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Gファンタジー・2月号感想 [スクエニ]

本日はGファンタジーの感想を書きました。

ここ2年、くらいわりとアニメやドラマを録画で見るようになりました。
使っているレコーダーは3番組同時録画ができるので、今まで時間が被って何かの録画を諦めなければいけないということはなく、今期も金曜日がやや危なかったもののどうにか録画予約が出来ていました。
しかし……その危なかった金曜日で先に放送が始まった番組が延長して別の録画が開始できなくて、「弱キャラ友崎くん」の2話が録画できませんでした。
その延長していた番組は特定の企画のときだけ見るバラエティ番組で、録画されていなくても問題なかった番組だっただけに余計ガックリ来ました。
もしも録画が被ったときに優先順位を付けるとかできたらいいのに。


では、Gファンタジーの総評です。
面白かったのは、黒執事、紅い霧の中から、その恋は苺のように、など。
今月も割と面白く読めました。

来月で「魔法女子学園の助っ人教師」が最終回、とのこと。
原作はまだ続いているので、これ以上の人気やメディアミックスが望めないからここで終わっておこう、ということなのかな、と思います。コミックス全2巻が最初の打ち切りの壁ですが、その次は全4~5巻の壁があって、それ以上続いたらもうそこからは円満終了かエンドレスまで行けるという感じなので、第2の壁が越えられなかった、というところでしょうか。
原作を読んでいないので何とも言えない部分はありますが、ルウの婚約者が増えまくって何やかんや何時もルウが解決していく展開は正直ワンパターンだと思っていましたし、絵が万人受けするものではないので、この辺りが終わり時で間違ってはいないだろうな、とは思います。
キリよく終わってくれれば、と思います。

今月からの新連載「そらに陽だまり」。
双子の妹と違う高校に行ったものの、男に襲われたことがトラウマになって引きこもっていた女の子が、妹の身代わりで高校に通って新たな一歩を踏み出す、という話でした。
別々の学校に通っている双子が入替って登校する、という設定の話は連載から読み切りまでそこそこ存在する設定なので、この作品もそれの亜流の1つだなぁ、と読み始めたときは感じました。それで一通り読んでみた後はというと、入れ替わりの話を描きたいから無理矢理設定を作りました、みたいな印象を受けました。
割と自由が利く入れ替わりをするにはどうしたらいいか→双子の片方を不登校にすればいい、みたいな流れが見えるというか、全体的に浅いなぁ、と。
というのも、トラウマで数ヶ月不登校になっている状態なのに妹に頼まれたくらいで別の学校に登校できるものか疑問ですし、いずれ両親バレするだろうにその時はどうするのか全く考えていないように見えますし、不登校を克服したいなら妹の高校に行くよりもフリースクールに行ってみるとかの方がよっぽど現実的ですし……
ただでさえ学園物としてのジャンル被りで厳しいのに、これでは先行きがすごく心配です。
唯一、絵が安定していて上手いのが救いでしょうか。


「ホリミヤ」のアニメはひとまず1話を見ました。
OPだけでなく作中も結構ヌルヌル動いている印象で、かなりお金かかっているのでは?、と感じました。作画崩壊しているとか止め絵ばっかりとかのアニメがそれなりにある中で、これは結構凄いのでは、と。
コミックスを買っていないので、1話でどれくらい話が進んだのかとかはあまりわからなかったのですが、そこまで話が超速で進んでいるとも感じなかったので、わりと良アニメになりそうな気がします。
原作ストックは山ほどありますから、どうとでもなるかな、とも思いますし。

「スケートリーディング☆スターズ」も1話を見ました。
アニメはコミカライズ版よりも枢さんの雰囲気が薄めになっていて、言われないと枢さんがキャラデザ原案だとはわからないくらいでした。
スケートのノービスの演技に関してはあまりよくないな……と思ったものの、今月の本誌でも描かれていたエキシビションの演技はそこまで悪くはないかなぁ、という印象でした。ただ、やはり作品的には団体で滑るシーンがどう描かれているかにかかっていると思うので、この作品が後々どう評価されるかはやはりそのシーンが放送されたからだと思っています。なので、少なくともそこまでは見てみる予定です。

では、ここから全作品感想です。
新連載

そらに陽だまり
双子の妹と違う高校に行ったものの、男に襲われたことがトラウマになって引きこもっていた女の子が、妹の身代わりで高校に通って新たな一歩を踏み出す、という話。
双子が違う学校に通っていて、たまに入替って別の学校に行く、という話は割とよくある設定で、それをちょっとだけアレンジしたような話だな、とまず感じた。ただ、一通り読んでみると、設定をアレンジしたというより、双子の入れ替わりを描きたいからこういう設定を作った、という風に見えてしまって、全体的に浅いな、と思ってしまった。
トラウマで数ヶ月引きこもったにしては、双子の妹に頼まれてサクッと妹の代わりに登校するとか、展開的にいろいろと都合がよすぎるのも気になった。いつまでも両親にバレないわけでもないと思うし……
学園物の作品は本誌にも多いので、ジャンル被りも結構痛い。
唯一、絵は安定していてかわいいので問題はないと思う。
これは先行きがすごく心配。

レギュラー連載

黒執事
バルドが入った療養施設はナイチンゲールの医療を手本にしているということで、時代背景が上手く利用されていていいな、と感じた。
現時点で施設に悪いところは見当たらないので、ここから探っていくとなると……結構時間がかかりそうな気がする。
次回以降の展開に期待したい。

君と僕。
現在、長期休載中。

ホリミヤ
もうすぐ卒業式、というところまで時間が進んだ。
これまで全く時間が進まなかったのは、コンセプトカフェとかアニメとかドラマ企画があったせいで進めるに進められなかったんだな、というのが改めて分かった。
大学受験をするような学校でなくても、この時期になれば進路の話とか出ていてもおかしくはないのに、その辺り一切触れられていないのはちょっと気になる。
このまま一気に最終回になる流れかも。

王室教師ハイネ
スピーチをするに当たって4人の王子たちがそれぞれ行き詰ってしまう話。
冒頭で本番まであと3週間ということだったので、これは本番まで2~3話かかるパターンかな……と思いきや、次回本番ということで、ここで足踏み展開が入らなくてよかった。
スピーチ本番に期待したい。

デュラララ!! RE;ダラーズ編
今月もまだつなぎの展開かな、という感じ。
割と久しぶりに帝人が出てきたりしたので、いろんなところで少しずつ時間が経過しているというのがわかったのはよかった。

妖怪学校の先生はじめました!
今回の話のメインは入道だけかと思っていたら、次回は歌川の過去を掘り下げるようで、思っていた以上に大きな話になっているな、と感じた。
歌川が死んだかも?というシーンは、妖怪は早々死なないだろうな、と思っていたので、そこまで驚かなかった。

地縛少年 花子くん
怪異の世界に行くために、とりあえず七不思議の誰かと関係があった場所なり人なりを探そう、という展開。
そこから三葉の母親が出てきて、三葉が生前どんな感じだったのか、というのが少しわかった。お墓参りに行ったら母親と出会った、というのはちょっと都合のいい感じもしたが……
少しずつ話が進んでいるので、次回にも期待したい。

白石君の動級生
今月も休載。

魔法女子学園の助っ人教師
なんと次回で最終回、とのこと。
原作はまだ続いているので、これ以上の人気とかメディアミックスが望めないから話の区切りのいいところで終わっておく、というパターンなのかな、と思う。コミックス全2巻の壁の次にある全4~5巻の壁を越えられなかったか。
そこまで人気が出なかったのは、絵がそこまで万人受けしないからかな、という気がする。

アラフォー男の異世界通販生活
今月は全体的に繋ぎの展開。
掘った原石を換金したり、街の人と交流したり。
次の山場はもう少し先になるのかも。

鶴野くんは恩返しができない
今月も休載。
これはこのまま立ち消えがあるかもしれない。

僕はお猫様の下僕です。
ルーニャ関連の話はどうも今回で解決してしまった感じ。振りの割にアッサリ終わった感じがする。
鳥居によじ登るのは、マナーとか云々というより罰当たり的なところがあるので、そこは表現を変えた方がよかったかも。
話が終わりそうな雰囲気があるが、果たしてどうなるか。

その恋はいちごのように
今月からコミックス未収録分に突入。私はコミックス派なのでここから未読。
海に行って薫子と敦がいい感じになる話で、これまでの前振りもあるので、この辺りでくっつくのもいいタイミングかもしれない。
次回にも期待したい。

魔法科高校の劣等生 四葉継承編
思っていたよりも早く四葉家に到着したけどこれからどうするのかな、と思っていたら、達也の出生に関する話が始まった。
ここから数回は達也の過去の話になる気がする。この辺りがこの話の山場かも。

帰還した勇者の後日譚
今月も休載。
ただ、来月に掲載予告があるので、来月連再開すると思われる。

メイデーア転生物語 この世で一番悪い魔女
これまで前世の話があまり絡んでこなかったので、異世界転生っぽくないなと思っていたら、ここにきて前世のライバルが救世主として同じ世界に転送されてくるという展開になって、ここでようやく本編開始か、と思った。
ここからがこの作品の本領を発揮する部分だと思うので、次回は特に注目したい。

兎角ノ兄弟
容疑者として捕まったものの、主人公組が割とあっさり解放されてしまって、この辺りはちょっと茶番に見えてしまった。
犯人は最後に特定されたので、次回は謎解きになりそう。

魔法科高校の劣等生 師族会議編
新しく十師族が選定されたところでテロが起こるという展開で、話として最初の山場が来たな、という感じがした。十師族も数が多いので、誰かしら死んでいる展開もあるのかな、といろいろ期待。
次回が楽しみ。

ただ幸せな異世界家族生活~転生して今度こそ幸せに暮らします~
今月は炭を作って冬でも自由にお湯が使えるようになる話。
一般人が知識として炭の作り方を知っているっていうのも珍しいな、と思うものの、この辺りはあまり気にしてはいけないのかもしれない。現代の知識を異世界でどう使うかはいろんな作者の間で早い者勝ちみたいなものになっていると思うので。

東京エイリアンズ
晃がこの後成長して過去にさかのぼって天空橋を助けることになる、というのが明らかになって、割と物語後半で分かりそうな設定が早々に出てきたな、と感じた。
過去や未来を変えるとタイムパラドックスが起こってしまうので、その辺りどうするのか注目したい。

紅い霧の中から
今月はイヴァンの過去がメイン。
なぜ金に執着するようになったのか、どうやってミッドウィンターのところに来たのか、などが明らかになった。
父親に捨てられても父親を信じるイヴァンは割といいな、と思えた。
次回にも期待したい。

君と一緒じゃままならない
今月は久瀬がちょっと嫉妬する話。
これまでは奈見さんが久瀬の前でドジをする話ばかりだったので、ちょっと目先が変わった感じになっていたのはよかった。

めざせ豪華客船!!~船召喚スキルで異世界リッチライフを手に入れろ~
この作品も異世界スローライフ作品になるのかと思っていたら、世界の髪からもっと冒険しろと焚き付けられる展開になって、単純なスローライフ話にならない感じになっていたのはよかった。
話も割とサクサク進んでいるので、割といい感じだと思う。

スケートリーディング☆スターズ
連載2回目で、2話掲載。今月掲載分でアニメ1話終了部分まで話は進んだ。
スケートシーンのジャンプはまだいいのだが、他の技はまるで動いているように見えないのが今回も残念。効果線を入れていないのはわざとなのか……
スケートシーンがそこまで多くないのが救いか。

読み切り作品

バケモノヅクシ
スクウェア・エニックスマンガ大賞・入選作品。
日本で暮らす妖怪たちが自分の存在を忘れられないようにネットでバズったりして話題になろうとする話。
個性的なのに既に安定している絵柄、キャラの立ち方などは応募作とは思えないくらい上手かった。
ただ、話が起承転結ではなく起承結で終わってしまっている感じで、前振りが長い上に山場がなかったように見えて残念。これでしっかり起承転結の話が描けていたら大賞を取ってもおかしくなかったと思う。
話作りの力がつけば後々伸びる気がする。

PLEASE KISS ME
研究所から逃げ出したロボットとそれをかくまう男の子の話。
いい意味でも悪い意味でも意識高い系の漫画、という印象。
面白い作品を描いてあげているというか、読んでいると作者に見下されているような気分になってしまうのは残念。ただ、合う人にはこういう作品が読みたかったんだよ、という気持ちにさせてくれる作品でもあると思う。私には合わなかったが。
キャラばかりが目立っていて、全体的に背景が白いのも気になってしまった。

来月の期待
「魔法女子学園の助っ人教師」の最終回に注目したい。
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