SSブログ

ガンガン・5月号感想 [スクエニ]

本日はガンガンの感想を書きました。

では、そっそく総評です。
面白かったのは、おじさまと猫、無能なナナ、裏世界ピクニック、など。
今月は30周年記念号ということで、お祝いの描き下ろし企画があったり、新連載が4作品発表されたり、割といい未来が見える感じでよかったです。

その新連載4作品中2作品は読み切りからの連載昇格、もう2作品は連載歴のある作家さんによる新作ということで、全体的には手堅い印象です。
ただ、なろう原作のコミカライズがないというのは(タイトルはそれっぽいですが)、個人的にはよかったな、と思っています。まぁ、なろう原作系はマンガUP!の方にまとめているというのもあるかもしれませんが。
なろう原作のコミカライズは今も活発に行われていますが、コミカライズしたものの途中で打ち切られる作品もちらほら出てきていて、ここ最近は元から絵が上手い人が作画担当になるとか、また1歩先に進んでいる感じがします。
なろう原作が増えたのも、元からある程度人気があるものをコミカライズするのだからコケ難いというのがあると思うので、守りに入っているんだなぁ、と感じます。

ドラマ「おじさまと猫」はいい感じに最終回を迎えていました。
第1話を見終わったときはどうなることかと思ったものでしたが、第2話以降はすごく原作愛に溢れていて、下手にキー局がふくまるをCGにして1時間ドラマでやらなくてよかった、と心から思いました。
話としてはふくまる行方不明からの森山先生のライブまでだったので、2期があるにしても当分先になってしまうと思うのですが、これは2期があってもいいなぁ、と思ったりも。

逆にあまりよくなかったのがアニメ「裏世界ピクニック」。
コミカライズ版をそのままアニメにした方がどれだけ出来が良かっただろうか、と何度も思いました。
裏世界の不気味さとかアニメよりも漫画の方が上ですし、とにかく話を端折りすぎていて展開がダイジェストな上に最後は続編を匂わすような終わり方で……これはまぁ原作が続いているだけに下手な結論がつけられないというのはわかるのですが……
「とある魔術の禁書目録」みたいに、アニメの3期が評判悪くても、そもそも3期をやるだけの人気があるわけだからコミカライズ版が打ち切られることはない、という確信みたいなのがあるのですが、「裏世界ピクニック」に関しては、円盤の売り上げが悪い→これ以上のメディアミックスが望めない→コミカライズ版打ち切り、っていう流れも十分あり得る気がしてしまって。原作があるが故に打ち切りが決まったら無理矢理にでも謎解きを全部出してまとめるのは不可能なわけで、打ち切りが本当に怖いです。
本屋さんを見ていると、アニメを放映している割にコミックスを刷っている感じがなかったりしたのも不安要素の1つ。「戦×恋」のときの方が既刊増刷している感じありました。まぁ、私が考えている以上にいろんな事情はあると思うのですが。
個人的には本当に打ち切られずに続いていってほしい連載なので、いろいろ心配してしまいます。

では、ここから全作品感想です。

続きを読む


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック