅキに対抗するために現実世界で修業をする、という展開になっていたのだが、それって意味あるのかな？、と思ってしまった。イメージトレーニングだとしても、現実世界で覚えて仮想世界で使うというのでは、覚える場所と使う場所が逆のような気がする。
雅血の陰陽師
中世辺りの日本っぽい世界観設定なのに、現代の服を着た銃を扱うキャラが出てきて、かなり違和感を覚えた。異世界設定だから何でもありではあると思うのだが……
ちょっと迷走してきた感じもして怖い。
恋々忍びより
今月は双子がメインの話で、主要キャラには見せ場を作ってあげよう、という話なのかな、と感じた。
本編自体あまり進んでいないので、話を考えあぐねているように見えてしまう。
ミルクチョコレート
穂乃花と椋がキスしそうになったところに楓が来る、というのはお約束。いくらなんでもタイミングが良すぎではあるが。
穂乃花が泣いた意味を楓が勘違いしたという部分はよかった。
マジックユーザー ＴＲＰＧで育てた魔法使いは異世界でも最強だった。
いろいろ準備していたことが全て上手く行った、という話で、不測の事態が起きないという部分には一長一短あった気がする。ちょっと展開が都合よすぎたように思ってしまった。
四百四鬼
今月は海斗の掘り下げがあって、海斗にはオーラがあってモデルとしてバズった、という展開に納得できるだけの表現がなされていてよかった。
その後の温泉の話は息抜きできる感じがして癒された。
次回にも期待したい。
美しいばけもの
ツバキに特別な力がある、というのは今までの展開からして十分あり得ることだったので、特に違和感なく受け入れられた。
祝福について一通り説明が終わったので、次回はまた別展開になりそう。
次回にも期待したい。
傷の特異種
メグミが敵のリーダー格と偶然出会ってかなり好印象だった、というのはありがちだな、と感じた。
しかもソウと因縁があるとのことで、展開上仕方ないのかもしれないが、ちょっと都合よく進みすぎな気がする。
ＲＥＶＥＮＧＥＲ
繰馬が個人的な事情なしに利便事屋として初仕事に臨む話で、結構なページ数を割いているな、と感じた。
このペースだと他のキャラの掘り下げをしないで最終エピソードに入りそうな気もするが……果たしてどうなるか。
銀の麦畑
ベルの夢の中に入ったら金の魔法使いがいたという展開で、金の魔法使いがかなり早い段階で出てきたな、と感じた。主要キャラをとにかく全て先に出す方式なのかも。
魔法科高校の劣等生 孤立編
達也がアメリカに行くかも、という話になっていて、何やかんやで行かないことになるとは思うのだが、そこまでの過程をどう描いて来るか、に注目したい。
この展開を最後まで引っ張らなければいいのだが。
ゴーレムさん、崩れてます！
今月はゴーレムが普段どういう生活をしているのか、という話。
この段階で日常系の話を入れてくるのはちょっと早い気がする。内容的には番外編とかコミックスのおまけでやるべき話のように思うので、もう話を考えあぐね始めているのかも、と思ってしまう。
今後がちょっと心配になってきた。
最高の推しの見つけ方
薺が壊滅的に料理が出来ない、ということが判明して、これはよくあるキャラ付けだな、と感じた。ただ、料理をさせてもらえないから皿洗いが上手くなった、というのはあり得ることなので、この設定はいいと思えた。
三峰がもう完全に薺に惚れている展開なので、ここから薺がいつ気付くのか、に注目したい。
結合男子-Commitments to Dawn-
連載２回目。
今月は設定をいろいろ固めている感じの話で、本格的な戦闘とまではいかなかった。
豚まむしに関しては、一瞬虫かな？と思う絵面で、ちょっとおいしそうに見えなかった。
隔月連載作品
DISNEY TWISTED-WONDERLAND THE COMIC ～EPISODE of SAVANACLAW～
今月はお休み。
次回は８月号掲載予定。
読み切り作品
ハデス様のペット事情
冥府の王・ハデスがケルベロスを飼うことになって狂犬病ワクチンを受けさせに行く、という話。
いろいろツッコミどころはあるものの、勢いで乗り切ろうという気概は感じられた。
ただ、話としてはワクチン注射が終わったところで終わりにしておくべきでは？、と感じた。
しゅんじくん
１０Ｐのホラーもので、いい感じも不気味さといい意味での読後感の悪さがあり、結構楽しく読めた。
この系統で連載したら面白くなりそうな気がする。
魔女の工房
工房を訪ねてきた１人の少女の願いを叶えてあげる魔女の話。
序盤の展開からは想像できないオチが用意されていて、読み終わると、そっち系の話だったのか、と納得させられた。キッチリ伏線も張られていたので、話作りが上手いな、と感じた。
次回作も出てきてほしい。
来月の期待
読み切りに期待したい。
５月に入って春ドラマが一通り出揃いました。
今期はそこまで夢中になって見ているドラマはないのですが、世間的には視聴率が伸び悩んでいるとか月曜から暗い話は見たくないとか言われている「教場０」は割と楽しく見られています。私としては結構面白いと思うのに、そこそこボロクソ言われている感じがするのがちょっと残念です。まぁ、同じ刑事ものとして「ラストマン」と比べると「ラストマン」の方が面白いかな、とは思うのですが。
では、Ｇファンタジーの総評です。
面白かったのは、黒執事、めざせ豪華客船、美しいばけもの、など。
今月は読み切りが結構面白かったです。
今月掲載された読み切り「しゅんじくん」「魔女の工房」はどちらもホラーテイストが入っていて面白かったです。
個人的にホラーものの漫画は結構好きで、ホラーものなら後味悪い系もウェルカムだったりします。
ホラーものは少女漫画に多いのであまり触れる機会がないのですが、そういう系統の連載が本誌にあってもいいのになぁ、と改めて思いました。昔は「夢喰見聞」とかありましたが。
では、ここから全作品感想です。
レギュラー連載
黒執事
脱走を試みた子は強制的に巣立ちの日を迎える、というところまでは王道だったが、巣立ちの日に頭を丸刈りにする、というのはいい感じに謎になっていてよかった。
次回にも期待したい。
妖怪学校の先生はじめました！
今月は暴走している霊亀をどうにかして止めよう、という話。
止めるまでにページを割きすぎた感じがして、最後はちょっと急ぎ足で都合よくまとめすぎたように見えてしまった。オチは悪くなかったのだが。
地縛少年 花子くん
学園祭でいろいろ本編が進みそうな感じになっている。
花子くんの過去、ミツバのことなど。
結構長めの話になりそうなので、前振りにも結構時間がかかりそうな気がする。あと２～３回は学園祭前の話をやりそう。
アラフォー男の異世界通販生活
今月は王宮のシェフにチョコレートを再現してもらおう、という話。
さすがにカカオは主人公側で用意するという展開だったので、それなら再現できるだろうな、と感じられたのはよかった。
メイデーア転生物語 この世で一番悪い魔女
学校の課題で生活魔法道具を考えて作ろう、という話がスタート。
学校での話がそれなりに入って来るので、守護者の話とのバランスが割と良くなってきた感じがした。
守護者の話が始まったらそちらばかりになるかと思っていたというのもあり。
魔法科高校の劣等生 師族会議編
今月は２話掲載。連載再開したばかりでこのページ数は凄いな、と感じた。
魔法の原理説明部分はちょっと文字が多くて読みにくい部分もあった。
東京エイリアンズ
今月は晃が誘拐されたっぽいけど確信が持てなくてどうしよう、という感じの話だった。
晃がほぼ出て来なかったので、天空橋メインの話になるのかも。
その辺りどうなるのか、見守りたい。
めざせ豪華客船！！～船召喚スキルで異世界リッチライフを手に入れろ～
今月から戦争の話が始まったが、防御と脱出のために戦争に協力する、というスタンスは割といいかも、と感じた。
また、戦争に有用な高速艇を新たに買うという展開もあり、単純に船を大きくしていくというだけではないのだな、というのが見えたのもよかった。
次回にも期待したい。
竜の花嫁お断り
話は結構サクサク進んでいて、桜の姉もここにきてちょっと話に絡んできた。
ただ、まとめる方向に入っているにしてもあと２～３回で終わる感じはないので、コミックス残り２巻くらいなのかも。
椎奈さんの推し事情
今月から外里が練習に使っているマイクに関する話がスタート。
マイクに関する話をしていたら、そのマイクをプレゼントしてくれた人と偶然再会した、というのはちょっと都合よく見えてしまった。
ログインサバイバル
ヒトツヅキに対抗するために現実世界で修業をする、という展開になっていたのだが、それって意味あるのかな？、と思ってしまった。イメージトレーニングだとしても、現実世界で覚えて仮想世界で使うというのでは、覚える場所と使う場所が逆のような気がする。
雅血の陰陽師
中世辺りの日本っぽい世界観設定なのに、現代の服を着た銃を扱うキャラが出てきて、かなり違和感を覚えた。異世界設定だから何でもありではあると思うのだが……
ちょっと迷走してきた感じもして怖い。
恋々忍びより
今月は双子がメインの話で、主要キャラには見せ場を作ってあげよう、という話なのかな、と感じた。
本編自体あまり進んでいないので、話を考えあぐねているように見えてしまう。
ミルクチョコレート
穂乃花と椋がキスしそうになったところに楓が来る、というのはお約束。いくらなんでもタイミングが良すぎではあるが。
穂乃花が泣いた意味を楓が勘違いしたという部分はよかった。
マジックユーザー ＴＲＰＧで育てた魔法使いは異世界でも最強だった。
いろいろ準備していたことが全て上手く行った、という話で、不測の事態が起きないという部分には一長一短あった気がする。ちょっと展開が都合よすぎたように思ってしまった。
四百四鬼
今月は海斗の掘り下げがあって、海斗にはオーラがあってモデルとしてバズった、という展開に納得できるだけの表現がなされていてよかった。
その後の温泉の話は息抜きできる感じがして癒された。
次回にも期待したい。
美しいばけもの
ツバキに特別な力がある、というのは今までの展開からして十分あり得ることだったので、特に違和感なく受け入れられた。
祝福について一通り説明が終わったので、次回はまた別展開になりそう。
次回にも期待したい。
傷の特異種
メグミが敵のリーダー格と偶然出会ってかなり好印象だった、というのはありがちだな、と感じた。
しかもソウと因縁があるとのことで、展開上仕方ないのかもしれないが、ちょっと都合よく進みすぎな気がする。
ＲＥＶＥＮＧＥＲ
繰馬が個人的な事情なしに利便事屋として初仕事に臨む話で、結構なページ数を割いているな、と感じた。
このペースだと他のキャラの掘り下げをしないで最終エピソードに入りそうな気もするが……果たしてどうなるか。
銀の麦畑
ベルの夢の中に入ったら金の魔法使いがいたという展開で、金の魔法使いがかなり早い段階で出てきたな、と感じた。主要キャラをとにかく全て先に出す方式なのかも。
魔法科高校の劣等生 孤立編
達也がアメリカに行くかも、という話になっていて、何やかんやで行かないことになるとは思うのだが、そこまでの過程をどう描いて来るか、に注目したい。
この展開を最後まで引っ張らなければいいのだが。
ゴーレムさん、崩れてます！
今月はゴーレムが普段どういう生活をしているのか、という話。
この段階で日常系の話を入れてくるのはちょっと早い気がする。内容的には番外編とかコミックスのおまけでやるべき話のように思うので、もう話を考えあぐね始めているのかも、と思ってしまう。
今後がちょっと心配になってきた。
最高の推しの見つけ方
薺が壊滅的に料理が出来ない、ということが判明して、これはよくあるキャラ付けだな、と感じた。ただ、料理をさせてもらえないから皿洗いが上手くなった、というのはあり得ることなので、この設定はいいと思えた。
三峰がもう完全に薺に惚れている展開なので、ここから薺がいつ気付くのか、に注目したい。
結合男子-Commitments to Dawn-
連載２回目。
今月は設定をいろいろ固めている感じの話で、本格的な戦闘とまではいかなかった。
豚まむしに関しては、一瞬虫かな？と思う絵面で、ちょっとおいしそうに見えなかった。
隔月連載作品
DISNEY TWISTED-WONDERLAND THE COMIC ～EPISODE of SAVANACLAW～
今月はお休み。
次回は８月号掲載予定。
読み切り作品
ハデス様のペット事情
冥府の王・ハデスがケルベロスを飼うことになって狂犬病ワクチンを受けさせに行く、という話。
いろいろツッコミどころはあるものの、勢いで乗り切ろうという気概は感じられた。
ただ、話としてはワクチン注射が終わったところで終わりにしておくべきでは？、と感じた。
しゅんじくん
１０Ｐのホラーもので、いい感じも不気味さといい意味での読後感の悪さがあり、結構楽しく読めた。
この系統で連載したら面白くなりそうな気がする。
魔女の工房
工房を訪ねてきた１人の少女の願いを叶えてあげる魔女の話。
序盤の展開からは想像できないオチが用意されていて、読み終わると、そっち系の話だったのか、と納得させられた。キッチリ伏線も張られていたので、話作りが上手いな、と感じた。
次回作も出てきてほしい。
来月の期待
読み切りに期待したい。
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