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ガンガン・12月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンの感想を書きました。

「テイルズオブアライズ」は無事クリアしました。
据え置きゲームをプレイし始めてしまうと日常生活の中でゲームに時間を割くことが増えてしまって、買い置きしてあるコミックスを読まなくなって新刊が溜まっていったり、睡眠時間が減ったりするので、とりあえず今は次のゲームに進まずにコミックスを読んだりしています。

では、ガンガンの総評です。
面白かったのは、無能なナナ、裏世界ピクニック、など。
割と全体的に面白かったように感じました。

来月で「魔女の下僕と魔王のツノ」が最終回、とのこと。
そもそも話の起点となった魔王のツノを手に入れたいのは眠り続けるビビアンを起こすためだったので、そのビビアンが目を覚ましたのだから話として今が終わり時だろうな、とは思っていました。
ビビアンが目覚めた状態で新章に入る可能性もなくはないと思っていましたが、やはり終わるようです。
作中での問題もいろいろと解決していっているので、きれいにハッピーエンドになってくれると思います。

来月からは荒川弘さんの新連載が始まる、とのこと。
予告カットを見る限りだと和風ファンタジーのようです。
一時期本誌の発行部数がやたらと少なくなっていると感じた時期があって、特定の本屋さんで2部しか入荷されないなんてザラで、数回ガンガン難民になりかけました。
ここ最近はアニメ化作品が数作あったりして、入荷する本屋さんは増えないものの5部くらいは入荷されていたりするので、荒川さんの新連載でこれがもっと回復してくれればな、と思います。少なくとも、来月号は多めに刷られると思いますし。
ガンガンと言えば、以前考察した「円満終了した長期連載作品の作者の次の連載は短期か打ち切りで終わる」というジンクスがありますが、荒川さんならこれを払拭してくれるのではないか、と期待しています。
連載前からかなり煽っているので、さすがに短期連載前提ではないと思いますし。

では、ここから全作品感想です。

レギュラー連載

ながされて藍蘭島
何やかんやで白狸の新キャラを出すための話だった。
もう人間キャラの追加が難しいというのもあって、どうしても動物とか妖怪系とかになったゃうよね、としか思えなかった。
定期的な新キャラ追加はもうやめてほしいのだが……

とある魔術の禁書目録
今月は新展開に向けての前振り。次回からイギリス編に入る、とのこと。
いろいろ説明しておかないといけない前振り知識をここで出しておいた感じ。
新展開に期待したいところ。

魔女の下僕と魔王のツノ
来月で最終回とのことで、やっぱり話の大前提だったビビアンが目を覚ましたら作品としての終わりが来るよね、と感じた。
レイについてもちゃんとした決着をつけるようで、きれいに終わってくれそう。
大団円に期待したい。

戦×恋
ロキと二葉の出会いが描かれていて、ロキの狂いっぷりは悪くない感じ。
このまま最終決戦に入りそうな雰囲気があるので、コミックス残り2巻くらいかも。
9姉妹に関してはそれぞれ活躍させると思うので、その辺りにページが割かれると思う。

無能なナナ
一度ナナに負けた相馬が再び敵としたナナの前に立つことはないと思っていたので、どう退場させるかと思っていたらそう来るか、という感じで、話の持って行き方が相変わらず上手いな、と感じた。
ほぼ伏線のなかったナナの兄について何かがあるようなので、その辺りまだ先が長そうな感じがした。

英雄教室
今月はアーネストがヒール付きの鎧を着ていろいろなことをやってみる、という話。
アーネストはブレイドの全てを許せるわけではないんだな、というのがわかったのはよかったと思う。

不徳のギルド
今月からマスラオウとの直接対決がスタート。
エロが皆無の話で、ここにきて話の方向性を本当に変えてきたのかな、というのが強くなった。
マスラオウの話が終わったら、またエロ復活になるとは思うのだが。

FINAL FANTASY LOST STRANGER
今月は休載。

裏世界ピクニック
冴月が何を考えて裏世界に行っていたのか、というのを考察する展開かと思っていたら、最後に冴月らしき人物が出てきて割とビックリした。
ここで何か謎解きがあるといいのだが……次回に期待したい。

金装のヴェルメイユ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~
終盤間際まで、このまま普通にアトルニアから離れる展開になるのかな、と思っていたら、やはり波乱が起こった。国を壊さず敵を撃退するには?、みたいな展開になりそう。
その辺りどう描いて来るか、注目したい。

おじさまと猫
今月は久しぶりにふくまるがメインの話。
猫にもワクチンの副反応があるというのは知らなかったので、その辺りは興味深く読めた。
次回辺りから新展開に入るかも。

社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。
今月は新キャラとして幼女シスター幽霊が登場。
幽霊の範囲が国際化してきた印象で、しばらく新キャラ追加がなかったのでこのままの態勢で行くかと思ったら新キャラが出てきたというのもあり、今後も定期的にいろんな国の幼女幽霊が追加されるのかも。
増え過ぎないといいのだが……

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の食堂で働く日常物語
今月も料理大会の話。
ロイドが考える男の料理とは?、に対する解答は悪くなかった印象。
決勝はいきなり残った4人が同時に戦うという展開になったので、テコ入れなのか最終回を急いでいるのか、その辺りを疑ってしまう。

乙女ゲー転送、俺がヒロインで救世主!?
真のゲームヒロインが出てきたことで、話の方向性が少し変わってきた。
ヒロインを誰かとくっつけさせることが目的になるようで、いつしか出てきた悪役令嬢も再登場してきそう。
ワンパターンにならないようにしているのはいいと思う。

18エイティーン
今月は商店街の人たちが参加した婚活パーティの話。
それなりの田舎でそれなりに若い人がこれだけ集まる婚活パーティって存在するのかな?、と思ったのだが、その辺りは気にしてはいけないのかも。
母親を誉めるのがダメとか、その辺りの話があったのはよかった。

ワンルーム、日当たり普通、天使つき。
今月は吸血鬼・リリーシュカの掘り下げ。
頑張ってキャラ付けをしようとしているのだろうな、というのが透けて見える話だった。
一通り既存ヒロインたちとの顔合わせもあって、レギュラーキャラになるのだろうな、と感じた。
そろそろ新キャラ追加を終わりにしてほしいところだが……

戦隊レッド異世界で冒険者になる
今月は表紙&巻頭カラーで、ここに山場を持ってくるために2ヶ月くらい展開が停滞していたのか、とまず感じた。
レッドがブラックにも変身できるということもわかり、今月は結構内容が濃かった。

女子高生はおはようって言う
今月は下駄箱に入っていた手紙の場所で待っていたら待ちぼうけをくらわされ、その犯人を捜す話だった。
手紙については他にもいろいろ推測できる要素を入れて、手紙を掘り下げていった方が面白かったのでは?、とも思った。
オチは割と良かったと思う。

双翼の武装使い
時間が一気に半年進み、クラス対抗戦の直前になっていた。
なぜAクラスに勝てると断言できるのか、などの詳しい解説はまだなく、これはAクラスと戦ったときにわかるのかも。
Aクラスのキャラ紹介もいろいろあると思うので、対抗戦の話は長くなりそう。

オウルナイト
今月は恵夢の掘り下げ。
西園寺との絡みもあったりしたので、一通りのキャラ出しは終わったのかな、と感じた。
ここからキャラの掘り下げといろんなキャラ同士の絡みの話になりそう。

人類滅亡直前なのにニート勇者が働かない
話の進みが遅いのに加え、5話目にして掲載位置がかなり後ろなのがちょっと怖い。
基本的に展開の遅い作品は打ち切りになりやすい傾向があるというのもあり。
勇者が無双する展開が入るようなので、ここで人気が出れば違うかもしれないが……

僕の呪いの吸血鬼
なんだかいつも緒坂は重傷になっているよね、というのが少しワンパターンなのではないかと思えた今月。
敵とのやり取りのみで1話終わってしまったのは、ちょっとページを割き過ぎな気がする。

組長の娘は異世界で最強の組を作るため極道無双はじめました
魔神の武具やら12使徒やらの王道設定が登場した今月。
今後の展開について明確な目標を出したのと同時に、この設定だと主人公が極道でなくても成立してしまうのでは?、と思ってしまった。
後々極道設定が薄くなりそうでちょっと怖い。

傭兵と小説家
今月の終盤でようやく旅に出る展開となって、それまではひたすら伏線を張っていた感じだった。
教会内の人間関係とか聖人とか、後々の展開に響いてくる人たちなのだろうと思う。
目的地に到達するまでにどれだけの時間がかかるのか、辺りに注目したい。

読み切り作品

悪夢イズム
悪夢に悩まされる男の子の下に謎の女の子が現れる、という割と王道的なホラー系作品。
終盤の謎解きにちょっと捻りがあったり、ハッピーエンドというわけではなかったり、ヒロインが中国語交じりの話し方だったり、個性を出そうと試行錯誤した形跡は見て取れる。
でも、全体的に見ると平凡なレベルで終わってしまっている。
もっとホラーに振り切ってもよかったのではないかと思わないでもない。

次号の期待

新連載と「魔女の下僕と魔王のツノ」の最終回に期待したい。
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