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コミックスREVIEW更新 [漫画全般]

本日の更新は「コミックスREVIEWのお部屋」に以下の作品を追加しました。

「アニメの時間・青井とと・マッグガーデン」
「うみねこのなく頃に 散 Episode8・夏海ケイ・スクウェア・エニックス」
「キャタピラー・匣咲いすか・スクウェア・エニックス」
「極道チェリー・未須あゆみ・スクウェア・エニックス」
「超能力者斉木楠雄のΨ難・麻生周一・集英社」
「猫ラーメン物語 子猫のトーマス・そにしけんじ・マッグガーデン」
「ふたごザウルス・大島永遠・スクウェア・エニックス」
「マレフィキウム・松沢夏樹・一迅社」
「MR.APPRICANT・高山しのぶ・一迅社」

差し替え作品
「かしずき娘と若燕・高透レイコ・スクウェア・エニックス」
「グリオットの眠り姫・藤村あゆみ・一迅社」
「黒神・朴晟佑・スクウェア・エニックス」
「CHRONOS-DEEP-・相川有・一迅社」
「執事に国境なんて・五十嵐嵐・一迅社」
「docca・渡辺祥智・マッグガーデン」
「廃墟サークル・渡辺ゆうな・一迅社」
「ひまわり 2nd episode・檜山大輔・スクウェア・エニックス」
「ほしのうえでめぐる・倉橋ユウス・マッグガーデン」


今月のお勧め1作目は「うみねこのなく頃に 散 Episode8」です。

うみねこのなく頃に散 Episode8:Twilight of the golden witch(1) (ガンガンコミックスJOKER)

うみねこのなく頃に散 Episode8:Twilight of the golden witch(1) (ガンガンコミックスJOKER)

  • 作者: 竜騎士07
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2012/08/22
  • メディア: コミック


「うみねこのなく頃に」シリーズの最終作で、作画はEp1、Ep3を手掛けた夏海ケイさんということで、安定の仕上がりです。
この作品、原作だとそこまで謎解き要素はなくて、エピローグ的に縁寿の気持ちに決着をつけるという意味合いの強い話だったのですが、漫画版には結構謎解きが含まれています。
読みながら、この謎解きって原作になかったような……と思っていたら、編集部と夏海さんが原作の竜騎士07さんを説得して、明かされなかった謎解きを結構入れる作りにしているとのことで。
例えば、
・描く時間のなかった複雑な模様の魔法陣を描いた方法
・第1のゲームで夏妃の部屋のドアに手形の跡があった理由
・ゲーム中のどこかで死んだと思われた人が実は死んだふりだった
などが明かされています。
なので、原作では7割くらいしか謎解きがなかったなぁ……という感じでしたが、多分この作品が完結する頃には8割くらいまでは最低でも謎解きがされるのではないかな、と思われます。
話も上手く再構成されていて、最終作に相応しい出来具合です。
原作プレイでモヤモヤしている人には、特にお勧めです。


お勧め2作目は「超能力者斉木楠雄のΨ難」です。

超能力者 斉木楠雄のサイ難 0 麻生周一短編集 (ジャンプコミックス)

超能力者 斉木楠雄のサイ難 0 麻生周一短編集 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 麻生 周一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/05/02
  • メディア: コミック


念動力、テレパシー、透視、瞬間移動、予知……ありとあらゆる超能力を使いこなす高校生・斉木楠雄。
しかし、何でもできるが故に日常生活の中で驚きも感動もなくなってしまい、楠雄はただ平穏に暮らすことを望むようになった。
そんな楠雄だったが、何も考えていないが故に唯一心を読めない友人に巻き込まれるなどして、平穏な暮らしは送れないでいた。

基本的にジャンプのギャグ漫画は私に合わないものが多くて、ジャンプのギャグ漫画でコミックスを買った作品は数えるほどしかないのですが、この作品は妙に面白くて、第0巻の短編集から集めることにしました。
連載前に7回も読み切りがジャンプに掲載されたという珍しい作品ですが、その分面白さも安定しています。

楠雄の持つ超能力はどれも全て万能というわけではなく、透視は自動で始まって見つめ続けると筋肉や骨格が見えるようになるとか、念動力の力加減が難しくて下手をすると剛速球を投げることになるとか、上手いなぁ、と思える設定が結構あります。
微妙に時事ネタが入って来るところなど、他の作品だとマイナスに感じる部分も、この作品だとプラスに感じたりして、読んでいて本当に楽しいです。

ちなみに、0巻は短編集だけにあまり刷っていないようで、Amazonで注文したら在庫なしで1回強制キャンセルさせられ(注文時には一応在庫あり表示だった)、もう1回注文してやっと通りました。
それで届いたコミックスが初版だったので、増刷した本ではないことにむしろビックリしました。

完結作品での注目作は「黒神」です。

黒神(19)(完) (ヤングガンガンコミックス)

黒神(19)(完) (ヤングガンガンコミックス)

  • 作者: イム・ダリョン
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2012/08/25
  • メディア: コミック


ヤングガンガン創刊時からの連載がついに完結しました。
中盤でちょっと中だるみな感じになったりもしましたが、最後はきれいに終わっています。
読後感もよかったです。
いつものことですが、長期連載が大団円で終了するときは本当にホッとします。

この作品の連載以降、結構作画の朴晟佑さんの名前っていろんな雑誌で見かけるようになった気がします。
海外の作家さんでも日本で通用するんだなぁ……と思う反面、他の海外の作家さんってあまり見かけないので、朴晟佑さんだけが特別なのかも、という気もしますが。
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