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レイトンミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀・クリア [ゲーム]

「Root Film」をクリアし、「ブレイブリーデフォルト2」の発売まで3週間くらいあるから何か軽めにできるソフトないかな……と思ったいたところで、そういえば数年前に夫がクリアしたら貸してくれると言っていたレイトンがあったな、と本作のことを思い出しました。
夫は既に投げ出していたソフトだったのですんなり貸してくれたというのもあり、いい機会だと思ってプレイしてみました。
ちなみに、3DS版です。

それでプレイし始めてみたのですが、私はゲームの前にアニメを全話視聴済みだったので、ストーリーがほぼわかっている状態でプレイすることになってしまって、それはちょっと失敗だったかな、と感じました。
今までのレイトンシリーズは壮大な1つの話を少しずつ解明しながら進んでいく作りだったのが、本作は12の別々のエピソードを細かく進めていく作りになっていたので、アニメが壮大なネタバレになった……という感じはなかったものの、やっぱり話が既に分かっているというのは、ゲームがつまらなく感じてしまう要素の1つでした。

システムはこれまでのシリーズと同様、謎解きをしつつストーリーを進めていく形でした。
レイトンと言えば謎解き、というシリーズ名物となっているわけですが、これまで謎解きの監修をしていた多胡さんが亡くなってしまったことで、本作から謎解き監修が変更になっていました。
それで感じたのは、やはり多胡さんは偉大だったのだな、ということ。
全体的な難易度バランスは悪くないと思うのですが、何問か英単語など一定の知識があることを前提とした問題があって、小学生とかだと解けない問題では?、というものがありました。
別に小学生でも解けるよっていうのを謳っているわけではないですが、これは今までのシリーズでは感じたことがなかったので、多胡さんは多分そういうところはちゃんと省いていたのだろうな、と感じました。
何かを知っている前提の謎解きって謎解きではないと思うので、そこは結構気になりました。
問題数自体、本編で185問、日刊ナゾ通信で480問あるので、問題数としては十分だったのですが。

声優さんは本作から新シリーズということで新たな俳優さんたちがメインキャラの担当していたわけですが……それなりに聞けたのが、シャーロとアスポワロのみ、カトリー、ノア、ジェラルディンはかなりの棒読みで聞くのがかなりきつい感じでした。
シリーズを重ねていけばおそらくこれまでのシリーズ同様上手くなっていくのでしょうが、やっぱり1作目ということで厳しかったのかな、と。
アニメではこの辺りの声優さんは総替えしていてみんな上手い人ばかりだったというのもあり、余計棒読みに聞こえたというのもありました。

では、ここからネタバレありの感想です。
なお、アニメ版のネタバレもあるので気を付けてください。

アニメで一通り話を知っていたというのもあり、最後の方はサプライズで大泉洋さんがレイトンの声をやっているレイトンが出てくるのだろうなぁ……というのを期待しつつプレイしていました。
そうしたら、レイトンが行方不明で、カトリーと血の繋がりはなく、カトリーはそもそもレイトンを探すために探偵事務所を作ったというのがわかるだけで、まさかの登場無しでした。
ついでにレイトンの本当の息子である兄についてチラッと触れられていただけで、完全に次回作へレイトンを丸投げしている状態でした。

で、アニメではレイトンが行方不明になった理由から再会までが描かれていたので、これはもう続編出ないじゃん、というのが明らかになってしまった感じがしました。
アニメの内容を再びゲームにするとも思えませんし、レイトンが帰ってきた状態で新たなストーリーを……というのもないのではないかな、と。
スイッチでバージョンアップ版が発売されたものの、現時点で続編情報がないですし。
ゲームだけプレイしてアニメを見ていない人には内容的にかなり中途半端になるので、そこは作りとしてちょっと残念な感じがしました。
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