ガンガンＪＯＫＥＲ・９月号感想

本日の更新は「最新号のお部屋」にガンガンＪＯＫＥＲの感想を描きました。

では、早速総評です。
面白かったのは、アカメが斬る、コックリさん、絶対☆霊域、ＥＩＧＨＴＨなど。
今月も面白く読めました。雑誌も結構厚かったですし。

今月の気になった作品、１作目は「妖狐×僕ＳＳ」。
ようやく話が動き始めたか……という感じで盛り上がってきました。
「ｄｅａｒ」のときもそうでしたが、藤原さんの作品は中だるみがちょっと長いのが気になるものの、それ以降の謎解きがいいので、これからに期待したいところです。
アニメの最終回はこの辺りの展開を持ってくるのかな、という気がしないでもなく。
アニメは２０１２年放送ということで、少なくとも冬アニメ以降のようですが、出ている情報の少なさから考えると、春アニメという可能性も捨てきれず。
となると、２クールの可能性もあるかな、と思ったり。

気になった作品２作目「絶対☆霊域」。
個人的にすごく面白いと思っている作品なのですが、そこまで人気はないと思っていました。
それが来月表紙＆巻頭カラーということで、結構人気あったのだな、とちょっとビックリしました。
このまま看板作品になってくれればいいな、と思います。

また、今月は読み切りが３作品と豊富でしたが……内容としてはいまひとつなものが多かったです。
「一週間フレンズ。」は、絵はよかったのですが、設定がツッコミ所満載で……
楽しかった記憶は１週間で消えるけど、家族については例外で、辛かった記憶は覚えている、というのはなんて都合のいい設定だろう、と。
新しいことが記憶できない記憶障害ってのはありますが、それが心因性でも、ここまで条件が複雑なのはどうかなぁ、と。人間は辛い記憶ほど忘れようとするとも言いますし、楽しいことだけ忘れるという設定も微妙かな、と。
こういう結末の話を描きたいから、と設定を無理矢理作り出したように見えてしまいました。

他の２本の読み切りについても、普通の話だなぁ、としか思えなくて微妙でした。
一定以上の力があるからそこそこ読める話にはなっているのだけど、それを超える力がないから印象に残らない、というか。
決して悪くはないだけに、残念です。