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秋アニメ・ドラマ総評 [日常]

あけましておめでとうございます


今年もよろしくお願いします。
年末年始は帰省もせず、初詣も近所の小さい神社で済ませ、ほぼ家に籠っていました。
毎年恒例だった近くに住んでいる親戚との新年会もやらず、ちょっとだけ顔を出してお年玉とお年賀を交換したとか、そんなレベルでした。
来年は新年会などなどできるといいのですが……

それでは、今期も備忘録を兼ねて視聴していたアニメ・ドラマの感想を書いていきます。

秋アニメ

無能なナナ
今期のアニメの中では1番毎週の放送が楽しみな作品でした。
話としては島を出るくらいまでやるのではないかと思っていたのですが、思っていた以上に丁寧に原作を映像化していて、原作4巻までしか進みませんでした。
みちるが〇〇ところで終わっていたので、凄まじく中途半端な終わりだったというのもあり、これはぜひとも続編が欲しいところなのですが……DVDが売れていないようなので厳しいのかも。
続編が既に決まっているなら最後にそういう情報が出てもおかしくないですが、出なかったですし。
アニメから入って先が気になってコミックスを買ったという感想をいくつか見かけたので、原作が爆売れしたら続編あるかもですが。
ちなみに、鶴岡の声を藤原啓治さんが演じていたのにはビックリしました。1年くらい前にはもう収録が終わっていたということなので、かなり前から作られていたのだなぁ、と。全体的に丁寧に作られているな、と感じたのはそのせいなのかもしれません。

魔法科高校の劣等生 来訪者編
アニメ版を見るのはこれが初めてではあるものの、コミックス版を読んでいるのでついて行けるだろうと思って見てみました。
来訪者編としては10話で終わって、その後オリジナル展開に入ったのにはちょっとビックリしましたが、話を変に端折ってるようなところもなかったので、これはこれでよかったと思います。
作り方としては完全に続編を意識している感じだったので、今後も続編が作られるような気がしました。
特に不満点もなく、出来のいい作品だったように思います。

A3! AUTMN&WINTER
一応一期は全て見たので、最後まで見ようと思って見てみました。
一期のときよりも作画は安定した感じはあったのですが、終始不安になる絵だったり動画だったりして、出来栄えとしてはかなり悪く感じました。
一期はOPとEDだけはよかった印象でしたが、今期はOPもEDもいまひとつで……ただ、本編の出来は一期ほど悪くはない、という印象でした。
話はコミックス版とほぼ同じで可もなく不可もなく、でした。

ヒプノシスマイク
ゼロサムでコミックス版を読んでいたので、ひとまず見てみようと思って見てみました。
ラップバトル部分が全て文字で表示されていたので、歌詞が聞き取りにくくてもどうにかなるとか、それはそれで結構絵が動いて見えるのはいいと思いました。
同じ女性ターゲットアニメでも作画は「A3!」と比べ物にならないレベルできれいで、全編通して割と楽しく見られました。最終話の全員でのラップシーンで3DCGを使っているところとか、力の入ったところがあったのもよかったですし。
話はコミックス版と少し違っていたりもしましたが、これはこれで楽しめました。

ひぐらしのなく頃に 業
リメイクかと思いきや新作だったということで、3話目くらいからは結構テンション高く見ていたものの、結末がちょっと変更されているだけで大筋は同じ流れなところはちょっと残念でした。
ただ、「鬼騙し」「綿騙し」「祟騙し」の後が「猫騙し」とのことなので、ここからが本番なのかもしれません。最後まで見ていく予定です。

呪術廻戦
コミックスは買っていないものの、アニメは見てみようと思って見始めました。
特筆してどこがいいというところはなかったのですが、全体的に見て出来のいい作品だなぁ、と感じました。
声優さんもしっかりいい仕事をしていますし、それなりに絵も動いてアクションシーンとか見応えありますし。二期も引き続き見ていく予定です。

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい
「呪術廻戦」を録画していると一緒に録画されてしまうのでついでに見ていたのですが、3分アニメでもこれが結構面白かったです。
犬と猫の生態の違いとか、飼い主に対する態度の違いとか、見ていて素直に楽しめる作品でした。
「呪術廻戦」よりもむしろこの作品の方が好きなくらいでした。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険
昔TBSで放送されていたアニメはリアルタイムで見ていてそこからコミックスを集め始めたりしたのですが、残念ながらそちらのアニメは途中で終わってしまって(バランと戦う辺りまで)残念だったので、改めて最初からアニメ化するということで見てみることにしました。
完結済みの作品の再アニメ化というと、「封神演義」とか「魔法陣グルグル」みたいに超速で話が進むのを警戒していたのですが、こちらはキッチリ最初から丁寧にアニメ化されていてホッとしました。
1話でいきなりアバンが死ぬくらいまで話が進むんじゃないかと思っていたのですが、偽勇者の話をキッチリ描いていたので、そこで安心できました。
今後も続けて見ていく予定です。
キャラデザも原作準拠ですし、声優さんは一新されましたが全員上手いですし、その辺り安心して見ていられます。

池袋ウエストゲートパーク
ドラマは見ていなかったのですが、ドラマ化したりアニメ化するくらい面白い原作なのだろうから見ても損はないのでは?、と思って見てみました。
池袋で起こる若者たちの事件を主人公が解決していく話で、技能実習生の話とか動画配信者の話とか、ちゃんと現代の話を扱っていたところはいいと思ったものの、そこまでキャラに個性を感じられなくて、全体的な出来としては微妙でした。主人公とかキングとかにもっとカリスマ性を感じられたらよかったのですが……
7話でドラマの主題歌が流れたり最終話に窪塚洋介さんが出てきたり、ドラマ版へのリスペクトはかなり感じました。
絵も安定していて声優さんたちも上手かったですが、あまり印象には残りませんでした。

神様になった日
麻枝准さんが原作・脚本のオリジナルアニメということで見てみました。
9話くらいまでの日常の話は結構面白かったのですが、その後の展開はちょっと……
序盤のキャラ同士の掛け合いとかはテンポが良くて面白くて、今期一の当たりアニメだと思っていたのですが、ひなを助けに療養施設に行った後の陽太暴走→ひな怯えるのループは見ていて結構きつかったです。
ハッピーエンドで終わったものの、「AIR」のハッピーエンド版みたいだなぁ、という印象で、そこまでの感動はなかったです。
絵は安定していてよかったですし、声優さんも有名どころを使っていたので、その辺りは安心して見ていられました。


秋ドラマ

DIVER-特殊潜入班-
秘密裏に編成された潜入捜査を行う警察の特別な組織の話。
特殊詐欺グループとか連続して自殺者を出している大学サークルなどに潜入して最終的に組織をつぶしていく流れは、素直にスカッとして面白かったです。
全体的にバイオレンス寄りの演出で話の雰囲気が暗かったのは個人的にはちょっと合わなかったですが。
全5話と短めの話で、本来ならもっと中盤に伏線を張ってからラストエピソードに入るべきところを、登場人物の紹介が一通り終わったらもうラストエピソードという感じで、中盤がごっそり抜けていた感じがしたのは残念でした。その辺りじっくり描いてほしかったです。

キワドい2人-K2-池袋署刑事課 神崎・黒木
異母兄弟の刑事2人が協力して事件を解決していく話。
池袋が舞台ではあるものの、単純に池袋でロケをしているだけで、池袋らしさを全く感じられなかったのは残念でした。
この作品も全6話と短めで、登場人物の紹介が終わったと思ったらラストエピソード、という感じでした。
今作のヒロインについては、役に立つことはあるものの基本的に邪魔というか余計なことしかしないヒロインという印象で、見ていてイライラすることが多かったのは残念でした。女優さんにイライラするというより脚本にイライラする感じですが。
主演の田中圭さんが普段はちゃらんぽらんだけど推理力は高いという演技は結構上手くて好きでした。

ルパンの娘
昨年放送されたドラマの続編。
話は前作の最終回直後から始まったものの、最初の2話くらいで娘が生まれて8歳になるまで一気に話が進んで、娘に泥棒一家だとバレないように暮らしていくのに苦労する、というのがメインな展開でした。それにLの一族を狙う探偵も出てきて……という感じ。
毎回毎回笑える要素があって基本的に楽しく見られたのですが、前作の方がもっと笑えていたような……と少しパワーダウンしたように感じました。各キャラを立たせるとかやる事はキッチリやっているので、多分これはマンネリからくるものだと思うのですが……
また、続編放送当初から映画化前提だったようで、話が映画に続くように謎を残して終わっていたのは残念でした。

記憶捜査2
退職直前の事件で車椅子生活になった元刑事が、再雇用された警察で事務仕事をしつつ過去と現在の新宿を比べて事件を解決していく話の続編。
やっていることは基本的に前作と同じでしたが、過去と現在の新宿の違いとか、新宿という土地柄を活かした話をキッチリ毎回やってきたのはすごく好きでした。こういう要素が「キワドイ2人」にもあればな、と思ったりも。
最初から怪しそうだった人が結局怪しくなかったというのはお約束でしたが。
毎回最後に次の事件をチラ見セする形を取っていて、続きが気になる展開にしているのはわかるものの、1話完結でキッチリ終わってくれた方がいいのにな、とは思っています。

監察医朝顔
警察官の父親と監察医の娘が協力して事件を解決していく話の続編。
今作は2クールやるという力の入れようで、話も1話完結というより大きな流れの中でいくつも事件が起きている、という感じになっていました。
事件の解決よりも日常の方が見所があるのは前作と同様でしたが、1クール目の終盤以降家族がバラバラの場所で暮らすようになっているので、全員が揃っている日常シーンがしばらく見られないのは少し残念でした。
起きた事件の全部が全部解決するわけではないところ、決定的な証拠をつかんでから事件を解決するまでがごっそりカットされているところなど、これはこれでいいと思っています。
2クール目も引き続き見ていこうと思っています。

タリオ 復讐代行の2人
弁護士資格はあるものの弁護士事務所をクビになった女性と詐欺師が復讐代行を請け負う話。
序盤は復讐を完遂してスカッとするものの、中盤以降で復讐に意味があるのか?これは正しい復讐なのか?などと悩むところはちょっとベタな感じで残念でした。
主人公側が終盤間際までピンチで最後の数分で逆転することが多いのですが、逆転して視聴者の気分がいい時間がちょっと短めなことが多かったのは残念でした。
推理するときに忍者っぽい動きが入るのですが、それに意味はあったものの、個人的にあまり好きではなかったです。

24JAPAN
リアルタイムで話が進み、事件が起きてから解決するまでの24時間を描いたアメリカドラマの日本版。
アメリカのドラマを見ていないので、予備知識としては「リアルタイムで話が進む」という部分のみで見始めました。
版権を持っているアメリカの会社との契約でガッチガチにストーリーが固められているせいで日本らしいアレンジがほとんどできない、というにしても結構酷い内容で、途中脱落しようかどうか迷っているレベルです。
架空のテロ対策組織があって日本初の女性総理の暗殺が行われようとしているのを阻止する、というところまではいいのですが、頻繁に銃撃戦が起こったり、犯罪組織の人間が全員銃を携帯していたり、スナイパーによる狙撃があったり、そもそもパーティに潜入するためのIDを手に入れるために飛行機を墜落させるとかがあったりして、これ本当に日本かな?、と。
3話目くらいからは、日本っぽい別の国の話として見るようにしています。そうしないとすぐにでも脱落してしまいそうで。
主役が脳筋キャラで、30代くらいの俳優さんならまだしも唐沢寿明さんなので、その年齢ならもっと落ち着いてよ、と思ってしまったりも。
ただ、どんなに出来が悪くても24話までやらないといけないというジレンマがあるので、視聴者としても結末はどうにか見届けたいな、とは思っています。

危険なビーナス
東野圭吾さんが原作で、大富豪の隠された遺産とそれに関わる殺人事件の謎を追う話ということで、ミステリートしての初期設定は王道だけど面白そうだな、と思って見てみました。
小説1冊分を1クールに引き延ばしているせいで、話の進むペースは原作は知らないもののものすごくスローだな、と感じました。
最後に真相がわかるところはなるほどなと思う一方で、それなりに知名度のある俳優さんを使っているのに中盤ほぼ出番がなかったせいで、真犯人については中盤でおおよそ見当がついてしまったのが少し残念でした。
主人公の妄想シーンについても、2~3回目くらいから「これは妄想だろうな」というのがわかってしまって、毎回そのシーンは出てくる度にテンションが下がりました。
このドラマこそ全5話くらいでよかったかも、と思わないでもなく。

極主夫道
元極道が主夫をやっているという漫画が原作のドラマ。
原作は1巻だけ読んだことがあるのですが、ドラマ化に当たってオリキャラと思われるキャラが大量に導入されていて、主人公もなぜか子持ちだったりして、その辺りの違和感は結構強かったです。
まぁ、原作の内容をそのままドラマ化したらすぐにストックが尽きてしまう感じですし、キャラを増やさないと連ドラとして成立しないので仕方ないところはあると思うのですが……
くだらないことを大真面目にやる系の笑いを目指していた雰囲気はありましたが、そこまで笑える部分もなく、空回りしていた感じが強かったです。
笑いに関しては「ルパンの娘」が頭一つ抜けていました。
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セネス・クロフォード

謹賀新年&お久しぶりです。秋アニメは「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」(https://www.lovelive-anime.jp/nijigasaki/story.php)のみをネット配信で見てました。ちなみにラブライブ!シリーズのアニメを見たのはこの虹ヶ咲が初めてでした。
by セネス・クロフォード (2021-01-07 15:17) 

minerva

お久しぶりです。

アニメやドラマを見る・見ないは、原作を知っているのはとりあえず見て、他はあらすじを見て面白そうなら見てみるようにしています。
ただ、アニメだとアイドルもの、ドラマだと恋愛ものはあまり肌に合わない感じがしてそこまで積極的に見ていません。
それで話題作を逃してしまうのもよくあるのですが……
ラブライブ!も私の中ではそんな感じでした。
by minerva (2021-01-14 11:25) 

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