ゼロサム・７月号感想 [スクエニ]
本日はゼロサムの感想を書きました。
では、さっそく総評です。
面白かったのは、ボクラノキセキ、神作家紫式部のありえない日々、など。
今月は休載が多くてちょっと残念でした。
前述しましたが、今月は休載作品が６作品、宣伝と予告のみが２作品、実質８作品が休載しているという結構異常な状態となっていました。
予め休載予告されていた作品もありますが、調整のためだったとしても多すぎる数で、大丈夫なのかな？、と心配になりました。
その関係で今月は「初夏の令嬢グランプリ」という、アンソロジーで描かれてきた読み切りから５作品が掲載されていて、１位の作品はカラーコミック＆ボイスコミック化するという企画がありました。
悪役令嬢転生シリーズとか、冷遇からの逆転シリーズとか、今までちょいちょい掲載されたことはありましたが、それがまとめて出てきた感じになっていました。
アンソロジーは悪役令嬢転生などのテーマが決まっているものなので、展開が結構似てしまったり、偉大な先人がいる作品（ハメフラ、虫かぶり姫、悪の華道など）の系列テーマだったりするとどうしても先人の影がちらついたりして、なかなか個性が出にくいようなイメージがあります。
そんな中、「呪い姫は美しさを追い求める」は結構個性が出ていて面白いな、と感じました。個人的に１位はこの作品だったと思います。
ただ、ベタなことがウケることも往々にしてあったりするので、個人的にはベタすぎてダメだと思った作品が１位になることもあり得るのかな、とも思っています。
結果は９月号とのことなので、自分の予想と照らし合わせたいです。
個人的順位は、
１位・呪い姫は美しさを追い求める
２位・悪役令嬢は無邪気に笑う。
３位・ゲームの強制力に抵抗するのが面倒な悪役令嬢は、好き勝手に生きることにした
です。
では、ここから全作品感想です。
レギュラー連載
Ｌａｎｄｒｅａａｌｌ
ＤＸと六甲が最後に合流したので、これでいくらなんでも助かる流れだよね、とまず思った。
ここからまた別のピンチになる展開はさすがに引っ張り過ぎだと思う。
果たしてどうなるか……
ボクラノキセキ
ベンノが隠密部隊所属だった、という設定が出てきて、これはちょっと後付けに見えてしまうな、と感じた。神託の設定を裏付けるために用意してきたのでは、と。
後半に榎本の前世の掘り下げが始まって、掘り下げがあると思っていなかっただけに、ちょっとビックリした。榎本も思っていたより重要キャラだったらしい。
Ｆａｔｅ／Ｇｒａｎｄ Ｏｒｄｅｒ－ｍｏｒｔａｌｉｓ：ｓｔｅｌｌａ－
今月は最終決戦に向けての前振りのような感じだった。次の戦いで終わるかどうかはまだわからないが。
今回の戦いではかなりページ数を使いそうなので、話が長引いてしまわないかがちょっと心配。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
今月は休載。
彼に依頼してはいけません
今月は新章に向けての予告のみ掲載されていた。
ボーイズグループのメンバー選考会的な話になるらしい。
正確な開始時期が明記されていなかったので、早くて１０月号スタートくらいなのかも。
虫かぶり姫
今月は休載。
マリエル・クララックの婚約
マリエルが救出されて、ひとまず今後どうするのかを考える少休止みたいな話だった。
マリエルとシメオンのイチャイチャを見せつけるための話だったようにも思う。
今回の話が完結するまでもう少しかかりそう。
竜騎士のお気に入り
メリッサが青の王竜の代理親であるがために他国でメリッサの奪い合いが起こる、という話になっていた。
なんやかんやでメリッサが他国に嫁ぐ展開はないと思うのだが、他国に嫁いだところでまた別の国が奪いに来るとかもありそうなので、だったら最初から渡さない一択の選択肢しかないよなぁ、と思ってしまった。
この辺り、上手く見せてほしいところ。
家政魔導士の異世界生活～冒険中の家政婦業承ります！～
順調に帰路についたかと思いきや、手強そうな魔物に襲われるのはお約束。
誰かがそれなりに負傷するものの何とか切り抜ける、ということになりそうだが……果たしてどうなるか。
神クズ☆アイドル
今月は休載。
宝石商リチャード氏の謎鑑定
今月で翡翠編が完結。
アニメよりも大分長尺で描かれていたので、いろいろ展開に説得力があってよかった。
次のアクアマリン編は９月号スタート、とのこと。
花燭の白
白梅の花燭としての能力を調べていこう、という話になっていて、科学的なアプローチをする展開になるとは思っていなかったので、この辺りちょっとビックリした。
実験のせいで白梅が弱っていく、という展開になりそうでもあるので、その辺りの展開にならなければ、と思う。
魔法使いの約束
久しぶりに掲載されていたものの、話としては繋ぎの感じだった。
次回辺り、目的地に着いて何か話が動きそうではあるのだが……
貧乏令嬢の勘違い聖女伝～お金のために努力してたら、王族ハーレムが出来てしまいました！？～
ソフィアが王都に向かうことになり、王子も久しぶりに登場してきた。
王子にも王子なりの事情があったというのはお約束で、大分ソフィアに気持ちが傾いている感じだった。
王族ハーレムがそろそろ誕生しそう、と今月も感じた。
ふつつかな悪女ではございますが～雛宮蝶鼠とりかえ伝～
今月は休載。
ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- side F.P & M+
今月は休載。
こぎつねわらわら 稲荷神のまかない飯いたたぎますっ！
今月は休載。
夏頃連載再開予定。
悪の華道を行きましょう
セレスティーヌのところへマルクが訪ねてくる展開だったが、セレスティーヌの記憶喪失はまだ続いている。
最後に新キャラが出てきたりもしていて、結構長い話になっているな、と今月も感じた。
記憶が戻るまでまだ時間がかかりそう。
金色のコルダ スターライトオーケストラ－ＣＯＭＩＣ－
いろいろ脛に傷ある感じの新メンバー加入が決まったものの、そんなにすんなりうまくは行かない、という感じの含みある終わり方になっていた。
とりあえず、演奏に支障がありそうな怪我はなかったものの、こういう展開自体どうなんだろう、と思ってしまった。
神作家・紫式部のありえない日々
源氏物語・葵の評判が上々という中で彰子サロンを本格的に開いてみよう、という話になっていて、今後話がそういう方向に向かうんだ、というのが見えたのはよかった。
道長の暗殺計画に関しては、また変に超能力で解決する展開にならなければ、と思う。
闇メイドが支配する！
ユピテルの兄が出てきたり、町にゴーストが溢れているのはユピテルのせいというのが出てきたりしていて、やっぱり話が終わろうとしているのかな、と感じた。
これでユピテルと別れる・別れないの話になって、最終的にユピテルが残るということになるのではないかな、と。果たしてどうなるか……
ルーチェと白の契約
今月はコミックス発売記念の宣伝漫画。
これまでの話のまとめみたいな感じになっていたのはよかった。
何時何分地球が何回まわったら
今月から新展開。
花が好きな陰キャの女の子と陽キャグループの女の子の話がスタート。
前世の話も含めて、百合の話なのではないかな、という気がする。
果たしてどうなるか……
悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。（とはいえ、嫌われているのですが）
今月は休載。
ヤンキー漫画に転生したら、何故か総長に餌付けされてます。
今月は今後起きるイベントを知っている、というヤンキー漫画の世界に転生した意味らしきものが出てきていたのはよかったと思う。
ただ、羊花がチヤホヤされる割合がかなり高くなっているようにも感じて、何でそこまでちやほやされる？、という疑問の方を強く感じてしまった。
早めにチヤホヤされる理由を示してほしい。
不定期連載
最遊記 ＲＥＬＯＡＤ ＢＬＡＳＴ
今月もお休み。
舞台に咲け！
今月は休載。
読み切り作品
奪われ続けた令嬢は虹乙女と呼ばれた
初夏の令嬢グランプリ参加作品１作目。
異母妹に婚約者を奪われた令嬢が隣国の王太子に助けられて元婚約者と異母妹を追い落とす話。
わかりやすい勧善懲悪というか、展開的にいろいろ都合がいい部分もあったりして、話がちょっと単純すぎるかな、と思ってしまった。
絵は上手い。
呪い姫は美しさを追い求める
初夏の令嬢グランプリ参加作品２作目。
人々から蛇蝎の如く嫌われるが、生きている限り国が栄える、という呪いをかけられた家系の姫の話。
全参加作品の中で設定に１番説得力があった作品で、１位を選ぶならこの作品だな、と思った。
単純に王子様に助けられるという展開でもなかったし、最終的に１人で自立するという結末がよかった。
師匠！私、婚約破棄されたみたいです！
初夏の令嬢グランプリ参加作品３作目。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したので、追放されたときのために武術で鍛えておこう、と考えた令嬢の話。
最終的に武術の師匠に助けられるという展開で、展開的にちょっと捻りが足りないな、と感じた。
前世で乙女ゲームのＢＧＭを作曲していた、という設定もそこまで活かしきれていなかったように思う。
悪役令嬢は無邪気に笑う。
初夏の令嬢グランプリ参加作品４作目。
乙女ゲームの悪役令嬢が転生者のヒロインと生徒会メンバーに断罪されるイベントが発生するも、全て言い返して最終的に幸せになる、という話。
転生者のヒロインをガッツリ悪役にしていて、どうしてヒロインが断罪イベントを発生させたのかがわかる展開だったのはよかった。
ただ、最後はちょっと都合よくまとめすぎかな、と思った。
ゲームの強制力に抵抗するのが面倒な悪役令嬢は、好き勝手に生きることにした
初夏の令嬢グランプリ参加作品５作目。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したものの、破滅エンドを避けるのが面倒だったので、断罪イベントが起きるまで好きに生きることにした、という話。
断罪イベント後の展開が「虫かぶり姫」に通じるところがあるな、と感じられたのが残念。
また、気が付いたら人脈を築き上げていて何をするでもなく助けられていた、というところまではよかったのだが、最後の国王登場からはちょっと都合がよすぎるように見えてしまった。
次号の期待
新連載に期待したい。
では、さっそく総評です。
面白かったのは、ボクラノキセキ、神作家紫式部のありえない日々、など。
今月は休載が多くてちょっと残念でした。
前述しましたが、今月は休載作品が６作品、宣伝と予告のみが２作品、実質８作品が休載しているという結構異常な状態となっていました。
予め休載予告されていた作品もありますが、調整のためだったとしても多すぎる数で、大丈夫なのかな？、と心配になりました。
その関係で今月は「初夏の令嬢グランプリ」という、アンソロジーで描かれてきた読み切りから５作品が掲載されていて、１位の作品はカラーコミック＆ボイスコミック化するという企画がありました。
悪役令嬢転生シリーズとか、冷遇からの逆転シリーズとか、今までちょいちょい掲載されたことはありましたが、それがまとめて出てきた感じになっていました。
アンソロジーは悪役令嬢転生などのテーマが決まっているものなので、展開が結構似てしまったり、偉大な先人がいる作品（ハメフラ、虫かぶり姫、悪の華道など）の系列テーマだったりするとどうしても先人の影がちらついたりして、なかなか個性が出にくいようなイメージがあります。
そんな中、「呪い姫は美しさを追い求める」は結構個性が出ていて面白いな、と感じました。個人的に１位はこの作品だったと思います。
ただ、ベタなことがウケることも往々にしてあったりするので、個人的にはベタすぎてダメだと思った作品が１位になることもあり得るのかな、とも思っています。
結果は９月号とのことなので、自分の予想と照らし合わせたいです。
個人的順位は、
１位・呪い姫は美しさを追い求める
２位・悪役令嬢は無邪気に笑う。
３位・ゲームの強制力に抵抗するのが面倒な悪役令嬢は、好き勝手に生きることにした
です。
では、ここから全作品感想です。
レギュラー連載
Ｌａｎｄｒｅａａｌｌ
ＤＸと六甲が最後に合流したので、これでいくらなんでも助かる流れだよね、とまず思った。
ここからまた別のピンチになる展開はさすがに引っ張り過ぎだと思う。
果たしてどうなるか……
ボクラノキセキ
ベンノが隠密部隊所属だった、という設定が出てきて、これはちょっと後付けに見えてしまうな、と感じた。神託の設定を裏付けるために用意してきたのでは、と。
後半に榎本の前世の掘り下げが始まって、掘り下げがあると思っていなかっただけに、ちょっとビックリした。榎本も思っていたより重要キャラだったらしい。
Ｆａｔｅ／Ｇｒａｎｄ Ｏｒｄｅｒ－ｍｏｒｔａｌｉｓ：ｓｔｅｌｌａ－
今月は最終決戦に向けての前振りのような感じだった。次の戦いで終わるかどうかはまだわからないが。
今回の戦いではかなりページ数を使いそうなので、話が長引いてしまわないかがちょっと心配。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
今月は休載。
彼に依頼してはいけません
今月は新章に向けての予告のみ掲載されていた。
ボーイズグループのメンバー選考会的な話になるらしい。
正確な開始時期が明記されていなかったので、早くて１０月号スタートくらいなのかも。
虫かぶり姫
今月は休載。
マリエル・クララックの婚約
マリエルが救出されて、ひとまず今後どうするのかを考える少休止みたいな話だった。
マリエルとシメオンのイチャイチャを見せつけるための話だったようにも思う。
今回の話が完結するまでもう少しかかりそう。
竜騎士のお気に入り
メリッサが青の王竜の代理親であるがために他国でメリッサの奪い合いが起こる、という話になっていた。
なんやかんやでメリッサが他国に嫁ぐ展開はないと思うのだが、他国に嫁いだところでまた別の国が奪いに来るとかもありそうなので、だったら最初から渡さない一択の選択肢しかないよなぁ、と思ってしまった。
この辺り、上手く見せてほしいところ。
家政魔導士の異世界生活～冒険中の家政婦業承ります！～
順調に帰路についたかと思いきや、手強そうな魔物に襲われるのはお約束。
誰かがそれなりに負傷するものの何とか切り抜ける、ということになりそうだが……果たしてどうなるか。
神クズ☆アイドル
今月は休載。
宝石商リチャード氏の謎鑑定
今月で翡翠編が完結。
アニメよりも大分長尺で描かれていたので、いろいろ展開に説得力があってよかった。
次のアクアマリン編は９月号スタート、とのこと。
花燭の白
白梅の花燭としての能力を調べていこう、という話になっていて、科学的なアプローチをする展開になるとは思っていなかったので、この辺りちょっとビックリした。
実験のせいで白梅が弱っていく、という展開になりそうでもあるので、その辺りの展開にならなければ、と思う。
魔法使いの約束
久しぶりに掲載されていたものの、話としては繋ぎの感じだった。
次回辺り、目的地に着いて何か話が動きそうではあるのだが……
貧乏令嬢の勘違い聖女伝～お金のために努力してたら、王族ハーレムが出来てしまいました！？～
ソフィアが王都に向かうことになり、王子も久しぶりに登場してきた。
王子にも王子なりの事情があったというのはお約束で、大分ソフィアに気持ちが傾いている感じだった。
王族ハーレムがそろそろ誕生しそう、と今月も感じた。
ふつつかな悪女ではございますが～雛宮蝶鼠とりかえ伝～
今月は休載。
ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- side F.P & M+
今月は休載。
こぎつねわらわら 稲荷神のまかない飯いたたぎますっ！
今月は休載。
夏頃連載再開予定。
悪の華道を行きましょう
セレスティーヌのところへマルクが訪ねてくる展開だったが、セレスティーヌの記憶喪失はまだ続いている。
最後に新キャラが出てきたりもしていて、結構長い話になっているな、と今月も感じた。
記憶が戻るまでまだ時間がかかりそう。
金色のコルダ スターライトオーケストラ－ＣＯＭＩＣ－
いろいろ脛に傷ある感じの新メンバー加入が決まったものの、そんなにすんなりうまくは行かない、という感じの含みある終わり方になっていた。
とりあえず、演奏に支障がありそうな怪我はなかったものの、こういう展開自体どうなんだろう、と思ってしまった。
神作家・紫式部のありえない日々
源氏物語・葵の評判が上々という中で彰子サロンを本格的に開いてみよう、という話になっていて、今後話がそういう方向に向かうんだ、というのが見えたのはよかった。
道長の暗殺計画に関しては、また変に超能力で解決する展開にならなければ、と思う。
闇メイドが支配する！
ユピテルの兄が出てきたり、町にゴーストが溢れているのはユピテルのせいというのが出てきたりしていて、やっぱり話が終わろうとしているのかな、と感じた。
これでユピテルと別れる・別れないの話になって、最終的にユピテルが残るということになるのではないかな、と。果たしてどうなるか……
ルーチェと白の契約
今月はコミックス発売記念の宣伝漫画。
これまでの話のまとめみたいな感じになっていたのはよかった。
何時何分地球が何回まわったら
今月から新展開。
花が好きな陰キャの女の子と陽キャグループの女の子の話がスタート。
前世の話も含めて、百合の話なのではないかな、という気がする。
果たしてどうなるか……
悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。（とはいえ、嫌われているのですが）
今月は休載。
ヤンキー漫画に転生したら、何故か総長に餌付けされてます。
今月は今後起きるイベントを知っている、というヤンキー漫画の世界に転生した意味らしきものが出てきていたのはよかったと思う。
ただ、羊花がチヤホヤされる割合がかなり高くなっているようにも感じて、何でそこまでちやほやされる？、という疑問の方を強く感じてしまった。
早めにチヤホヤされる理由を示してほしい。
不定期連載
最遊記 ＲＥＬＯＡＤ ＢＬＡＳＴ
今月もお休み。
舞台に咲け！
今月は休載。
読み切り作品
奪われ続けた令嬢は虹乙女と呼ばれた
初夏の令嬢グランプリ参加作品１作目。
異母妹に婚約者を奪われた令嬢が隣国の王太子に助けられて元婚約者と異母妹を追い落とす話。
わかりやすい勧善懲悪というか、展開的にいろいろ都合がいい部分もあったりして、話がちょっと単純すぎるかな、と思ってしまった。
絵は上手い。
呪い姫は美しさを追い求める
初夏の令嬢グランプリ参加作品２作目。
人々から蛇蝎の如く嫌われるが、生きている限り国が栄える、という呪いをかけられた家系の姫の話。
全参加作品の中で設定に１番説得力があった作品で、１位を選ぶならこの作品だな、と思った。
単純に王子様に助けられるという展開でもなかったし、最終的に１人で自立するという結末がよかった。
師匠！私、婚約破棄されたみたいです！
初夏の令嬢グランプリ参加作品３作目。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したので、追放されたときのために武術で鍛えておこう、と考えた令嬢の話。
最終的に武術の師匠に助けられるという展開で、展開的にちょっと捻りが足りないな、と感じた。
前世で乙女ゲームのＢＧＭを作曲していた、という設定もそこまで活かしきれていなかったように思う。
悪役令嬢は無邪気に笑う。
初夏の令嬢グランプリ参加作品４作目。
乙女ゲームの悪役令嬢が転生者のヒロインと生徒会メンバーに断罪されるイベントが発生するも、全て言い返して最終的に幸せになる、という話。
転生者のヒロインをガッツリ悪役にしていて、どうしてヒロインが断罪イベントを発生させたのかがわかる展開だったのはよかった。
ただ、最後はちょっと都合よくまとめすぎかな、と思った。
ゲームの強制力に抵抗するのが面倒な悪役令嬢は、好き勝手に生きることにした
初夏の令嬢グランプリ参加作品５作目。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したものの、破滅エンドを避けるのが面倒だったので、断罪イベントが起きるまで好きに生きることにした、という話。
断罪イベント後の展開が「虫かぶり姫」に通じるところがあるな、と感じられたのが残念。
また、気が付いたら人脈を築き上げていて何をするでもなく助けられていた、というところまではよかったのだが、最後の国王登場からはちょっと都合がよすぎるように見えてしまった。
次号の期待
新連載に期待したい。
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