ＷＡＲＤ・０３７号感想

本日の更新は「最新号のお部屋」にＷＡＲＤの感想を書きました。

では、早速総評です。
面白かったのは、ボクラノキセキ、ハイガクラ、レムルローズの魔女、など。
連載がいろいろと入れ替わっている最中というのもあり、読み応えがあってよかったです。

今号で最終回だった「真鉄のアガルタ」。
キッチリとは終わらないだろうな……と思っていたら、思いの外きれいにまとまっていて、ちょっとビックリしました。
最終回に到達する前、正確には真鉄のアガルタに到達する前をかなり端折った感じではありましたが、最終回だけ見れば大団円といってもいいくらいの盛り上がりとまとめ方だったように思います。
打ち切りだったのは、やはり設定が普通すぎたからだろうな、と感じます。
話はそれなりにうまく展開しているしまとまっているけど、個性がないな……という作品で長続きした作品ってほぼありませんし。
次回作が出てくるかどうかは微妙なところでしょうか。

今号からの新連載「サービスリクエスト！－スピカ不動産賃貸管理部－」。
読み切りからの連載昇格作品で、この作品が連載になるとは思っていなかったというのもあり、そこはちょっとビックリしました。
第１話は自殺者の出た部屋での霊障調査ということで、それがほぼ気のせいだとわかった辺りから、これは自殺ではなく殺人事件なのでは？、という展開になるかと思ったら普通に自殺だったということで、その辺りは読んでいて複雑な気持ちになりました。
殺人事件になっていたらそれはそれでありきたりだし、でも素直に自殺だったというのでも味気ないし、という感じで。
とりあえず、しばらくは様子見です。
ワンパターンにならないでほしいところです。